第二十三話 最期の決断
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―…ザッッ!!!!
「!!」
「この賊軍めが…っっ!!!!!」
総助を失った事をまだ全員が受け入れられない状態のなか
炎を逃れた幕府軍の兵が、一達を取り囲むように現れた。
「一さん…!!!幕府軍の兵ッス……!!!」
小忠太は震える手で刀を構えた。
「敵大将だ!!!!!首を獲れ!!!!」
「賊軍の大将首ぞ!!我が隊が上様にお持ちするのだ!!いくぞ!!」
総助の姿を見つけた幕府軍の兵達は、総助の首を狙ってじりじりと間合いを詰めた。
―…ザッ…
「一さん…?」
「総助と桜を守ってろ……。」
一はそう言うとゆっくり小忠太の前に出た。
「うぉぉぉ!!!!」
―…ザシュッ
ボト……
「え…?」
その刹那、一に斬りかかった兵の腕は地に落ちていた。
「ぎゃあああああ!!!!!」
「誰の首を…獲るって…?」
ザッ…ザッ…
![image](http://id42.fm-p.jp/data/242/ruruyuno/pri/180.jpg)
「ひっ…!!」
「貴様らなんぞに……!!あいつの髪一本たりとも渡すかああああ!!!!!!!!!!!!!」
![image](http://id42.fm-p.jp/data/242/ruruyuno/pri/181.jpg)
「一!!三味線で人を殴るなっていつも言ってるでしょ!!」
![image](http://id42.fm-p.jp/data/242/ruruyuno/pri/183.jpg)
「もーまた喧嘩?これ薬飲む?」
![image](http://id42.fm-p.jp/data/242/ruruyuno/pri/184.jpg)
「敵に塩送られっぱなしじゃね。送り返す。」
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