……気がついたら、何か知らんが森にいた。


　いや何でだ。

「……うーん…何か…見覚えがあるような…」

　セレナが周りを見渡しなが言った。

「マジか。」

「つまり…どういうことです…じゃなくて、どういうことなの、セレナ？」

　敬語を直しながらルーファがセレナに問いかける。（…どうやら、セレナとルーファが歳の差がそんなにないから、ルーファとは対等に話したいから敬語はなし、とセレナが言ったらしい…）

　うーん…と唸ってからセレナは頷いた。

「…多分、カロスだと思います」
























　は？




















　カロス…？カロス地方だと…？



















「「「「ええええええっ!?」」」」


　セレナ以外が森中に響き渡る程の声をオレ達はあげた。







　似て非なる世界？



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