良い人※作成中
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「⚫︎⚫︎先輩、誕生日おめでとうございます!」
正面で深々と頭を下げている彼は、今年に入り任務を共にする事が多かった後輩だ。
両手で丁寧に包装された個包を差し出している。
「ありがとう。でも受け取れないよ…」
流れから察するに、誕生日プレゼントなのだろう。
贈り物を貰うほど親しくはない。
⚫︎⚫︎は困り顔で返した。
「そんな事言わないで下さい!」
突き付けられた包みと彼を交互に見る。
「あの、好きになってもらおうとかじゃなくて…!いや、でもオレは好きなんですけど…」
「………」
しどろもどろになりながら、一所懸命伝えようとしていた。
黙って聞いていたが、その気持ちには応えられそうもない。
せめて好意と包みだけ受け取らせてもらう事にした。
「ありがとう」
微笑む⚫︎⚫︎に後輩の顔が綻んだ。
「良かったです!また任務で!」
分かり易い感情を詰め込んだ背中を、⚫︎⚫︎は申し訳ない気持ちで見つめる。
この後の事を考えると億劫だったからだ。
(何かお返ししなきゃだよね…)
色々と調べる手間を考えると、自然と溜め息が漏れた。
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