災い
未来は取り出したものは、さっき見たネットの記事やつぶやきアプリで話題になっていた『DREAMS』という『好きな夢をみれる薬』ものだった。
私は驚いた顔をして聞いた。
「えっ?!!なんで未来が持ってるの??」
「へへーん!ビックリした顔してるね~!これね、」
未来がそう言ったところで先生が教室に入ってきた。
ガラッ
「こら。もう帰るじかんだぞ。山本に鈴川!」
「「はーい」」
担任の先生に下校を促された私と未来。噂の薬を手にしたきっかけを聞けずじまいだった。
私たちは元いた教室から校門までさっきのことを話した。
「未来、さっきの話だけど…」
「実夢、もしかして信じた?」
「違うよ。ただ、未来がどうやってその『薬』を手に入れたのかを知りたいだけ」
未来はニヤニヤしながらこっちを見ている。
「ふ~ん。実は兄貴が買ったやつなんだよね」
そういえば、未来には3歳年上のお兄さんがいたんだった。お兄さんは高校を卒業し、現在は大学で教員免許を取りながら勉学に励んでいるという。
「お兄さんが?結構真面目そうでそんな噂話とか信じないタイプだと思ってたから意外」
「まあ、正しくはあたしがお願いして買ってもらった物なんだけどね」
教師を目指すという人柄から真面目そうなイメージがあったから意外すぎてびっくりしたけど、未来が頼んだのか。
「やっぱりね~。何かおかしいなと思ったらそれか」
確か、この『薬』は18歳以上でないと使えないんだっけ。
「そういえば、未来」
「ん?」
「その『薬』使うの?」
いつもだったら冗談冗談って言いそうだけど…
「それは秘密☆使ったかどうかは明日教えてあげる」
「そっか」
そんな続きの話をしていると未来の家と私の家との分かれ道に着いた。
「じゃ、ここでお別れだね。」
「未来、じゃあね」
私は未来と別れ、自宅に着いた。
ガチャ
「ただいまー」
午後6時頃、帰宅。
靴を脱いでリビングに向かう。
「おかえり」
キッチンからお母さんの声がする。
「今日、学校どうだった?」
「まあ、特にこれといって不思議なことはなかったけど…」
『薬』のことを言おうかどうか悩んだ。でも、これは所詮ウワサ。嘘かもしれないし確証がないことはあまり声に出して話したくない達なので、言わないことにした。
「どうしたの、実夢?」
「ううん、なんでもない」
「それじゃ、ご飯にしましょうか」
「わかった。準備手伝うよ」
私はお母さんと共に食器棚から皿やお箸、器などを用意した。お母さんが用意していたサラダやカレーライスなどを皿に盛りつけ、テーブルにスプーンなどを用意した。
用意をしているうちに、お父さんが帰宅した。「ただいま」という声と共にリビングに入ってきた。
「お父さん、もう夕食できてるよ」
「ああ、わかってる」
「「「いただきまーす」」」
夕食も終わり、入浴を済ませた。入浴後は自室で授業で出された宿題やゲームをして楽しんだ。
宿題を取り組みつつ、私は『薬』のことが気になっていた。宿題の途中ではあったが、『薬』のことが気になりすぎてスマートフォンで調べることにした。
私は驚いた顔をして聞いた。
「えっ?!!なんで未来が持ってるの??」
「へへーん!ビックリした顔してるね~!これね、」
未来がそう言ったところで先生が教室に入ってきた。
ガラッ
「こら。もう帰るじかんだぞ。山本に鈴川!」
「「はーい」」
担任の先生に下校を促された私と未来。噂の薬を手にしたきっかけを聞けずじまいだった。
私たちは元いた教室から校門までさっきのことを話した。
「未来、さっきの話だけど…」
「実夢、もしかして信じた?」
「違うよ。ただ、未来がどうやってその『薬』を手に入れたのかを知りたいだけ」
未来はニヤニヤしながらこっちを見ている。
「ふ~ん。実は兄貴が買ったやつなんだよね」
そういえば、未来には3歳年上のお兄さんがいたんだった。お兄さんは高校を卒業し、現在は大学で教員免許を取りながら勉学に励んでいるという。
「お兄さんが?結構真面目そうでそんな噂話とか信じないタイプだと思ってたから意外」
「まあ、正しくはあたしがお願いして買ってもらった物なんだけどね」
教師を目指すという人柄から真面目そうなイメージがあったから意外すぎてびっくりしたけど、未来が頼んだのか。
「やっぱりね~。何かおかしいなと思ったらそれか」
確か、この『薬』は18歳以上でないと使えないんだっけ。
「そういえば、未来」
「ん?」
「その『薬』使うの?」
いつもだったら冗談冗談って言いそうだけど…
「それは秘密☆使ったかどうかは明日教えてあげる」
「そっか」
そんな続きの話をしていると未来の家と私の家との分かれ道に着いた。
「じゃ、ここでお別れだね。」
「未来、じゃあね」
私は未来と別れ、自宅に着いた。
ガチャ
「ただいまー」
午後6時頃、帰宅。
靴を脱いでリビングに向かう。
「おかえり」
キッチンからお母さんの声がする。
「今日、学校どうだった?」
「まあ、特にこれといって不思議なことはなかったけど…」
『薬』のことを言おうかどうか悩んだ。でも、これは所詮ウワサ。嘘かもしれないし確証がないことはあまり声に出して話したくない達なので、言わないことにした。
「どうしたの、実夢?」
「ううん、なんでもない」
「それじゃ、ご飯にしましょうか」
「わかった。準備手伝うよ」
私はお母さんと共に食器棚から皿やお箸、器などを用意した。お母さんが用意していたサラダやカレーライスなどを皿に盛りつけ、テーブルにスプーンなどを用意した。
用意をしているうちに、お父さんが帰宅した。「ただいま」という声と共にリビングに入ってきた。
「お父さん、もう夕食できてるよ」
「ああ、わかってる」
「「「いただきまーす」」」
夕食も終わり、入浴を済ませた。入浴後は自室で授業で出された宿題やゲームをして楽しんだ。
宿題を取り組みつつ、私は『薬』のことが気になっていた。宿題の途中ではあったが、『薬』のことが気になりすぎてスマートフォンで調べることにした。