なんてこった
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19-すれ違う想い
<雛未視点>
昼休憩。
スマホを握ったまま、しばらく画面を見つめていた。
送る文面は、何度も打ち直した。
重くなりたくない。
責めたいわけじゃない。
ただ、
昨日のままなのが、苦しかった。
——結局、送ったのは一行。
『仕事、気を付けてください』
送信。
すぐに後悔する。
(……冷たすぎた?)
でも、これ以上どう書けばいいのか分からなかった。
数分後。
既読がつく。
返事は、来ない。
時間だけが過ぎる。
胸の奥が、じわじわ重くなる。
(……やっぱり、怒ってる)
<五条悟視点>
スマホを見た瞬間、
胸の奥が、ぎゅっと締め付けられた。
『仕事、気を付けてください』
それだけ。
昨日のことには触れない。
……ああ、そっか。
雛未にとって、俺はこの距離なんだ。
仕事仲間みたいな気遣い。
それ以上でも、それ以下でもない。
「……はは」
笑ってしまった。
俺が勝手に嫉妬して、
勝手に苦しくなって、
勝手に求めてるだけ。
返信画面を開く。
『了解』
それだけ打って、送った。
余計なことを書いたら、
もっと惨めになる気がしたから。
画面を閉じて、空を仰ぐ。
雛未は知らない。
この一行で、
どれだけ深く、すれ違ってしまったのかを。
<雛未視点>
昼休憩。
スマホを握ったまま、しばらく画面を見つめていた。
送る文面は、何度も打ち直した。
重くなりたくない。
責めたいわけじゃない。
ただ、
昨日のままなのが、苦しかった。
——結局、送ったのは一行。
『仕事、気を付けてください』
送信。
すぐに後悔する。
(……冷たすぎた?)
でも、これ以上どう書けばいいのか分からなかった。
数分後。
既読がつく。
返事は、来ない。
時間だけが過ぎる。
胸の奥が、じわじわ重くなる。
(……やっぱり、怒ってる)
<五条悟視点>
スマホを見た瞬間、
胸の奥が、ぎゅっと締め付けられた。
『仕事、気を付けてください』
それだけ。
昨日のことには触れない。
……ああ、そっか。
雛未にとって、俺はこの距離なんだ。
仕事仲間みたいな気遣い。
それ以上でも、それ以下でもない。
「……はは」
笑ってしまった。
俺が勝手に嫉妬して、
勝手に苦しくなって、
勝手に求めてるだけ。
返信画面を開く。
『了解』
それだけ打って、送った。
余計なことを書いたら、
もっと惨めになる気がしたから。
画面を閉じて、空を仰ぐ。
雛未は知らない。
この一行で、
どれだけ深く、すれ違ってしまったのかを。
