夢の続き
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「カカシ…会議でアクビばかりしないでよ」
「………」
翌日は上忍会議があった。
解散後廊下を歩いていると、いつの間にか隣にいた紅に話しかけられる。
「横でヒヤヒヤしたわよ」
火影様が見てたわ、と口を尖らせる。
悪かったよとヘラヘラ謝るが、オレの顔を見た紅は更に眉間に皺を寄せた。
「…寝れてるの?」
「んー?時々ね」
「酷い顔してるわよ」
ため息をついた。
「あのねぇ、寝不足は状況判断を鈍らせるって子ども達に言ってるのに…そんな顔じゃ困るわ」
「ハイハイ」
「………」
二つ返事をするオレを睨んだ。
「あれ、二人が話してるなんて珍しい」
背後から声がした。
「⚫︎⚫︎」
紅が振り向く。
「ちょっとね」
微笑んで返す紅に⚫︎⚫︎は言う。
「ふーん?…そうだ、丁度いいや」
⚫︎⚫︎はオレを挟むようにして隣へ並んだ。
「あのさ、カカシ…」
「ん?」
「私ね…」
(あぁ、この言葉…)
先日の夢を思い出す。
(タイミング的に見合いの報告か…)
急に喉の渇きを感じた。
喉がくっつくような違和感に言葉が出てこない。
オレの顔を盗み見た紅が、慌てて口を挟んだ。
「⚫︎⚫︎、ちょっとカカシ借りるわね。急ぎで任務の打ち合わせをしたくて」
「え?そうだったんだ…分かった、また話すね」
「悪いわね」
紅はオレの袖を掴むと、靴の音を響かせて廊下の角を曲がる。
人気のない部屋を見つけて入った。
「なんて顔してるのよ…」
オレの目を見て言う。
「ハァ…何もかも遅いのよカカシは」
紅はオレたちの関係に薄々気づいていたのだろう。
「そんなに青ざめるくらいなら、少しだけ味方してあげるわ」
私は公平でいたかったんだけど、とぼやく。
「明後日また見合い相手とデートするって言ってたわよ」
「へぇ……」
今更だろうが、興味がなさそうに相槌を打つ。
(前回の会食が上手く行ったのか…)
「年齢的にも、店の雰囲気的にも告白したいでしょうね」
「………」
「聞いた感じだとお互い好感触よ。カカシ、このままじゃ孤独になるわよ」
強く肩を叩かれる。
「痛っ………」
「お節介ついでにもう一つ」
ドアを開けながら紅が言う。
「⚫︎⚫︎、本の主人公が羨ましくなったみたいよ」
「本…?」
「憧れで誤魔化される前に、しっかりしなさいよ」
じゃあね、と言ってドアが閉まった。
「………」
曖昧な関係性をアイツは容易く埋めていく。
アスマのように煙草を吸えば、この気分は少しでも晴れるのだろうか。
煙草の代わりに頭を掻いた。
