短いお話


【師匠】


(※会話文)
(少しSQ5がまざります)


リント「へぇ!フレイって貴族なんだ?」

フレイ「まあ…一応って感じだけだけどね」

リント「じゃあさ!剣の扱いって教えてもらってたりするの?」

フレイ「ああ…それなりには」

リント「じゃあフレイは正統派なんだー!アタシは大分独学だからなぁ…だから、教えてくれない?」

フレイ「別にいいけど…」

リント「やったーー!よし、じゃあフレイの事は師匠って呼ぶね!」

フレイ「はい!?な、何で師匠…!?」

リント「だって剣技教えてくれる師匠みたいだから!」

フレイ「師匠と呼ばれる程、俺は凄くもないのに…」

リント「アタシから見たら凄いよー!」

フレイ「はぁ……」







 ◇




 ―――アルカディアにて



レオーネ「ほぇ~…じゃあ、フレイさんのこと、師匠って呼ばせて!」

フレイ「…師匠」

レオーネ「あれっ…どうかしたんですか?」

フレイ「いや…。というか俺は別に凄くないけど…。」

レオーネ「アタシから見ればフレイさんは凄いっすよー!別の世界とはいえ、世界樹を踏破したギルドの剣士って言うんだから!だから、尊敬の意味を込めて師匠って呼ばせて!」

フレイ「…ふふっ」

レオーネ「あれ…?何で笑ってるの…?」

フレイ「…ちょっとね。前に俺のことを師匠って呼ぶ子がいたなーって…その子と何か似てるって思っただけですよ」

レオーネ「そうなの?」





 師匠






リント「フレイ師匠!遊びに来たよ!(バーン」

レオーネ「ハッ!この人っすか!?」

フレイ「あー…うん、そうだよ(遠い目)」













尊敬の意味を込めて「師匠」と呼ぶ。
リントとレオーネは何か共通点が多いかもしれない子達←

 
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