第5章 激震の世界
「グオオオオッ!」
「そこぉ!」
猛攻に耐えかね、倒れ込むダハーカの背に、レインが剣を突き立てる。
さきほどまで展開されていた灼熱の環境が解ける。
「ルミナ!」
「合わせるよ!」
エクスが大剣を掲げ、その目から魔法を放つ。
合わせてルミナが銃を構え、魔力を照射する。
「うおっと!」
レインが跳び上がった直後、二つが着弾し、轟音を響かせた。
「っぶねぇな」
「大丈夫だろ、レイン姉だし」
「お前、あたしを何だと思ってんだよ」
「「無駄に頑丈」」
「ルミナまでかよ!」
おいおい、と二人に抗議するレインに、エクスとルミナは顔を見合わせて笑った。
そこに咆哮が響く。倒れたはずのファルシが、断末魔と共にその手を伸ばす。
「しつこい!」
「下がって!」
ルミナが飛び出す。溢れ出し、纏わりつかんとする呪いを身体を眩く輝かせて弾きながら、剣を深く突き立ててトドメを刺した。
「…なんだ、今の?」
「ちょっとした応用?かな。お母さんたちなら“奇跡”って呼ぶところかもしれないけど」
消えていくファルシを見届けながら、振り返ったルミナが剣を仕舞う。
「とにかく、これでようやく一息つけるな」
「そうだね」
駆け寄ってくる大人たち―――どうやら戦闘中に気付いて増えたらしい―――を見て、少女はふわりと笑顔を浮かべた。
「そこぉ!」
猛攻に耐えかね、倒れ込むダハーカの背に、レインが剣を突き立てる。
さきほどまで展開されていた灼熱の環境が解ける。
「ルミナ!」
「合わせるよ!」
エクスが大剣を掲げ、その目から魔法を放つ。
合わせてルミナが銃を構え、魔力を照射する。
「うおっと!」
レインが跳び上がった直後、二つが着弾し、轟音を響かせた。
「っぶねぇな」
「大丈夫だろ、レイン姉だし」
「お前、あたしを何だと思ってんだよ」
「「無駄に頑丈」」
「ルミナまでかよ!」
おいおい、と二人に抗議するレインに、エクスとルミナは顔を見合わせて笑った。
そこに咆哮が響く。倒れたはずのファルシが、断末魔と共にその手を伸ばす。
「しつこい!」
「下がって!」
ルミナが飛び出す。溢れ出し、纏わりつかんとする呪いを身体を眩く輝かせて弾きながら、剣を深く突き立ててトドメを刺した。
「…なんだ、今の?」
「ちょっとした応用?かな。お母さんたちなら“奇跡”って呼ぶところかもしれないけど」
消えていくファルシを見届けながら、振り返ったルミナが剣を仕舞う。
「とにかく、これでようやく一息つけるな」
「そうだね」
駆け寄ってくる大人たち―――どうやら戦闘中に気付いて増えたらしい―――を見て、少女はふわりと笑顔を浮かべた。