眠る膝上、覚めぬ想い
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10-並ぶ背中
任務後
合同授業後、呪具の片付けを終えた頃、
背後から聞き慣れた声。
「美鈴〜」
振り返ると、五条が立っていた。
「ちょっと話そ」
その言い方は、あまりにも自然で。
拒否を想定していない。
「はい」
美鈴は特に疑問も持たず、五条の隣へ歩き出す。
伏黒は、無意識に足を止めた。
「……」
釘崎
「ねえ、あれ……」
真希
「あぁ。
完全に“いつもの”感じだな」
虎杖
「教師と生徒、だよね?」
伏黒
「……そう見えるか?
少なくとも、俺が知ってる距離感じゃない」
遠ざかる二人の背中。
並んで歩く姿は、不思議と馴染んでいる。
五条が何か言って、美鈴が小さく笑う。
その笑顔は、任務中とは違って――
(可愛いな)
伏黒は、視線を逸らした。
(……なるほど)
合同授業で感じた違和感。
それは、気のせいじゃなかった。
五条悟は、
鷲尾美鈴を“特別”として扱っている。
それが教師としてなのか、
それとも——
考えかけて、伏黒は思考を止めた。
(踏み込む話じゃない)
ただ一つ、確かなことがある。
——あの距離は、誰にでも許されているものじゃない。
そしてその事実が、
なぜか胸に引っかかって離れなかった。
任務後
合同授業後、呪具の片付けを終えた頃、
背後から聞き慣れた声。
「美鈴〜」
振り返ると、五条が立っていた。
「ちょっと話そ」
その言い方は、あまりにも自然で。
拒否を想定していない。
「はい」
美鈴は特に疑問も持たず、五条の隣へ歩き出す。
伏黒は、無意識に足を止めた。
「……」
釘崎
「ねえ、あれ……」
真希
「あぁ。
完全に“いつもの”感じだな」
虎杖
「教師と生徒、だよね?」
伏黒
「……そう見えるか?
少なくとも、俺が知ってる距離感じゃない」
遠ざかる二人の背中。
並んで歩く姿は、不思議と馴染んでいる。
五条が何か言って、美鈴が小さく笑う。
その笑顔は、任務中とは違って――
(可愛いな)
伏黒は、視線を逸らした。
(……なるほど)
合同授業で感じた違和感。
それは、気のせいじゃなかった。
五条悟は、
鷲尾美鈴を“特別”として扱っている。
それが教師としてなのか、
それとも——
考えかけて、伏黒は思考を止めた。
(踏み込む話じゃない)
ただ一つ、確かなことがある。
——あの距離は、誰にでも許されているものじゃない。
そしてその事実が、
なぜか胸に引っかかって離れなかった。
