第6章 零落の楽園
『お姉ちゃん、みんな、突入できた?』
「問題ない。ノエル、言っていた場所で間違いないな?」
「ああ。間違いなくここは、あの時のアガスティアタワーだ」
ノエルが難しい顔で見回す。
その視線が一点で止まった。
「どうした、父さん」
「おい、あれ―――」
「―――セラ?」
アガスティアタワーの通路を歩くセラの姿があった。
『私なら外にいるよ?』
「じゃあアレは、セラのデュプリケート?」
「なんだろうけど…」
「YES.間違ってないよ」
通路の向こう側のセラの姿が消え、すぐ隣に現れる。
エクレールが咄嗟に皆を護りながら剣を向けた。
「随分粋な真似をするじゃないか」
「待って、母さん」
その横からルミナが歩み出る。
「おい―――」
「あの、私たち、この塔がなんで現れたから調べてるの。何か知らない?」
「おい、ルミナ!?」
ノエルが驚愕の声を漏らす。
「え、ダメ?」
「駄目。ここのデュプリケートってことは、あのアダムの手先!警戒!」
ルミナを押し下げ、ノエルも武器を構える。
睨まれたセラのデュプリケートは、無機質な視線をルミナに向けたまま口を開いた。
「…塔の頂上。そこで待ってる」
「……は?」
エクレールが眉を上げる。その間に、デュプリケートは姿を消した。
「……お誘い?」
「…乗るしかなさそうですね」
ホープが肩をすくめて言った。
「問題ない。ノエル、言っていた場所で間違いないな?」
「ああ。間違いなくここは、あの時のアガスティアタワーだ」
ノエルが難しい顔で見回す。
その視線が一点で止まった。
「どうした、父さん」
「おい、あれ―――」
「―――セラ?」
アガスティアタワーの通路を歩くセラの姿があった。
『私なら外にいるよ?』
「じゃあアレは、セラのデュプリケート?」
「なんだろうけど…」
「YES.間違ってないよ」
通路の向こう側のセラの姿が消え、すぐ隣に現れる。
エクレールが咄嗟に皆を護りながら剣を向けた。
「随分粋な真似をするじゃないか」
「待って、母さん」
その横からルミナが歩み出る。
「おい―――」
「あの、私たち、この塔がなんで現れたから調べてるの。何か知らない?」
「おい、ルミナ!?」
ノエルが驚愕の声を漏らす。
「え、ダメ?」
「駄目。ここのデュプリケートってことは、あのアダムの手先!警戒!」
ルミナを押し下げ、ノエルも武器を構える。
睨まれたセラのデュプリケートは、無機質な視線をルミナに向けたまま口を開いた。
「…塔の頂上。そこで待ってる」
「……は?」
エクレールが眉を上げる。その間に、デュプリケートは姿を消した。
「……お誘い?」
「…乗るしかなさそうですね」
ホープが肩をすくめて言った。