独占欲
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帰宅後は⚫︎⚫︎の購入した物を2人で並べた。
柄物を好まない⚫︎⚫︎が選んだモノトーンの雑貨たちは、ゲンマの部屋によく馴染んだ。
「もっと買わなくてよかったんですか?」
⚫︎⚫︎は必要最低限のものしか買っていなかった。
「いいの。こだわりもないし、後は一緒に使わせて」
「…それもいいっすね。あと、家にはいつでも来ていいですから」
そう言って合鍵を渡す。
昼食はゲンマが男飯を振る舞ってくれた。
作り慣れているのだろう、手際もさることながら味も美味しかった。
午後はお互い待機所に行かなくてはいけなかったので、各々シャワーを浴びる。
一緒に行くのは気まずいと思い、ゲンマより一足早く向かった。
ーーーーーー
「おつかれさま」
待機所に入ると後輩たちと話している紅がいた。
「⚫︎⚫︎、おつかれ」
紅の近くに座って、みんなの雑談に耳を傾ける。
しばらくしてゲンマが顔を見せた。
「よう」
紅の後ろを通り抜けて、窓際のソファに座る。
「ちょっとゲンマ」
紅が急に雑談をやめてゲンマの方を向く。
「上手く行ったなら報告しなさいよ」
「なっ…!」
「なんでじゃないわよ。同じシャンプーの匂いさせてれば気づくもんでしょ」
ゲンマと⚫︎⚫︎が視線を合わせる。
バスグッズくらいは自分で買えばよかった…
「…晴れて付き合えました。ご協力ありがとうございました」
ゲンマがため息混じりにお礼を言えば、紅は満足そうに喜ぶ。
「よかったー!これで⚫︎⚫︎も幸せになれるわ」
その後は運悪く3人で任務をすることになり、根掘り葉掘り聞かれて仕事どころじゃないゲンマと⚫︎⚫︎だった。
