豆まき注意報
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(しつこいっ…!)
あと何分だろうか。
時計を見る余裕すらない。
カカシはスタートしてから執拗に⚫︎⚫︎を追う。
子ども達がいる方へカカシを誘導しながら巻き添えをくらわせているが、そうでもしなければ本当に私しか狙わない気だろう。
「⚫︎⚫︎先生ー。身体なまってるんじゃないの?」
カカシは余裕の表情だ。
(冗談じゃない…!)
頼む相手を間違えた。
「これ、授業の一環なんだけど!」
後方にいるカカシに叫ぶ。
「師の背中を見せるのも学びでしょう?」
「子ども達誰もついて来られないじゃないっ」
「ハハハッ」
…何を考えているのか。
静かになった周囲の様子からして、巻き込めた生徒は2/3程度か。
前方にナルトの姿が見えた。
真っ直ぐ突っ込み話しかける。
「げっ…!来るなってばよ!」
「ナルト!あと何分!?」
「えっと…あ、あと2分!」
「ありがと!」
「いだッ!!」
ナルトのおでこに豆が当たったようだ。
後頭部から勢いよく倒れる姿を痛ましく思いながら、⚫︎⚫︎は立ち止まる。
カカシへ振り向いた。
「カカシ…もう鬼ごっこは十分…」
数十メートル離れた距離でカカシが止まる。
「あと2分、私も全力で行くわ」
「…久方ぶりの手合わせなんて、嬉しいじゃないの」
カカシはニッコリと笑う。
(どうなるんだってばよ……)
意識が遠のきながらナルトは思う。
二人のやりとりを再び聞けたのは、意識が戻った3分後だった。
