切り裂きジャックと魔女のクロエ
ー数日前ー
「おい、聞いたか?昨晩も切り裂きジャックが現れて、五人はやられたそうだ。」
「全く警察は何をしてるんだ…!このままじゃこの国は奴に滅ぼされちまうぞ!」
「だが殺された奴らは、皆裏でいろいろとやばいことをやっていたそうだ。罰が当たったな。」
今日も町では切り裂きジャック事件の話が絶えず話されている。それを聞きながら青年はご機嫌に路地裏に入り、ごく一部の人間しか通らない道を通ってある建物の階段を上がった。そこは表では有名な『万屋』となっているが、実は『切り裂きジャックの拠点』だった。
「あ~、今日も俺の勇姿が語られている。今回は結構な金も手に入ったし、暫くゆっくりすっかなぁ!」
切り裂きジャック(今後ジャック)は部屋に入ると、どかっとソファーに座って新聞を読み始めた。その一面にはやはり切り裂きジャック事件の事が記されていた。
「しっかし…あの五人もよくあそこまで裏金溜め込んでやがったなぁ。国も警察を俺に当て過ぎて、こういうのに鈍感になってきてるじゃねぇか。」
ジャックはため息を吐きながら新聞を置き、ゆっくり伸びをした。
「ま、それも俺が有名になってきてる証拠だよなぁ。…ふぁ~、ちと寝るか。」
ジャックは大きなアクビをすると、ソファーに寝転がって寝ようとした。するといきなり凄い勢いで扉を叩く音がした。
「うぉっ!?」
「もしもーし、万屋さんは営業してますかー?」
(営業時間書いてるだろ!!看板を見ろ!!!)
ジャックはそう思いながら舌打ちをし、居留守を使うことにした。そもそも今日は定休日であり、こういう客がジャックは一番嫌いなのだ。
「ちょっとー、いるんでしょー?さっさとここ開けて中に入れて紅茶とクッキー出して依頼を受けなさい。」
「…どんだけ偉そうなんだよこの女…っ!!つかうるせぇ!!」
ジャックは耐え切れず、イライラしながら立ち上がって扉越しに怒鳴った。
「んだこの野郎!!今日は定休日だって書いてあるだろうが!そんな偉そうな客はお断りだ!帰れ!!」
「はぁ?あなたに断る権利なんて無いわよ。馬鹿なの?」
「テメェ…いい度胸してんじゃねぇか。」
ジャックは今すぐにでも扉の向こうの客を殺してやりたかったが、何とか怒りを抑えた。
「テメェこそ俺の休日を邪魔する権利なんてねぇだろうが。ごちゃごちゃ言ってねぇで違う万屋に行きな!」
「あなたにしか頼めない仕事だからわざわざここまで出向いてきたのよ?『切り裂きジャック』さん。」
「…んだと?」
ジャックは不意をつかれたような顔をした。誰にも自分が切り裂きジャックだとは気付かれていないのに、扉の向こうにいる客はそれを知ってあえてここに来ていたのだ。
(こいつ…ただもんじゃねぇな。)
ジャックは少し警戒しながら、仕方なく扉を開けた。しかし、ジャックは客の姿をみるとキョトンとした。
「………は?」
「初めまして、切り裂きジャック。早速依頼を頼みたいんだけど…、」
扉の向こうにいた客は、まだ八歳ぐらいの少女だった。
「イヤイヤイヤ、ちょっと待て!テメェがっつり餓鬼じゃねぇか!」
「はぁ!?失礼ね!誰が餓鬼よ!」
「どっからどう見ても餓鬼だろうが!!何だ迷子か!?ママとパパ探したらいいのか!?ギャハハハ!!」
ジャックが爆笑したその瞬間、カンッという鋭い音が部屋に鳴り響いた
「おい、聞いたか?昨晩も切り裂きジャックが現れて、五人はやられたそうだ。」
「全く警察は何をしてるんだ…!このままじゃこの国は奴に滅ぼされちまうぞ!」
「だが殺された奴らは、皆裏でいろいろとやばいことをやっていたそうだ。罰が当たったな。」
今日も町では切り裂きジャック事件の話が絶えず話されている。それを聞きながら青年はご機嫌に路地裏に入り、ごく一部の人間しか通らない道を通ってある建物の階段を上がった。そこは表では有名な『万屋』となっているが、実は『切り裂きジャックの拠点』だった。
「あ~、今日も俺の勇姿が語られている。今回は結構な金も手に入ったし、暫くゆっくりすっかなぁ!」
切り裂きジャック(今後ジャック)は部屋に入ると、どかっとソファーに座って新聞を読み始めた。その一面にはやはり切り裂きジャック事件の事が記されていた。
「しっかし…あの五人もよくあそこまで裏金溜め込んでやがったなぁ。国も警察を俺に当て過ぎて、こういうのに鈍感になってきてるじゃねぇか。」
ジャックはため息を吐きながら新聞を置き、ゆっくり伸びをした。
「ま、それも俺が有名になってきてる証拠だよなぁ。…ふぁ~、ちと寝るか。」
ジャックは大きなアクビをすると、ソファーに寝転がって寝ようとした。するといきなり凄い勢いで扉を叩く音がした。
「うぉっ!?」
「もしもーし、万屋さんは営業してますかー?」
(営業時間書いてるだろ!!看板を見ろ!!!)
ジャックはそう思いながら舌打ちをし、居留守を使うことにした。そもそも今日は定休日であり、こういう客がジャックは一番嫌いなのだ。
「ちょっとー、いるんでしょー?さっさとここ開けて中に入れて紅茶とクッキー出して依頼を受けなさい。」
「…どんだけ偉そうなんだよこの女…っ!!つかうるせぇ!!」
ジャックは耐え切れず、イライラしながら立ち上がって扉越しに怒鳴った。
「んだこの野郎!!今日は定休日だって書いてあるだろうが!そんな偉そうな客はお断りだ!帰れ!!」
「はぁ?あなたに断る権利なんて無いわよ。馬鹿なの?」
「テメェ…いい度胸してんじゃねぇか。」
ジャックは今すぐにでも扉の向こうの客を殺してやりたかったが、何とか怒りを抑えた。
「テメェこそ俺の休日を邪魔する権利なんてねぇだろうが。ごちゃごちゃ言ってねぇで違う万屋に行きな!」
「あなたにしか頼めない仕事だからわざわざここまで出向いてきたのよ?『切り裂きジャック』さん。」
「…んだと?」
ジャックは不意をつかれたような顔をした。誰にも自分が切り裂きジャックだとは気付かれていないのに、扉の向こうにいる客はそれを知ってあえてここに来ていたのだ。
(こいつ…ただもんじゃねぇな。)
ジャックは少し警戒しながら、仕方なく扉を開けた。しかし、ジャックは客の姿をみるとキョトンとした。
「………は?」
「初めまして、切り裂きジャック。早速依頼を頼みたいんだけど…、」
扉の向こうにいた客は、まだ八歳ぐらいの少女だった。
「イヤイヤイヤ、ちょっと待て!テメェがっつり餓鬼じゃねぇか!」
「はぁ!?失礼ね!誰が餓鬼よ!」
「どっからどう見ても餓鬼だろうが!!何だ迷子か!?ママとパパ探したらいいのか!?ギャハハハ!!」
ジャックが爆笑したその瞬間、カンッという鋭い音が部屋に鳴り響いた
