Episode Of Bernstein ~新人メイドと白銀の魔導師~

「こんな筈じゃなかった……!」

憧れの王子殿下に仕えたい。その一心で、極貧の家から根性で名門ベルンシュタイン城のメイドへと這い上がった少女、リビー。
しかし、現実は厳しい。下級メイドとして城の端っこで箒を振るう日々。それでも「殿下と同じ空気を吸えるだけで幸せ!」と前向きに励む彼女の前に、一人の天敵が現れる。

それは、雪のような白髪に眠そうな瞳、そして恐ろしく口の悪い魔導研究室室長、ベルンハルトだった。

三日前の「最悪な出会い」以来、なぜかリビーに執拗に絡み、無理難題な掃除を押し付けてくるベルンハルト。
「俺はこの階段でくつろぐのが日課なんです」
そう言って動こうとしない彼と、掃除を終わらせたいリビー。海風の吹く美しい階段で、二人の(主にリビーの)叫び声が今日も響き渡る。

平和な時代の片隅で繰り広げられる、お仕事と「嫌がらせ」のドタバタ奮闘記!

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