第8章 巨兵の大戦
「よぉレインズ!元気そうじゃねぇか」
「久しぶり~、みんな元気そうでよかったよ」
「ファングさん!?ヴァニラさんまで!」
ホープが驚くのも無理はないだろう。
「ファングさん!」
「お?スノウんとこの娘じゃねぇか。ついに私まで抜きやがって、生意気な」
ぐりぐりと頭を撫でられて嬉しそうにするレインを、まるで異物を見るような目で見るエクス。
「お二人はどうしてこちらに?」
「知らないの?このシ界、ニュースになってるんだよ?」
「うちらもあの末期にゃ腐るほど見たからな、混沌 は。ここにいりゃお前らも来ると思ってよ」
「待ち構えていたのか」
エクレールが呆れた顔をする横で、ファングはひょいとルミナを持ち上げて眺める。
「しっかし、レインの奴はすくすく育ってるつーのにお前は相変わらずちみっこいな」
「まぁまぁファング。ホープだって14歳から10年で30㎝くらい伸びたんだから、この子もこれからだよ」
「好き勝手言ってーー!!」
暴れるルミナをほいっとエクレールにパスしたファングが、「で」とリーナに視線を向ける。
「そっちは?」
「あ、リーナ・エストハイムといいます。ちょっと経緯が複雑なんですが…まぁ、アレと同じ場所から引っ張り出されてきたと思ってください」
アレ、とシ界を指し示すリーナ。
ファングがふぅん?と鼻を鳴らし、ヴァニラがうん?と首を傾げる。
「ま、いいや。とりあえず話そうぜ」
「んだよ、バルトアンデルスの奴が来やがったのか。うちらもそっちで待ち受けるべきだったか?」
「無理だよファング。ここからどれだけ離れてると思ってるの」
リーナの経緯を聞いたファングが舌打ちし、ヴァニラが諫める。
「わぁってら。けどよ、仲間 の娘が手ぇ出されたならうちだって一発かましてやりたかってだけさ」
「それなら心配ねぇさ。アタシ自身でぶっ飛ばしてやったからな!」
なっ、と力こぶを作って振り返るレインに、ルミナとリーナが顔を見合わせて頷く。
「リーナがこう、ガツンとね」
「私はバックアップですよ。二人でボッコボコにしてたじゃないですか」
「謙遜しやがってよぉ」
「ふふ、ほんとホープにそっくりだね?」
ヴァニラがよしよしとリーナを撫でる。
「…こほん、そろそろいいかね」
「おうレインズ。うちらは準備万端だぜ」
「あ、待ってください。その口ぶりからして、お二人も偵察に同行したんですね?」
「うん、そうだけど…それが?」
首を傾げるヴァニラに、気づいたホープたちが顔を見合わせる。
「…ちょっと検証に付き合っていただけませんか?」
「んぁ?」
ファングの顔が怪訝そうに顰められた。
「久しぶり~、みんな元気そうでよかったよ」
「ファングさん!?ヴァニラさんまで!」
ホープが驚くのも無理はないだろう。
「ファングさん!」
「お?スノウんとこの娘じゃねぇか。ついに私まで抜きやがって、生意気な」
ぐりぐりと頭を撫でられて嬉しそうにするレインを、まるで異物を見るような目で見るエクス。
「お二人はどうしてこちらに?」
「知らないの?このシ界、ニュースになってるんだよ?」
「うちらもあの末期にゃ腐るほど見たからな、
「待ち構えていたのか」
エクレールが呆れた顔をする横で、ファングはひょいとルミナを持ち上げて眺める。
「しっかし、レインの奴はすくすく育ってるつーのにお前は相変わらずちみっこいな」
「まぁまぁファング。ホープだって14歳から10年で30㎝くらい伸びたんだから、この子もこれからだよ」
「好き勝手言ってーー!!」
暴れるルミナをほいっとエクレールにパスしたファングが、「で」とリーナに視線を向ける。
「そっちは?」
「あ、リーナ・エストハイムといいます。ちょっと経緯が複雑なんですが…まぁ、アレと同じ場所から引っ張り出されてきたと思ってください」
アレ、とシ界を指し示すリーナ。
ファングがふぅん?と鼻を鳴らし、ヴァニラがうん?と首を傾げる。
「ま、いいや。とりあえず話そうぜ」
「んだよ、バルトアンデルスの奴が来やがったのか。うちらもそっちで待ち受けるべきだったか?」
「無理だよファング。ここからどれだけ離れてると思ってるの」
リーナの経緯を聞いたファングが舌打ちし、ヴァニラが諫める。
「わぁってら。けどよ、
「それなら心配ねぇさ。アタシ自身でぶっ飛ばしてやったからな!」
なっ、と力こぶを作って振り返るレインに、ルミナとリーナが顔を見合わせて頷く。
「リーナがこう、ガツンとね」
「私はバックアップですよ。二人でボッコボコにしてたじゃないですか」
「謙遜しやがってよぉ」
「ふふ、ほんとホープにそっくりだね?」
ヴァニラがよしよしとリーナを撫でる。
「…こほん、そろそろいいかね」
「おうレインズ。うちらは準備万端だぜ」
「あ、待ってください。その口ぶりからして、お二人も偵察に同行したんですね?」
「うん、そうだけど…それが?」
首を傾げるヴァニラに、気づいたホープたちが顔を見合わせる。
「…ちょっと検証に付き合っていただけませんか?」
「んぁ?」
ファングの顔が怪訝そうに顰められた。