独占欲
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健全にもキス止まりの夜を過ごし、翌朝物音で目覚めた。
ベッドから寝ぼけ眼で音のする方を見れば、ゲンマが箱になにやら詰めている。
昨日見た覚えのある歯ブラシや雑貨を片付けている。
どうやら元カノの物を分別しているようだった。
「おはようゲンマ」
「おはようございます」
今すぐやらなくてもとゲンマに言うが、ケジメだからと言って黙々と作業を続ける。
(意外と真面目なのね…)
捨てる物と送る物を分け終えたようだ。
ぼーっと眺めていた⚫︎⚫︎に爽やかに言う。
「よし!朝メシ食いに行きましょう」
朝食は近所の定食屋に行くことにした。
食べながら流れで元カノの話を聞く。
別れた理由は、ゲンマの長期任務のせいだった。
忍びでなかった女の子には理解しがたかったのだろう。
彼女の淋しい気持ちも、ゲンマのやるせない気持ちも理解ができた。
食べ終えた後は、いくつかの店に寄って食材や⚫︎⚫︎の日用品を揃えた。
家から持ってくるもので足りるだろうと思っていたが、2人で選ぶのもなんだか楽しかった。
久しぶりのデートらしいデートだった。
