第4章 去縁の断絶
モーグリが案内した場所には、チョコリーナより一回り逞しい、色とりどりのチョコボたちが暮らしていた。
その中から、白い羽毛の先端だけが緑に染まったチョコボが、気品を感じさせる足取りで歩み出てきた。
「彼がオーディンクポ」
「彼が…?」
ルミナが首を傾げる。そんなルミナに、オーディンと呼ばれたチョコボはしずしずと頭を下げた。
まるで騎士の礼のように。
「どうした、ルミナ?」
「いや、オーディンって…もっとこう、こう………あれ?違った気がするんだけど…」
なんでそんな気がするんだろ?と首を傾げるルミナ。
「クエッ」
「『この身をチョコボにやつしたのは、貴女様が混沌に沈んだ後のこと。知らぬのも無理はありますまい』って言ってるクポ」
「………ん、ごめん。そう言われても、やっぱりまだわかんないや」
苦笑いをして、それより、とルミナは話題を変えた。
「私たち、神殿に行かなきゃいけないの。乗せて行ってくれない?」
「クエー……」
「『私がお運びしたいのは山々なれど、この里の守護から離れられぬ身。どうか彼らをお使いください』って言ってるクポ」
「ありがとう、オーディン」
ルミナが白い羽毛を撫でている後ろで、見守っていたエクスとレイン。
そこにいつの間にか色とりどりのチョコボが集い、自分を選べと言わんばかりに騒がしく鳴きだした。
「うぉ、うるせぇ」
「コイツら……」
そんなに出たいのか?と怪訝そうに見るエクスを、じっと見つめ返すチョコボたちの眼。
奇妙なにらみ合いは、しばらく続いた。
その中から、白い羽毛の先端だけが緑に染まったチョコボが、気品を感じさせる足取りで歩み出てきた。
「彼がオーディンクポ」
「彼が…?」
ルミナが首を傾げる。そんなルミナに、オーディンと呼ばれたチョコボはしずしずと頭を下げた。
まるで騎士の礼のように。
「どうした、ルミナ?」
「いや、オーディンって…もっとこう、こう………あれ?違った気がするんだけど…」
なんでそんな気がするんだろ?と首を傾げるルミナ。
「クエッ」
「『この身をチョコボにやつしたのは、貴女様が混沌に沈んだ後のこと。知らぬのも無理はありますまい』って言ってるクポ」
「………ん、ごめん。そう言われても、やっぱりまだわかんないや」
苦笑いをして、それより、とルミナは話題を変えた。
「私たち、神殿に行かなきゃいけないの。乗せて行ってくれない?」
「クエー……」
「『私がお運びしたいのは山々なれど、この里の守護から離れられぬ身。どうか彼らをお使いください』って言ってるクポ」
「ありがとう、オーディン」
ルミナが白い羽毛を撫でている後ろで、見守っていたエクスとレイン。
そこにいつの間にか色とりどりのチョコボが集い、自分を選べと言わんばかりに騒がしく鳴きだした。
「うぉ、うるせぇ」
「コイツら……」
そんなに出たいのか?と怪訝そうに見るエクスを、じっと見つめ返すチョコボたちの眼。
奇妙なにらみ合いは、しばらく続いた。