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作品小ネタ集

御伽噺シリーズについて

2018/09/03 23:58
一次
 様々な愛の形、をキーワードにしてグリム童話に主軸を置いた作品群です。原作御伽噺を独自解釈からの曲解・捏造・創造、可能な手法を思う存分振りかざして暴走したシリーズ、とも言います。全ての「物語」が同一の世界で起こっている出来事であると考えるので、まあ、この物語ではこの役割を担っていた人が、こちらの物語ではこの役割を担っている、みたいな兼業はデフォルト装備ですね。
 作中に登場させた「魔女」は、白・黒・赤・青の四色です。ここに緑も加えたかったのですが、どうしても緑となるとオズの魔法使いが出てきてしまい、しかし、オズの世界観を御伽噺に組み込むには原作の読み込みが足りなかったため、断念。代わりに、実は紫の魔女が存在していた……のですが、サイト運営中には登場しませんでした。シェーラザード。人々の物語を見聞し、それを記した「継続」の魔女。彼女の担う魔法が、物語の登場人物の元となった人々の魂の願いと共鳴して少し変わった転生が起こるようになった、というのが昔語り、間語り、夢語りの流れになるのですが、割愛です。
 夢語りではちらりと触れたのですが、実は御伽噺の現代軸とやほよろづの現代軸はリンクしています。赤頭巾・狼の魂を持って転生した紅葉くんは、やほよろづ登場の平成榛葉実弟でありながら子宝に恵まれなかった送り狼子孫の夫婦に引き取られただとか、兎の魂を持って転生した稲葉くんは、やほよろづの平成榛葉の従弟(つまり、紅葉とも従兄弟関係)だとか、榛葉一族の中に紫の魔女が生まれるだとか、そんな壮大なお話は脳内にありましたが技術と時間の問題で削除、となりました。時間のある時に、気紛れに書き表すことが出来たらなぁ、というのは小さな野望であります。

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