【レアドロップ(SQ5)】


シノ「さすがにこのレベルならいけるんじゃないか？」

（※全員Lv65）

ミゾレ「だといいけど…私達だと大分運にかかってるわよ？」

セージ「かと言って…ルネア達でもまだワンキルまではいかないし…」

ヴェルデ「だよねぇ…まあ、チェインが強いから然程時間はかからずにいけるみたいだけど」

リーリャ「う、で、でもやれば出来ますよ！」

セージ「まぁ…アンデッドキングよりはマシか…(遠い目)」

ミゾレ「Σう…」

シノ「ま、まぁまぁ…」

リーリャ「セージくん、元気だしてー！」

ヴェルデ「よし！行くよ皆！(自棄)」

ミゾレ「ああもう！ヴェルデまで自棄にならないでよ！」




　―――VS ヒポグリフ


ミゾレ「バンカー設置っ！」

[先制バンカー発動！]

シノ「頼む！セージ、頑張れ！」

セージ「瘴気の力、侮るなよ…！」

[先制兵装発動！]

リーリャ「やりましたね！」

セージ「…よかった」

ヴェルデ「さて、あとは…俺達の実力に掛かってるよ！」

ミゾレ「ええ…わかってるわ！」



[ユニオンスキル・ダブルアタック]


リーリャ「行きますっ！ていっ！」
ミゾレ「私も行くわ。はっ！」


[ユニオンスキル・ダブルアタック]


シノ「行くぞ！いけえッ！」
セージ「僕が行く。せいっ！」

ヴェルデ「うわぁ…流石だね、シノ達は…」

シノ「そりゃ前衛だしな！でもヴェルデの魔法も強いぜ？」

ヴェルデ「ありがとう！俺も頑張るよ」

リーリャ「ていっ！…うう、レベル上がってもやっぱり微妙です…」

ミゾレ「いいえ、確実にダメージは入ってるわ！」

セージ「受けろ、鮮血の斬撃！」


[まさかの二回ヒット]


シノ「おおお…って少なっ!?」

セージ「ぐっ…ごめん、余りできなかった…」

シノ「いや、ならば俺が！くらえっ！散華！」


[クリティカルヒット！]


リーリャ「ええええ!?2000越えましたよ!?」

シノ「いける…多分いけるぞ！ヴェルデ！」

ヴェルデ「了解！これに耐えられるかな!?ライトニング！」



[(何故か覚えている←)999のダメージ！]


ヴェルデ「Σんんん!?」

シノ「出たな妖怪イチタリナイ！パラノイアやクトゥルフだけじゃ飽きたらず、ここにも出てくるなんて…！」

リーリャ「シノさん！メタいです！」

ミゾレ「くっ…なら、私が！私の、全身全霊を込めて！バラージウォール！」


ヒポグリフ『ｸﾞｷﾞｬｱｱｱｱ!?』

[ヒポグリフを倒した！]



シノ「！」

セージ「や…やった…」

ミゾレ「で、できた…」

ヴェルデ「やっと…やっと…」

リーリャ「やっと、ワンキル出来ましたあああ！」


シノ「いよっしゃあああああああああ!!これで図鑑が埋められる！」

ミゾレ「ついでに言えば最強武器もね…」

ヴェルデ「あ、そうか…確か剣だったよね」

リーリャ「この間、ルネアさん達がレアドロップしてきたヤツで鎌の最強武器が買えるようになってましたよねー」

セージ「うん。あれは有り難いよ…僕がやるとどうしても倒しちゃうし…」

ヴェルデ「うーん…確かに…再戦するレベルを間違えたのもあるかもしれないね…」

セージ「それに僕は攻撃型だから…弱体はそこまで得意じゃないし…」

シノ「あー…本気出すと俺と同じくらい火力出るからなぁ…セージは」

ミゾレ「その辺りはイベルとユールが強いのよね…」






セージ「で、最大の問題が…アンデッドキングだよ…(ドンヨリ)」

リーリャ「せ、セージくん…」

ミゾレ「相手の呪い耐性は△。しかも反動落ち…」

シノ「…最悪、水溶液使うしかないのかなぁ…」

ヴェルデ「まあ…そこは最悪のパターンだろうね…あ、熟練冒険者のトキワさんなら何か知ってるかも」

セージ「…帰ったら聞いてみるよ…」







　――ジュネッタの宿にて


トキワ「ボスのレアドロップで呪いの反動落ち？…あー、あるある。記憶に新しいのはタルシスのだが…」

セージ「だが…？」

ミゾレ「何よ、その言い方…(なんか嫌な予感が…)」



トキワ「確か、二人掛かりで呪いの投刃しまくってやっと呪い状態にしたはいいけど、うっかり混乱した仲間がトドメ刺したり、誰か一人倒れてたり、あと少しのところで呪いが解けたりと、散々だったな…そんな話を聞いたことがある」

セージ「」

ミゾレ「ちょ…っ!?」

トキワ「いやだって実話だし…。ちなみに成功した次の日、そのスキル使ってた二人は腱鞘炎になってた」

セージ「つまり僕は腕が吊るまで…」

トキワ「………」

ミゾレ「な、なんか言いなさいよトキワ！」

トキワ「いやぁ…こればっかりはさすがに俺も…。あと、やっぱり水溶液使った方が早い(目を逸らしながら)」

ミゾレ「結局そうなるの!?というか、こっち見て言いなさいよ！」








…実話です←
やっとヒポグリフからレアドロップ入手…
なかなか成功しなかったんで地味に辛かった…←
なお、買えるようになっても資金があれであり…←←
そしてアンデッドキング…あれはどうしろと言うんですかマジで…_(:3｣∠)_

因みに、トキワが言ってた内容は勿論この話（レアドロップ(SQ4)）です←
（それとシノの言ってた「パラノイア、クトゥルフ云々」は管理人のTRPGでのダイス運もとい出目です。ともかく出目が酷いので…←）