斎賀志津枝(サイカ シヅエ)
女/154cm/75歳/???
防衛庁の特殊部隊に所属する予知能力者。見た目は少女だが、実は戦前から生きてる。
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◼️設定
常に巫女服を着ておっとりとしたお嬢様口調で話す。財閥の令嬢でありながら先天的な予知能力による「神託」で一族の繁栄を支える巫女として一族から畏敬の念を持たれていた。軍人の兄が超能力研究の担当者となったことをきっかけに、超能力の存在を知り、研究に協力することになる。その結果、彼女の予知能力は次第に強くなっていき、ある日敗戦で焼け野原になった日本の姿を予知してしまう。
戦争が始まり、自分に出来ることをしようと、軍属として超能力兵士による特務機関「S機関」の一員となるも、死地に赴く兵士達を見送る事しかできず、最愛の兄も失ってしまう。戦後は、能力を使って自ら長い眠りについていたが、大覚醒を予知して目を覚ます。超能力者によるテロを事前に防いだ彼女は、政府に超能力者の力を知らしめ、防衛庁に超能力者による極秘特殊部隊を創設する。
彼女の信念は、兄や仲間が成し遂げられなかった、超能力者の力で日本を守るということ。未来を見すぎて物事を俯瞰的に見る癖がついており、自分も他人も目標を達成するための駒だと思っている。ほわほわしてるようで心根は冷酷無慈悲。
◼️能力
【予知能力】分類:超能力(ランク:A)
未来に起こる出来事を予見する能力。通常の予知能力者は自分の周囲に関する未来しか予知できず、その範囲も数秒~数分後に過ぎないが、規格外の予知能力者である志津枝は日本の未来を見ることができる。
常に予知しているわけではなく、突然未来のヴィジョンが現れる。未来は確定するまでいくつかの可能性に分かれているので複数の未来が見えている。未来は複数の可能性に分かれており、対象や範囲を絞ることである程度予知をコントロールすることも可能。
【精神感応】分類:超能力(ランク:C)
他人の心を読んだり自分の思考を相手に送ったりする能力。
志津枝の場合読心は出来ないが、他の予知能力者と同調して予知の精度を上げることができる。
【身体制御】分類:超能力(ランク:B)
自分の身体の細胞を操る能力。
傷の治りを早くしたり、老化を遅くすることができる。
◼️人間関係
晃上 啓悟(コウガミ ケイゴ)
関係性:部下
呼び方:晃上ニ尉
使い勝手の良い手駒。10年前、予知で啓悟という能力者の存在を知り、彼をうまく誘導してテロを阻止させ、その後は弱み(柳)を握って自分の手元に引き入れることに成功した。自分と同じAランクの能力者である啓悟に対して親近感のような感情も抱いている。
斎賀真澄(サイカマスミ)
関係性:兄
呼び方:真澄お兄様
心から敬愛する、15歳年上の異母兄。
戦争が始まると子供でありながら彼の率いるS機関の一員となって、傍で仕事を支え続けた。
真澄の戦死を予知するも、結局未来を変えられなかったことを心苦しく思っている。