幸せにならないで
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翌日には会議の内容が里中に広がった。
渦潮の里から火影の妻になるくノ一がやって来ると。
急いでオレは⚫︎⚫︎の家を訪れた。
目が合ってすぐ恋人は言う。
「今までありがとう、柱間」
「………」
「今日で最後にしよう」
穏やかに、芯のある声で言い切る。
「⚫︎⚫︎……」
「大丈夫。柱間が火影になってからは、こんな日も来るんじゃないかと思ってたの」
「まだ何か手立てがっ「柱間。その選択は無いよ」
オレの言葉を遮るように⚫︎⚫︎は言う。
「そんな事っ……」
「知ってるよ、貴方の事だもの」
オレの思いを見透かすように⚫︎⚫︎は続ける。
「大丈夫。柱間の奥さんになる人だもの、きっと素敵な人だよ」
そう言って優しく笑った。
「さぁ、もう話す事はないから」
そっとオレの身体を押して玄関へと導く。
「元気でね、さようなら」
そのままドアが静かに閉まった。
「っ……」
今のオレにはこの扉を開ける資格がない。
⚫︎⚫︎の言葉は確かに正論だった。
だが、感情は追いつかない。
必死で別の手段を探した。
しかし、優秀な彼女が言った通りオレの立場で出来る事は無いのだと思い知らされるだけだった。
