作品小ネタ集
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「菊と桜」キャプション
20210228(日)00:15コメントする ( 0 )そんなつもりは(今のところ)ありませんが、製造ラインが腐っていること、見方によっては危ういなぁと思っての腐タグです。則ちょぎになるのかは不明。
調査員が二振り一組で行動されていたし、監査官も二振り一組では? と夢を見たところから始まりました。だって監査……単独ではしないでしょ……複数人で見るでしょ……という。バディ監査官の夢です。そこに一振目の監査官はいるか、調査員たちはいるか、特命調査での成績はどうか。一度目の監査、そこから続いた特命調査を踏まえ、二度目の監査により最終評定の下される世界です。
政府で働いている間、本丸に未実装だったので隠語的に「菊の監査官」「桜の監査官」と名乗って呼び合っていたらいいな、ということで作中に適用しました。だから「菊の」とか「菊の御前」とか言うし「桜の坊主」って言う。更なる理想を押し付けるなら、そんなバディが複数存在するので枕詞的な何かがあっても素敵。孔雀の菊と桜、立葵の菊と桜、野分の菊と桜、みたいな。調査員と違い片割れが政府に残るので、どちらの監査官ですか、という識別で。
なお、このシステムを採用した上で支部に溢れる「山姥切問題」が発生している世界である場合、片割れの居ない、或いは不当に扱われる本丸へと監査に向かう監査官が出てくるわけで、それはそれで地獄やな、と思いました。
飄々とした菊の監査官、TLでは全体的に明るく好意的にその言葉がと受け止められている中で、私は、初めて入電を受け取った時、怖いと思ったんですよね。監査とは形骸化したもの、何をしようが既に結果は決まっているぞ、的な。そう読んでしまったので、慈悲深い時の政府という言い方も、皮肉にしか見えなかった。政府に対してなのか、審神者に対してなのかは分からないけれども。そう読んでしまったので、付け加えられた愛の物語についても、受け入れ難いものであったのではないか、と受け取ってしまった。そんなものがなくとも名刀であったというのに、と。それでも、それを飲み込んで、それもまた愛ゆえの物語、歪な愛の形であると受け入れた監査官であると解釈した姿で描かせていただきました。勿論、そうして「好き×好き」で愛を描く人間を愛している御前の在り方も好き。
という方向で描くことになったので、全く要素的には含まれていませんがこちらの本丸はさつばつるいち本丸です。二次
あくむのなか。
20200503(日)09:18コメントする ( 0 )数年越しではあるものの、エアブー参加に合わせ、急ピッチで過去に出したつるいち本の続きというか、番外編やってます。書くのって楽しい。
番外編、というのは、焦点を二振り目達にあてたから。となると途端にあの本丸がとても居心地の悪い場所になってしまって、まあ、そうだろうなぁと。
どちらも、一振り目がいることを知っているし、眠っているだけの彼らが目覚める日を本丸の皆が待っていることも知っている。二振り目は二振り目として、一振り目とは別個に扱ってもらえるけれど、それでも寂しいものは寂しいし、もしも彼らが目覚めたらどうなるのか、という不安もある。
そんな彼らを理由に顕現された身であればあまり楽観的な未来は見れないし、色恋沙汰に振り回された彼らに振り回されている身としては色恋沙汰なんてクソ喰らえ。な二振り目たちなので、書き始めたのがイベント一週間前ともなるとくっつく場所まで書き上がるはずもなかった。
一振り目が初恋になって部屋に恋心を眠らせた二振り目の鶴丸と、色恋にうつつを抜かした一振り目が嫌いで仕方の無い二振り目の一期一振。整理できない感情はやっぱりあの部屋に放り投げていて、だから、あの二振りの時が動き出すとしたら一振り目達が目覚めてからなんだよなぁ、と。
そう思うと、タグ付けをしておきながらまだくっつかない二振りの日常です、というお話になる。
イベントまであともう少し。最後の追い込みに入ろう。二次
twstネタ
20200423(木)21:05コメントする ( 0 )【らぎ夢】
🦁寮の話なんだけど、過去に食べ物分けてもらったとかで「私だけの王子様だったのに~💢」と🦁に突撃する系夢子ちゃん居そうだし、そうなると「🦁さんはみんなの王子様ッスよ!」とか言われて「ち゛か゛う゛の゛~💢」とか荒れる子が見たい。🐺同担かと思ったら違うと思ったら違わなかった敵である💣
そんな、本日お誕生日の彼とのハートフルコメディー見たいです!!!
【れおらぎ】🦁🐶?
🦁の誕生日に合わせてケーキ作るために🌹寮長(パーティーよくしてるし詳しそう)捕まえて特訓しようと思ったら思いのほかアウトだったけどそっちもなんか燃えるし作りたがったからわちゃわちゃ一緒に作ることになる🐶の話
(お世話時間短縮に伴って機嫌⤵️、味見の食べさせ合いっこでも⤵️な🦁を添えて)
🐶の同じクラスに🐬いるんだけど、多分そっちは対価求められるから却下なんよな。🐍は自分とこの寮長の相手で大変そう、的な。二次
玉座を磨く人
20200310(火)00:48コメントする ( 0 )*pkmn剣盾sss。特に誰の話というわけでもなく。
ガラル地方に激震の走ったあの年。ふわふわとした気分のまま、あの人に並び立とうと、あわよくば追い越してしまおうと、そんな未来を描くことのできた最後の夜。願いが叶うのならば、その瞬間の己の前に降り立って、連れ去ってやりたいと思っている。
勝利の瞬間、王冠を手にしたその瞬間からの高揚感。マイクを向けられ、フラッシュを焚かれ、世界の祝福を存分に感じられたのはほんの一瞬。待ち受けていたのはチャンピオンとしての重責とチャンピオンに対する期待ばかりで、さて、自分の名前は何だったかな、なんて。
チャンピオンという識別名を得たあの日を後悔している、とは言わない。ただほんの少しだけ、逃げ出してしまいたくなる瞬間がある。王冠を下ろし、大空へと飛び立ってしまいたく。それができるのは少なくとも次のジムチャレンジが開催されてからのことで、もしもそこで防衛に成功すれば大空までの距離は縮まらない。かといって手を抜くなんてことはありえないので、せっせと窮屈な玉座を磨くだけの簡単なお仕事。傷をつけてしまったら、なんて余計な不安が刺激的。
あの日の自分をこの未来から逃がしてやりたいとも、今の自分が逃げ出してしまいたいとも、そのどちらをも叶えてくれるのが「過去の自分との逃避行」だったというだけで、それが叶わない夢だということはとうの昔に知っている。勿論、悪いことばかりではないし、トーナメントを勝ち抜いたチャレンジャーとのバトルには、かつての自分が常に抱いていた感情の欠片がいたる所に散りばめられている。ひとつひとつを拾い集め、そしてようやく「自分」を思い出す。
ただ、それでは遅すぎることも確かにあると知ってしまったので。あの日食い尽くされてしまった「自分」を迎えに行ってやりたいのだ。二次
お題について
20190619(水)22:31コメントする ( 0 )〇-〇 「~~~~~~」
みたいな公開の手法を取ってます。「〇-〇」の部分は通し番号なんですけど、そのあとの「~~~~~~」については、通し番号振ってるお題であいうえお作文になるようにしてます。
逆ですかね? 「~~~~~~」のあいうえお作文でお題を作ってます……?
通し番号は振ってないですが、もちろん「~~~~~~」自体もお題として使用可能です。一次
DC小ネタ
20190209(土)17:23コメントする ( 0 )【転生幼馴染】
転生してとある白いわんこになるすこちー。ギターに合わせて歌っていたら名前が決まったわん。
無茶すんなよ、ともふもふセラピー。
→いつか訪れる亡霊を殺す
シリアス一辺倒だけど、形になりました。気が向いたら続く部分はギャグとほのぼのの予定。
【シャーリー】
大女優のクローンとして組織で生まれた子供の話。外側が変わらなくても内側は分からないしね、というところからスタートしたスペアだけれども、一部マッド系さんからは脳ごと入れ替えとかどうよ案も出てたり出てなかったり。シリアスに走り抜けることは簡単なので、ギャグに走りたい。
でもこれで「美人な大女優さまマジリスペクト」を方向性間違えるとシリアス一直線なので、彼女のクローンなんだから演技がうまいに決まってると信じてやまない彼女の話。
「ニキのコート? さっきバボたんが洗濯してたよ」
※かっけー、とこっそり着てみて満足するだけのはずが踏んずけて破いた
→追記にてシャーリーの恐らく冒頭追記
汚れひとつない白い壁、艶やかに光を反射するフローリング。最初に与えられたのはその状態の部屋で、机だったり、寝具だったり、カーテンだったり、そういった家具は母と共に揃えていった。他人の揃えたものが貴女を取り囲むだなんて耐えられないわ、とは彼女の言葉だ。貴女はまだ外に出ちゃダメよ、と言い残して出ていった母は、気まぐれに部屋を訪れては物を残していく。季節の新作スイーツは、食べきれないくらいの種類を一度に持ち込んでくるものだから大変だった。着飾っても外に出られないのに、と思いながら増えていくクローゼットの中を眺めて過ごしていた。
母は緩やかに歳を取ったように見せながら、実際には全く変わらなかった。せっかく綺麗な姿なのに、どうしてそれを隠してしまうのか。疑問を口にすると母は決まってこう返す。女は秘密を着飾って美しくなるのよ、と。二次
幣本丸ネタツイログ
20180913(木)21:08コメントする ( 0 )お風呂が怖かったのが大半の男士な中で、多分件の兄者だけが「え、錆びちゃっても手入れでなんとかなるんでしょ?」と普通に飛び込んで「飛び込むもんとちがうわ馬鹿たれ!!!」と初期刀に怒られる。お湯というものに浸かってみたかった、などと本刃は供述しており。
他刃がいるとお風呂で遊んで楽しませてやるけど、実はあまり好きじゃない殺伐。ひんやりと静かなばしょで穏やか(?)に過ごしている時間が好きだったので、許容することのできる熱はお互いのものだけだったら私がおいしい。
そんな殺伐のところに顕現した二振り目コンビも大事にしてやりたいしお話として纏めてやりたいんだなぁ。でも、あの殺伐いちにぃの相手をしばらくしていた二番目お鶴さんが素直にお花畑られるかとなるとそうでもなさそうなので、二番目いちにぃが余程の天然でなければと。
いち「一振り目が私のことを『頭に随分と奇天烈な花が』とぼやいていたのですが、幻覚が見えるほどに疲れているのでしょうか。まだまだ未熟ものではありますが、出陣くらい変わりますのに」
つる「割と直球で貶されていることに気がついてくれ。あと、お前に七面はまだ早い」
兄者の本丸に弟者が居たかどうかを考えるといなかったんだけれども、兄者を「兄者」と呼んで、故に兄者が「弟」と呼んだ審神者は居たのであの本丸に「弟」はいた。
Q「二刀流兄者は何やってるの?」
A「美味しいご飯を探してます。」
はやく模造刀くんと一緒にご飯食べたい二次
やほよろづについて
20180904(火)00:00コメントする ( 0 )日本には様々な神や妖怪が存在していますが、そういった中でも異質で逸れ者となってしまった存在が傷を舐め合う物語、というのがコンセプトです。化狸、なんて可愛らしいレベルから八岐大蛇という神話レベルまで、多種多様に取り揃えております、なんていう雑多性。オムニバス形式で進めていたこともあり、また、内容としても私の書きやすい雰囲気を持つ話が多かったこともあり、とても気楽に、気軽にキーボードを叩いていた記憶があります。
設定を作るだけ作ったのに登場しなかった子もいます。ちょっとした無念ですね。妖怪、なんていう人間とは異なる時間を生きる彼らの色んな時代でのお話を書けたら楽しかったんですけどね。そこにまで至ることができず無念であります。ただ、大抵の他の方の創作とはコラボしやすい感じだったのは良かったです、と小声で。
実を言うと、温羅一族のせいで誕生してしまった死ねない八咫烏に、いつか、望むなら死を与えてやりたい、という思いを胸に抱えた榛葉たちによって管理されていたのが八集神社です。これは「八」咫烏と「八」岐大蛇と「八」重桜がいる神社だからですね。温羅一族にとっては過去の清算、八咫にとっては先の見えない生の終わり、という薄暗い結末を求めて書いていただけに、お話全体がかなり薄暗かったように思います。でも、私、メリーバッドエンドが読むのも書くのも好きなので、仕方がないのかなぁ、と。メリバどころか、結末らしい結末にも辿りつけてないんですけどね。一次
御伽噺シリーズについて
20180903(月)23:58コメントする ( 0 )様々な愛の形、をキーワードにしてグリム童話に主軸を置いた作品群です。原作御伽噺を独自解釈からの曲解・捏造・創造、可能な手法を思う存分振りかざして暴走したシリーズ、とも言います。全ての「物語」が同一の世界で起こっている出来事であると考えるので、まあ、この物語ではこの役割を担っていた人が、こちらの物語ではこの役割を担っている、みたいな兼業はデフォルト装備ですね。
作中に登場させた「魔女」は、白・黒・赤・青の四色です。ここに緑も加えたかったのですが、どうしても緑となるとオズの魔法使いが出てきてしまい、しかし、オズの世界観を御伽噺に組み込むには原作の読み込みが足りなかったため、断念。代わりに、実は紫の魔女が存在していた……のですが、サイト運営中には登場しませんでした。シェーラザード。人々の物語を見聞し、それを記した「継続」の魔女。彼女の担う魔法が、物語の登場人物の元となった人々の魂の願いと共鳴して少し変わった転生が起こるようになった、というのが昔語り、間語り、夢語りの流れになるのですが、割愛です。
夢語りではちらりと触れたのですが、実は御伽噺の現代軸とやほよろづの現代軸はリンクしています。赤頭巾・狼の魂を持って転生した紅葉くんは、やほよろづ登場の平成榛葉実弟でありながら子宝に恵まれなかった送り狼子孫の夫婦に引き取られただとか、兎の魂を持って転生した稲葉くんは、やほよろづの平成榛葉の従弟(つまり、紅葉とも従兄弟関係)だとか、榛葉一族の中に紫の魔女が生まれるだとか、そんな壮大なお話は脳内にありましたが技術と時間の問題で削除、となりました。時間のある時に、気紛れに書き表すことが出来たらなぁ、というのは小さな野望であります。一次
弊本丸における刀剣男士について
20180902(日)16:18コメントする ( 0 )すごく個人的な意見なのですが、顕現した当初は「人間の器」というものに違和感を持っているイメージがあります。何が引っかかるのかはそれぞれで、それに折り合いをつけるまでの時間もそれぞれで。
さつばつるいち本丸の鶴丸国永は、感情をうまく扱うことができなかった系男士です。勿論、刀に宿った意識はあったものの、意思や感情があったところで人間には伝わらないし、当然のことながら己の思いが行く先の決定に関わるわけでもなく。結果として、刀剣男士として顕現した際に「感情」をどのように処理すれば良いのかが分からなくなってしまい、以前より抱いていた矜持と混ざり合って面倒くさいことになってしまった筆頭の個体であるかと思われます。多分、他の鶴丸国永の中にはもっと気楽に過ごしている個体もいる。
二刀流兄者本丸の髭切は、まだ顕現したばかりなので「身体」というもの自体に違和感、というか興味津々の状態です。己の内側を空気が通っていくのが面白いし、空気や骨を伝ってくる「声」というものも面白い。触れ合った部分に熱があるということも、何となく覚えているような新鮮なような……? という感じ。恐らく、戦闘によって得た傷や痛みも楽しみながら「身体」について学んでいくことでしょう。うまく操縦しないと、己の興味関心のために新たな傷を作ることも相手を傷つけることも厭わない系男士になってしまいかねない好奇心の塊です。現状、膝丸や主といった「弟」にとって頼れる「兄」として在るために動こうとしているので、そこに不必要な脇道はしばらくの間は放置ですけどね、ある程度強くなって、時間を持て余して、構うべき「弟」がいなければ、その時にはどうなっているか分かりません。二次