俺は中津に誘われ食堂に向かった。食堂には第二寮生がわらわらと集まっている。人数といいキャラクターといい個性的な奴らばかりだ。

中「お。みんないるじゃねぇか！」
嵯「中津！これ…見たか？まぁ…もうみんな移動してるんだけどさ。」
中「今から見るんだよ。こいつにも見せてやろうと思ってよ！」
『お…おぅ！』
食堂の掲示板には部屋替えの概要が貼り出されていた。日付から見ても昨日発行されたものだった。

(第二寮に入るって決まってるようなもんなのか、これは。)

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部屋替え概要


第2寮のみ今週

２０１ 難波＝中央 ２０２ 上野＝嵐山
２０３ 萱島＝関目 ２０４ 中津＝芦屋
２０５ 佐野＝soprano ２０６ 野江＝嵯峨
２０７ 淡輪＝京橋 ２０８ 上新＝水無瀬




２０９の寮長室使用不可

以上

他の寮は来週付で発表を行う。


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『わあ、なんか悪いことしたなぁ。』

中「いや、悪くねぇよ！俺は瑞稀と一緒だしな！」
萱「オーラがいい。上機嫌だね。」
中「そんな所まで見えんのかよっ！萱島すげーよ。」
萱「ありがと」

俺は食堂に来て改めて思った。中津がここでみんなをまとめているから。寮長(いないけど)がしっかりとした威厳があるから。だからこの寮はしっかりしているのだと。