第4章 去縁の断絶

「チョコリーナは来ないのか?」
「クエッ!」
「『私はそろそろ向こうに戻りそうな予感がするからお見送りするわ』って言ってるクポ」
「代わりにお前が付いてくるのはいいのか?里長なんだろ?」
「へーきへーきクポ。オーディンがいればこの里は安全クポ!」
それはそれでどうなんだ。呆れるエクスの視線をものともせず、モーグリはステッキをくるくる回した。
「それに、モグだって力になれるクポ!」
「本当にぃ?」
レインが首を捻る。
「本当クポ!これでもセラやノエルと、時を超える旅をしたクポ!」
「お袋と?」「父さんと?」
レインとエクスは顔を見合わせた。
「ねぇ、まだ行かないの?」
そんな二人を他所に、チョコボの背で戯れていたルミナが急かす。
「…じゃあ、行くか」
「応。早いとこ帰らねーとだしな」
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