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銃と刀


 結局、落ち着いて貰う為にハルニアに話した内容をもう一度言うハメになった。…まぁ、下手に後回しにした方がややこしくなるよな、と話している間に思い始めたけども!←
 あー…これはギルドメンバー全員に言った方がいいよな、うん…。

「セリアン族…てっきり、人間とイクサビトのハーフかと思った…」

「…その発想はなかったぞ、ルイス」

 目を丸くしてシノをじーっと見詰めるルイス。…確かに、イクサビトにも狼の様な見た目をしているヤツはいた。それに、俺が所属していた【ハミンギア】にもイヌイという赤い毛並の狼のような姿のイクサビトはいたし。
 
「それで、ミゾレさん達はどうするんですか?」

 クオンの問いにミゾレは少し考え込む。

「…そうね。確かにここに来た理由は何となくではあるけど、これでも私達も冒険者。…何もせずにただ観光だけで帰る訳にもいかない、というのが本音かしら。」

「それには同意するぜ、ミゾレ!…それで、出来ればでいいんだけど、クオン達のギルドってまだ空き枠あったりする?」

 シノの問いにカノンが「確かあったハズだが…」と言い、クオンを見る。
 その視線の意味がわかったのか、クオンは頷いた。…恐らく、ギルドマスターの決断にゆだねる、ということだろう。といっても、大体答えは察しが付くが。

「はい。勿論大丈夫ですよ!」

 これからよろしくお願いしますね、と答え、手を差し出す。

「ええ。こちらこそ、よろしく頼むわ」

 差し出された手をミゾレは取り、握手を交わす。


 
 
 新たな仲間



(こうしてまた)

(ギルドに仲間が増えるのだった)




―――

まさかのSQ5の二人も参戦です←
フーライの帽子ならセリアンの耳も隠せるだろう!という管理人の妄想の産物です←←

 
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