豆まき注意報
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「ハッ…!先生達どうなったんだってばよ?」
無意識のうちに垂れたヨダレを手で拭う。
ナルトは慌てて二人の姿を探した。
視線を忙しなく動かせば、少し離れた所で顔を付き合わせる二人を見つける。
「…⚫︎⚫︎だって薄々気づいてるでしょ?オレの気持ち」
「………」
「夜は家においで」
「嫌……」
「あのねぇ…負けたんだから拒否権は無いでしょ?」
「行って何するのよ…夕飯でも作らせる気?」
「⚫︎⚫︎の手料理もいいけど、それよりさ…」
カカシが微笑む。
「鈍ってるそのカラダ、特別メニューで特訓してあげる」
「っ……!」
真っ赤になった顔を見て、ナルトが騒ぎ出す。
「あー!カカシ先生!エッチなこと言ったんだってばよ!」
「何ナルト。起きてたの?…子どもは早く帰んなさい」
シッシッと追い払う仕草をした。
「今のこと皆んなに言ってやろーっと!」
ニシシと笑うナルトをカカシは見つめる。
「そんな事言えば、⚫︎⚫︎センセーが困るだけだと思うけど…?」
⚫︎⚫︎の頭を片手で拘束すると、濃厚なキスをする。
「んっ……!」
驚いた⚫︎⚫︎が離れようとするが、後頭部を支える手が外れない。
苦しさにドンドンと胸をいた。
やっと離れたかと思えば、二人の間を糸がいらやしく結ぶ。
「ごめんね、魔が差した」
「ナルトの前でっ…!!」
⚫︎⚫︎が口元を急いで押さえる。
「あぁ…そうだナルト。どうせ言うなら、オレたちが付き合い出した事も言っておいて」
揶揄うナルトを逆手に取った。
「ねぇ!付き合うなんて私一言も…!」
「何⚫︎⚫︎。セフレがいいの?」
「そう言う事じゃっ…」
「そう聞こえるけど?」
⚫︎⚫︎は混乱していく。
「このままじゃ逃げられそうだな…。ナルト、この後は自習って言っておいて」
⚫︎⚫︎を肩に担ぐとナルトに告げる。
「えっ…カカシ先生どこ行くんだってばよ!」
「ガキにはナイショ」
「ちょっとカカシっ…!」
あっという間にナルトから遠ざかっていく。
「⚫︎⚫︎、なんで豆まきするか知ってる?」
「魔を滅するからでしょ……」
「さすが先生。早くオレの魔を祓わないと、どんどん魔が差しちゃうから気をつけて」
どうやって祓ってもらおうかなーと、嬉しそうに呟く。
「………」
絶句しながら力を抜けば、カカシの足元が視界に入る。
「ねぇカカシ…さっきどれくらい全力だった?」
「んー?そうだなぁ…」
「………」
「暗部の時くらいかな」
サラリと言い切るその言葉は、冗談ではないのかもしれない。
⚫︎⚫︎は黙って靴を見つめる。
自分より泥にまみれた靴が静かに愛を物語っていた。
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