晃上 啓悟(コウガミ ケイゴ)
男/35歳/178cm/自衛官
柳の叔父で戦いの師。何の仕事をしているのかいまいちよく分からない謎に包まれたおじさん。じつは防衛庁に存在する非公表の特殊部隊に所属している。
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◼️設定
剽軽で気さくな性格ながら、非情な判断が求められる局面では迷わず物事を斬り捨てる冷静さを持つ。
衰退した超能力者の家系である晃上家において、先天的に強力な超能力を持って生まれた異端児。自分のことをやたら崇拝する親族がいたり、能力のある啓悟が当主になるべきでは?という議論が巻き起こって一族がぎすぎすし始めたのが嫌になって、家を出て行ってしまった。
その後、フリーターになったり陸上自衛隊に入隊したりしつつ、一般人に紛れ込んで生きていたが、10年前、とある事件で柳を守るために能力を行使してしまい、上層部に目をつけられてその後は国家の影として生きることになった。
階級は二尉。
◼️能力
【フォトンキネシス】分類:超能力(Aランク)
光をコントロールしたり増幅させる能力。
自分の周囲の光をねじ曲げることしか出来ない柳と違って、自分の認識できる空間すべてが能力の対象範囲内。そのため自分の周囲に展開している部隊を見えなくしたり、風景をまるごと歪めることが出来る。その上赤外線の領域にまで干渉できるのでセンサーやスコープにも映らない。
その他、見えない光波を飛ばして計器を狂わせたり、光回線をジャミングしたり、光を収束させて高威力なレーザービームを放つことが出来る。
◼️人間関係
晃上 柳(コウガミ ヤナギ)
関係性:甥・弟子
呼び方:柳
愛弟子にしてかわいい甥っ子。
兄夫婦が死亡した後、当時7歳の柳と初めて対面した。強くなりたいと言う柳の気持ちに応えて、能力のコントロール方法や格闘術、サバイバル術等「生き残る」技術を叩き込んだ。
晃上 叡子(コウガミ エイコ)
関係性:母
呼び方:お袋
厳しくも唯一真っ直ぐに自分と向き合ってくれた存在なので信頼している。苦労かけたなぁと言う気持ちもある。しかし厳格な母とちゃらんぽらんな啓悟では性格の相性が悪く、普段は小言をのらりくらりとかわしている。
晃上 晶悟(コウガミ ショウゴ)
関係性:兄
呼び方:兄貴
他の一族の人間と違い、能力者である自分に等身大の恐怖や嫌悪を滲ませる兄のことを「普通の人間の基準」だと思って、いつも観察していた。自分を映す鏡のような存在だったと思っている。
斎賀志津枝(サイカ シヅエ)
関係性:上官
呼び方:三佐
直属の上司ではないものの、共に超能力者による特殊部隊の創設に関わった腐れ縁。
上官としての彼女の働きには敬意を表しているが、それはそうとしていつも掌の上で転がされるのは良い気分ではないので、自然と慇懃無礼な態度になっている。