中編 地味子がアイドルやってるなんて知らない
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夢原さんに「ナマエちゃんが斉木くんと話したいんだって!」と直球に部活に誘われて、やはり目が合ったのは気のせいではなかったと確信した僕はめずらしく部活の提案に乗った。
放課後、部室に入ると夢原さんと万城乃さんが恋バナでキャッキャしてる状態でミョウジさんはほぼ置き去りの構図が出来上がっていた。
席に着くと、ミョウジさんの慌てた様子のテレパシーが僕の脳内に流れ込んでくる。
『この間のこと聞きたい、でも他の2人にバレちゃいけない、でも万が一見間違いだったら?私からバラすことになっちゃう…!どうしよう…!どうしよう…!』
こんな慌ててても、表面上はまだあまり関わりがないからミョウジさんは挨拶から始めた。
「初めまして。ミョウジ ナマエです。」
僕は頷くしかしなかったが、表情からも緊張してるのが伝わる。何よりテレパシーが慌ただしいのでわかる。
夢原さんは一応、仲介役のように「この子ね、斉木くんと話してみたかったんだって!」と挨拶はした。
まぁこのテンションだと大方夢原さんに無理矢理連れて来られたのだろう。
そして夢原さんはまた恋バナに戻り、盛り上がってるのが僕には聞こえていて、下世話なレベルの話をしていた。どうくっつけてあげようだとか。僕たちの気持ちはフル無視か。
そして「斉木くんって何が好き?」と質問が飛んできた。
これは僕がアイドルオタクだと思われているのか。
もちろん彼女がライブを終えて帰宅したあとのテレパシーなどキャッチしてもいないので、彼女がどう結論付けて僕に質問してきたかは到底分からない。
ミョウジさんは慌てたように「あの、人の好みとかじゃなくて、ものとか芸能人だとか」と捲し立てたあとそんなに時間もあけずに「言えないなら言わなくていいの!迷惑かけてごめん!やっぱり私帰る!」と逃げるように教室を出て行ってしまった。
僕もその後を追うように教室を出たら教室から夢原さんたちの「キャーッ!」という大きな声が聞こえてきたが、どうでもよかった。
僕は誰もいないことを確認して、昇降口まで瞬間移動して先回りした。
ミョウジさんは「へ…どうしてここに…」と驚いていたが、瞬間移動なんて信じてない様子だった。
なぜならテレパシーが「階段おりるのはっや…」だったからだ。
ミョウジさんは、周りをキョロキョロみまわして、誰もいないことを確認して僕ににじり寄った。
「もしかして、アイドル好き?」
僕は頷きもしなかった。
「劇場にいたでしょ。」
ここで僕は静かに頷いた。
ミョウジさんは続けて「見た、よね。」と目を伏せて言う。
その後、僕の目をしっかり見て「誰にも言わないで欲しいの。」と念を押すように言った。
僕はまた頷いて、ミョウジさんは僕から離れた。
ミョウジさんは靴箱から靴を出して上履きと靴を履き替えいつも通りの帰宅の準備をする。
そして僕も同じように帰宅の準備をした。
テレパシーで『僕が好きなのはコーヒーゼリーだ』と念じながら。
ミョウジさんは一瞬ビクッとしたが、彼女のテレパシーは相も変わらずクラスメイトにバレたことへの不安ばかりだったので、恐らくテレパシーに関しては何も気にしていない。
放課後、部室に入ると夢原さんと万城乃さんが恋バナでキャッキャしてる状態でミョウジさんはほぼ置き去りの構図が出来上がっていた。
席に着くと、ミョウジさんの慌てた様子のテレパシーが僕の脳内に流れ込んでくる。
『この間のこと聞きたい、でも他の2人にバレちゃいけない、でも万が一見間違いだったら?私からバラすことになっちゃう…!どうしよう…!どうしよう…!』
こんな慌ててても、表面上はまだあまり関わりがないからミョウジさんは挨拶から始めた。
「初めまして。ミョウジ ナマエです。」
僕は頷くしかしなかったが、表情からも緊張してるのが伝わる。何よりテレパシーが慌ただしいのでわかる。
夢原さんは一応、仲介役のように「この子ね、斉木くんと話してみたかったんだって!」と挨拶はした。
まぁこのテンションだと大方夢原さんに無理矢理連れて来られたのだろう。
そして夢原さんはまた恋バナに戻り、盛り上がってるのが僕には聞こえていて、下世話なレベルの話をしていた。どうくっつけてあげようだとか。僕たちの気持ちはフル無視か。
そして「斉木くんって何が好き?」と質問が飛んできた。
これは僕がアイドルオタクだと思われているのか。
もちろん彼女がライブを終えて帰宅したあとのテレパシーなどキャッチしてもいないので、彼女がどう結論付けて僕に質問してきたかは到底分からない。
ミョウジさんは慌てたように「あの、人の好みとかじゃなくて、ものとか芸能人だとか」と捲し立てたあとそんなに時間もあけずに「言えないなら言わなくていいの!迷惑かけてごめん!やっぱり私帰る!」と逃げるように教室を出て行ってしまった。
僕もその後を追うように教室を出たら教室から夢原さんたちの「キャーッ!」という大きな声が聞こえてきたが、どうでもよかった。
僕は誰もいないことを確認して、昇降口まで瞬間移動して先回りした。
ミョウジさんは「へ…どうしてここに…」と驚いていたが、瞬間移動なんて信じてない様子だった。
なぜならテレパシーが「階段おりるのはっや…」だったからだ。
ミョウジさんは、周りをキョロキョロみまわして、誰もいないことを確認して僕ににじり寄った。
「もしかして、アイドル好き?」
僕は頷きもしなかった。
「劇場にいたでしょ。」
ここで僕は静かに頷いた。
ミョウジさんは続けて「見た、よね。」と目を伏せて言う。
その後、僕の目をしっかり見て「誰にも言わないで欲しいの。」と念を押すように言った。
僕はまた頷いて、ミョウジさんは僕から離れた。
ミョウジさんは靴箱から靴を出して上履きと靴を履き替えいつも通りの帰宅の準備をする。
そして僕も同じように帰宅の準備をした。
テレパシーで『僕が好きなのはコーヒーゼリーだ』と念じながら。
ミョウジさんは一瞬ビクッとしたが、彼女のテレパシーは相も変わらずクラスメイトにバレたことへの不安ばかりだったので、恐らくテレパシーに関しては何も気にしていない。