なんてこった
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08-少し縮まる距離
<五条視点>
任務を終えて、その足で彼女の家に押しかけた。
予想通り、玄関で向けられたのは驚いた顔だ。
仕事帰りだったのだろう。
ミニ丈のTシャツに身を包んだオフの姿は、
初めて会ったときの着物姿とも、広告の中で見る完璧な衣装とも違う。
チラチラと覗く太ももが無防備で、思わず手を伸ばしたくなった。
(……やっぱ、綺麗な顔だな)
そう思いながら、半ば強引に家へと入る。
今日からここに住む、と告げると、彼女は「分かりました」とだけ答えた。
了承の言葉とは裏腹に、顔にははっきりと「最悪」と書いてある。
画面越しでは見せなかった素の反応。
反応は良いものではなかったけれど、
自分が彼女のテリトリーにいることになんだか心は浮足立つ。
「じゃ、そろそろ寝るから」
そう言うと、彼女は一瞬、困ったように視線を逸らす。
「えっと……この家、引っ越してきた時からベッドが一つしかなくて。
多分、五条家でご配慮くださったんだと思うんですが……」
言いづらそうに言葉を選ぶ様子に、内心で小さくガッツポーズを決める。
さすが僕の家の人間だ、なんて思いながら、「じゃあ一緒に――」と言いかけた、そのとき。
「私、ソファーで大丈夫ですので、悟様はベッドをお使いくださいませ」
……は?
(この前、番組で若手俳優と楽しそうに話してただろ)
他人行儀な口調と、はっきり引かれた心の距離。
それが妙に癪に障って、僕は苛立ちを隠さず口を開く。
「……いーよ。僕、ソファーで。
高専でもよくそうやって寝てるし。」
拗ねたみたいにソファーへ転がると、
彼女が少し迷った後、顔を覗き込んできた。
「……嫌じゃないなら……一緒に寝ますか」
照れたような、その表情。
たったそれだけで、さっきまでの不機嫌がどうでもよくなる。
――ああ、可愛い。
本当に、どうしようもなく。
<五条視点>
任務を終えて、その足で彼女の家に押しかけた。
予想通り、玄関で向けられたのは驚いた顔だ。
仕事帰りだったのだろう。
ミニ丈のTシャツに身を包んだオフの姿は、
初めて会ったときの着物姿とも、広告の中で見る完璧な衣装とも違う。
チラチラと覗く太ももが無防備で、思わず手を伸ばしたくなった。
(……やっぱ、綺麗な顔だな)
そう思いながら、半ば強引に家へと入る。
今日からここに住む、と告げると、彼女は「分かりました」とだけ答えた。
了承の言葉とは裏腹に、顔にははっきりと「最悪」と書いてある。
画面越しでは見せなかった素の反応。
反応は良いものではなかったけれど、
自分が彼女のテリトリーにいることになんだか心は浮足立つ。
「じゃ、そろそろ寝るから」
そう言うと、彼女は一瞬、困ったように視線を逸らす。
「えっと……この家、引っ越してきた時からベッドが一つしかなくて。
多分、五条家でご配慮くださったんだと思うんですが……」
言いづらそうに言葉を選ぶ様子に、内心で小さくガッツポーズを決める。
さすが僕の家の人間だ、なんて思いながら、「じゃあ一緒に――」と言いかけた、そのとき。
「私、ソファーで大丈夫ですので、悟様はベッドをお使いくださいませ」
……は?
(この前、番組で若手俳優と楽しそうに話してただろ)
他人行儀な口調と、はっきり引かれた心の距離。
それが妙に癪に障って、僕は苛立ちを隠さず口を開く。
「……いーよ。僕、ソファーで。
高専でもよくそうやって寝てるし。」
拗ねたみたいにソファーへ転がると、
彼女が少し迷った後、顔を覗き込んできた。
「……嫌じゃないなら……一緒に寝ますか」
照れたような、その表情。
たったそれだけで、さっきまでの不機嫌がどうでもよくなる。
――ああ、可愛い。
本当に、どうしようもなく。
