好きって言って

【クロードとリーナの場合】


リーナ「ダメだ、びくともしない…」


クロード「くそっ…閉じ込められ…ん?なんだこりゃ」


リーナ「どうかした?クロード」


クロード「…なんじゃそりゃ?リーナ、これどう思う?」


リーナ「ええっと…?お互いのことを「好き」と言わないと出られない…!?!?!!?」


クロード「な?めっちゃビックリな内容だよな、これ」


リーナ「うん。…というか、内容のインパクトが強すぎて…」


クロード「気分はヘッドスナイプでも食らった感じ?」


リーナ「まさにそれかな」


クロード「…だろうなぁ」


リーナ「クロード、どうする?」


クロード「まあ、やってみる価値はあるかもなぁ…」


リーナ「えっ…いやでも、そういうのは」


クロード「何を戸惑ってんだ?俺はリーナのこと好きだぜ?」


リーナ「っ!?…それ、本気?」


クロード「好きって、たまに言ってるだろ?あれ全部、本気だぞ?」


リーナ「…あ…ありがと…。えと、わ、私も…す…好き…です(真っ赤)」


クロード「(めっちゃ顔真っ赤だな…可愛い)」



 ガチャン…



クロード「お?開いた?」


リーナ「え…?」


クロード「やったぞリーナ!開いたぞ、出られる!」


リーナ「あっ…ちょ、急に引っ張らないでよ!」






 やっと〝好き〟を自覚






クロードは普通にリーナのことが好きです←
今までスルーしてきたので軽く戸惑うリーナでした


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