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作品小ネタ集

弊本丸における刀剣男士について

2018/09/02 16:18
二次
 すごく個人的な意見なのですが、顕現した当初は「人間の器」というものに違和感を持っているイメージがあります。何が引っかかるのかはそれぞれで、それに折り合いをつけるまでの時間もそれぞれで。

 さつばつるいち本丸の鶴丸国永は、感情をうまく扱うことができなかった系男士です。勿論、刀に宿った意識はあったものの、意思や感情があったところで人間には伝わらないし、当然のことながら己の思いが行く先の決定に関わるわけでもなく。結果として、刀剣男士として顕現した際に「感情」をどのように処理すれば良いのかが分からなくなってしまい、以前より抱いていた矜持と混ざり合って面倒くさいことになってしまった筆頭の個体であるかと思われます。多分、他の鶴丸国永の中にはもっと気楽に過ごしている個体もいる。
 二刀流兄者本丸の髭切は、まだ顕現したばかりなので「身体」というもの自体に違和感、というか興味津々の状態です。己の内側を空気が通っていくのが面白いし、空気や骨を伝ってくる「声」というものも面白い。触れ合った部分に熱があるということも、何となく覚えているような新鮮なような……? という感じ。恐らく、戦闘によって得た傷や痛みも楽しみながら「身体」について学んでいくことでしょう。うまく操縦しないと、己の興味関心のために新たな傷を作ることも相手を傷つけることも厭わない系男士になってしまいかねない好奇心の塊です。現状、膝丸や主といった「弟」にとって頼れる「兄」として在るために動こうとしているので、そこに不必要な脇道はしばらくの間は放置ですけどね、ある程度強くなって、時間を持て余して、構うべき「弟」がいなければ、その時にはどうなっているか分かりません。

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