1周年リクエスト企画
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※キャラ崩壊注意。
「待てお前ら。2人で【名前】の粘着行ってたのか?」
ライリーさんのそんな言葉に私はビクッと肩を揺らした。一方でこの「2人」ことオフェンスのウィリアムさんとバッツマンのガンジさんは、悪びれる様子もなく「おうっ!」と元気よく返事を返している。そんな2人にライリーさんは「『おう!』じゃないっ!!」と勢いよく盛大なツッコミを入れたのだった。
ところで今何をしているかというと、ライリーさんの自室で本日参加したゲームの反省会をしているところだ。というのも今日のゲーム結果は酷かったのだ。
……そ…、そもそもの原因は私なのですが…。
事情を追って説明すると…、件のゲームで私は開幕5秒で板恐怖を貰うというド戦犯行為をしてしまった。こんなド戦犯な私なんてもちろん救助される筋合いなんてないわけだからすかさず「私を助けなくていい!」とチャットを送ったものの、2人はそれを無視してなぜか粘着に来てくれたのだ。……ふ、二人同時に「うおおおおおおおおおおっっ!!!」とものすごい雄叫びをあげながら…。
その後結局救助してもらったものの、情けないことに救助後すぐに攻撃を食らってしまった。だからせめて誰の邪魔もしないようにとボロタイが切れるまでに誰もいない方向へと猛ダッシュしていたのだけど……、優しい二人はやはり私を見捨てることなんてできなかったらしい…。「私のことはいい!」「解読に集中して!」などとチャットを送っても、2人は「【名前】から離れろ!」「【名前】は俺が守る!」などと言いながら粘着に来てくれていたのだ。
恐らくライリーさんはこの間暗号機が回らなかったことに疑問を抱いたんだろう。事実結果として暗号機3台を残して全員荘園送りにされるという惨敗を期してしまったわけだし…。
「バカかお前ら!バカなのか!初手の、しかも自ら見捨てでいいと言ってる奴に2人で粘着に行くバカがどこにいるっ!!?」
「ここにいるぜライリーさん!」
「ドヤるなバカヤローっっ!!」
ま…、まずい…っ!そもそもの原因はチェイスを10秒もできなかった私だというのにこのままじゃ2人がめちゃくちゃ怒られてしまう…っ!そんな危機感を抱いた私は冷や汗をダラダラ垂らしながら怒り狂うライリーさんに「あの…、」と声をかけた。だけどライリーさんは怒りのあまり私の情けない程小さな声は聞こえていないらしく、そのままガミガミとウィリアムさんとガンジさんを怒鳴り続けている。…ふ、2人は鼻をほじったり耳をほじったりしてまるで聞いていないけれど…。
……そ…っ、それでも、そもそもの原因である私を差し置いて2人がこんなに怒られてしまうなんて申し訳無さすぎる…っ!
「あのっ!」
意を決した私はお腹の底から出すような大きな声を出した。ライリーさんはそれに一瞬ビクゥッと大きく肩を揺らしたものの、ガバッと勢いよく振り返ってくると私を指さして大きく口を開けた。
「なァんだ【名前】っ!?お前は大して悪くないぞっ!!」
言葉の内容こそ私を怒鳴るような言葉ではなかったのだけど、大きな声で、そしてすごい剣幕で言われたものだから私はピッと固まってしまった。そして徐々に体が震え出してきたかと思えば涙がじんわりと滲んでくる…。そんな私の情けない姿にライリーさんはう…っと気まずそうに言葉を詰まらした。
「あっ!ライリーさん!」
「弁護士貴様…っ!」
そんな私たちの様子を見ていたんだろうウィリアムさんとガンジさんはそれぞれ私に駆け寄ってきて、まるでライリーさんから私を庇うように立ちはだかった。
……………って、なんだろうこれ…?ただ単にライリーさんの大きな声に怯んでしまった臆病者の私が悪いのに、ライリーさんが悪者みたいになってしまってる…。めちゃくちゃ申し訳ないんだけど…。
「ライリーさん!こんないたいけなベイビーにそんな大声で詰め寄るんじゃねぇよ!」
「【名前】が涙目になって怖がっているだろう!」
「そ…、それは悪かった…。」
い…、いや、ライリーさんは悪くないですよ…?
そう思うのに、涙を零さまいと口を固く食い縛っているせいで口が開かなくて言葉が出てこない…。その間にもライリーさんは「こいつらを怒るテンションでつい…」などとバツが悪そうに私に謝ってくれている…。……いや、ホント…、めちゃくちゃ申し訳ないんだけど…。
「安心しろ【名前】、【名前】は悪くないんだからな。【名前】はスポーン位置がいわゆる“デススポーン”だっただけだからな。」
「運が悪かったな【名前】。まあ今度時間が合えば“デススポーン”からのチェイスの練習に付き合ってやる。」
「え…、えっとぉ……」
「あ!ガンジお前!何ちゃっかり抜け駆けしてんだよ!ずりぃぞ!」
ウィリアムさんがそう言ったかと思いきや、2人はどっちが私のチェイスの練習に付き合うかという謎の言い争いをし始めてしまった…。
……いやぁ…、あのぉ………。………うん、2人が私のことをこうも気遣ってくれるのはすごくありがたい。しかもただでさえチェイスが苦手な私にチェイスの練習を付き合ってくれると申し出てくれたのもすごくすごくありがたい。だけど今はそんなことで言い争ってる場合ではないと思うんだけど…。そう思いながら恐る恐るライリーさんの方へと顔を向けてみると、ライリーさんは体をプルプルと震わせながらおでこにいっぱい青筋を浮かべていたため、私は何かヤバイ予感を感じ取った…──
「──俺を差し置いて何を論点のズレた言い争いを始めてるんだアアァァァっ!!!」
ほォら!言わんこっちゃない!!
……い、いや…、言ってはないけど、でも嫌な予感は大当たりした。ライリーさんの大きな大きな雷が落ちてしまったのだ。
「というか!俺は【名前】に怒ってるんじゃないっ!!【名前】のファーストチェイスに問題がないとは言わないが!スポーン位置が悪けりゃそりゃ誰でもそういう事があるだろう!!
エリスにグプタっ!俺はなあ!お前らに怒ってるんだっっ!!!なァんで初手で2人同時に粘着に行くんだバカヤローっ!!!大体なぁ!【名前】は自身のファーストチェイスのミスから「私を助けなくていい!」と見捨てのチャットを送っていただろっ!!!」
「甘ぇなライリーさん。あれは本当は助けてほしいという【名前】の裏返しのSOSだぜ…!なぁ【名前】?」
「あ…、いや…、違……」
「どんな深読みだっ!!?」
いや…、ホントにそれですライリーさん。
心の中ではまるで私の気持ちを代弁してくれるライリーさんのツッコミに大いに同意できるのに、それをいざ体現しようとするとなぜかできなくて冷や汗を垂らしながらおろおろとしてしまう…。その間にもウィリアムさんとガンジさんはツッコミを入れるライリーさんを諸共せず言葉を繰り出していた。
「俺は思うんだが、【名前】に限って「私を助けなくていい!」チャットを廃止にすべきだ。」
「耳くそほじくりながら何エゴの塊みたいなことを言ってるんだっ!?
しかも汚いなっ!!耳クソこっちに飛ばすなっ!!」
「大体なぁライリーさん。よく考えてみろよ。このか弱くて隙だらけの【名前】があのでけぇハンターどもに追いかけられてんだ。捕まったら何されるか…、俺ァ心配でならねぇよ!」
「荘園送りにされるだけだろっ!!他に何されるっていうんだっ!?」
「貴様…っ、弁護士!!今何を考えてその発言をした!?言ってみろ!!【名前】はハンターに捕まったら何をされると想像したんだっ!!?」
「なんだお前はあぁぁっ!!?めんどくせえなあっ!!」
「えー?否定しねぇ辺りもしかしてライリーさん…。引くわー。」
「エリスお前えぇぇっ!!!お前の発言のせいでこうなったんだろうがっっ!!!」
う…っ、うわぁ…。どうしよう…?もうなんだか収集つかなくなってきてしまってるよ…。
目の前で繰り広げられるトリオ漫才のようなやりとりに、私は更におろおろとしてしまう。でもやっぱりその間にも、少し天然ボケっぽいガンジさんの発言とそのガンジさんの発言に乗じてわざとボケるウィリアムさんの発言のせいでこのトリオ漫才のようなやりとりはヒートアップしてしまっている…。というか、ライリーさんに至っては血管が切れてしまいそうな程、顔を真っ赤にして怒りまくってしまっているし…。
どうにか収集しなければとおろおろしつつも声をかけてみるけれど、ヒートアップした3人の耳にはどうやら届かないよう…。そもそもこうなってしまった原因は私のド戦犯チェイスが原因だというのにこのような自体になってしまって…、ただただ申し訳ない…。
私は相変わらずおろおろしつつトリオ漫才を収集させようとしながら苦手なチェイスを猛特訓しようと決めたのだった。
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【おまけ】台詞のみ
【名前】「(チェイスの練習…、ガンジさんもウィリアムさんも付き合ってくれるとは言ってくれていたけど…、ホントにお願いしてもいいのかな…──
──って、あ!ガンジさんと目が合って…)」
ガンジ「【名前】、今から時間はあるか?」
【名前】「え…?…あ……、はい…。」
ガンジ「なら…、昨日言ったがチェイスの練習に──」
ウィリアム「──待てえぇぇいっ!!
抜け駆けはさせねぇぞガンジ!【名前】は俺とチェイスの練習をするんだ!
そういうわけだ【名前】!わかったら今からミニスカに履き替えてきてくれ!」
【名前】「(ななななんでですかっ!?)」
ウィリアム「あ、別にパンチラ期待してるとかそんなんじゃねぇからな。俺はただ──」
ガンジ「バカか【名前】っ!?これからチェイスの練習をしようというのにミニスカに着替えるバカがどこにいるっ!?」
【名前】「(えええええ!?着替えるとも言ってないし、まず何で私が怒られて……?)」
この後チェイス練習はマーサに付き合ってもらった。
【そもそもは私のド戦犯チェイスが原因だというのに大変申し訳ございません fin.】
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夢主を姫プしがちなオフェンスとバッツマン(と巻き込まれた弁護士)と反省会。
(あとがき ⇒ 「【リクエスト夢のあとがき】そもそもは私のド戦犯チェイスが原因だというのに大変申し訳ございません!」)
「待てお前ら。2人で【名前】の粘着行ってたのか?」
ライリーさんのそんな言葉に私はビクッと肩を揺らした。一方でこの「2人」ことオフェンスのウィリアムさんとバッツマンのガンジさんは、悪びれる様子もなく「おうっ!」と元気よく返事を返している。そんな2人にライリーさんは「『おう!』じゃないっ!!」と勢いよく盛大なツッコミを入れたのだった。
ところで今何をしているかというと、ライリーさんの自室で本日参加したゲームの反省会をしているところだ。というのも今日のゲーム結果は酷かったのだ。
……そ…、そもそもの原因は私なのですが…。
事情を追って説明すると…、件のゲームで私は開幕5秒で板恐怖を貰うというド戦犯行為をしてしまった。こんなド戦犯な私なんてもちろん救助される筋合いなんてないわけだからすかさず「私を助けなくていい!」とチャットを送ったものの、2人はそれを無視してなぜか粘着に来てくれたのだ。……ふ、二人同時に「うおおおおおおおおおおっっ!!!」とものすごい雄叫びをあげながら…。
その後結局救助してもらったものの、情けないことに救助後すぐに攻撃を食らってしまった。だからせめて誰の邪魔もしないようにとボロタイが切れるまでに誰もいない方向へと猛ダッシュしていたのだけど……、優しい二人はやはり私を見捨てることなんてできなかったらしい…。「私のことはいい!」「解読に集中して!」などとチャットを送っても、2人は「【名前】から離れろ!」「【名前】は俺が守る!」などと言いながら粘着に来てくれていたのだ。
恐らくライリーさんはこの間暗号機が回らなかったことに疑問を抱いたんだろう。事実結果として暗号機3台を残して全員荘園送りにされるという惨敗を期してしまったわけだし…。
「バカかお前ら!バカなのか!初手の、しかも自ら見捨てでいいと言ってる奴に2人で粘着に行くバカがどこにいるっ!!?」
「ここにいるぜライリーさん!」
「ドヤるなバカヤローっっ!!」
ま…、まずい…っ!そもそもの原因はチェイスを10秒もできなかった私だというのにこのままじゃ2人がめちゃくちゃ怒られてしまう…っ!そんな危機感を抱いた私は冷や汗をダラダラ垂らしながら怒り狂うライリーさんに「あの…、」と声をかけた。だけどライリーさんは怒りのあまり私の情けない程小さな声は聞こえていないらしく、そのままガミガミとウィリアムさんとガンジさんを怒鳴り続けている。…ふ、2人は鼻をほじったり耳をほじったりしてまるで聞いていないけれど…。
……そ…っ、それでも、そもそもの原因である私を差し置いて2人がこんなに怒られてしまうなんて申し訳無さすぎる…っ!
「あのっ!」
意を決した私はお腹の底から出すような大きな声を出した。ライリーさんはそれに一瞬ビクゥッと大きく肩を揺らしたものの、ガバッと勢いよく振り返ってくると私を指さして大きく口を開けた。
「なァんだ【名前】っ!?お前は大して悪くないぞっ!!」
言葉の内容こそ私を怒鳴るような言葉ではなかったのだけど、大きな声で、そしてすごい剣幕で言われたものだから私はピッと固まってしまった。そして徐々に体が震え出してきたかと思えば涙がじんわりと滲んでくる…。そんな私の情けない姿にライリーさんはう…っと気まずそうに言葉を詰まらした。
「あっ!ライリーさん!」
「弁護士貴様…っ!」
そんな私たちの様子を見ていたんだろうウィリアムさんとガンジさんはそれぞれ私に駆け寄ってきて、まるでライリーさんから私を庇うように立ちはだかった。
……………って、なんだろうこれ…?ただ単にライリーさんの大きな声に怯んでしまった臆病者の私が悪いのに、ライリーさんが悪者みたいになってしまってる…。めちゃくちゃ申し訳ないんだけど…。
「ライリーさん!こんないたいけなベイビーにそんな大声で詰め寄るんじゃねぇよ!」
「【名前】が涙目になって怖がっているだろう!」
「そ…、それは悪かった…。」
い…、いや、ライリーさんは悪くないですよ…?
そう思うのに、涙を零さまいと口を固く食い縛っているせいで口が開かなくて言葉が出てこない…。その間にもライリーさんは「こいつらを怒るテンションでつい…」などとバツが悪そうに私に謝ってくれている…。……いや、ホント…、めちゃくちゃ申し訳ないんだけど…。
「安心しろ【名前】、【名前】は悪くないんだからな。【名前】はスポーン位置がいわゆる“デススポーン”だっただけだからな。」
「運が悪かったな【名前】。まあ今度時間が合えば“デススポーン”からのチェイスの練習に付き合ってやる。」
「え…、えっとぉ……」
「あ!ガンジお前!何ちゃっかり抜け駆けしてんだよ!ずりぃぞ!」
ウィリアムさんがそう言ったかと思いきや、2人はどっちが私のチェイスの練習に付き合うかという謎の言い争いをし始めてしまった…。
……いやぁ…、あのぉ………。………うん、2人が私のことをこうも気遣ってくれるのはすごくありがたい。しかもただでさえチェイスが苦手な私にチェイスの練習を付き合ってくれると申し出てくれたのもすごくすごくありがたい。だけど今はそんなことで言い争ってる場合ではないと思うんだけど…。そう思いながら恐る恐るライリーさんの方へと顔を向けてみると、ライリーさんは体をプルプルと震わせながらおでこにいっぱい青筋を浮かべていたため、私は何かヤバイ予感を感じ取った…──
「──俺を差し置いて何を論点のズレた言い争いを始めてるんだアアァァァっ!!!」
ほォら!言わんこっちゃない!!
……い、いや…、言ってはないけど、でも嫌な予感は大当たりした。ライリーさんの大きな大きな雷が落ちてしまったのだ。
「というか!俺は【名前】に怒ってるんじゃないっ!!【名前】のファーストチェイスに問題がないとは言わないが!スポーン位置が悪けりゃそりゃ誰でもそういう事があるだろう!!
エリスにグプタっ!俺はなあ!お前らに怒ってるんだっっ!!!なァんで初手で2人同時に粘着に行くんだバカヤローっ!!!大体なぁ!【名前】は自身のファーストチェイスのミスから「私を助けなくていい!」と見捨てのチャットを送っていただろっ!!!」
「甘ぇなライリーさん。あれは本当は助けてほしいという【名前】の裏返しのSOSだぜ…!なぁ【名前】?」
「あ…、いや…、違……」
「どんな深読みだっ!!?」
いや…、ホントにそれですライリーさん。
心の中ではまるで私の気持ちを代弁してくれるライリーさんのツッコミに大いに同意できるのに、それをいざ体現しようとするとなぜかできなくて冷や汗を垂らしながらおろおろとしてしまう…。その間にもウィリアムさんとガンジさんはツッコミを入れるライリーさんを諸共せず言葉を繰り出していた。
「俺は思うんだが、【名前】に限って「私を助けなくていい!」チャットを廃止にすべきだ。」
「耳くそほじくりながら何エゴの塊みたいなことを言ってるんだっ!?
しかも汚いなっ!!耳クソこっちに飛ばすなっ!!」
「大体なぁライリーさん。よく考えてみろよ。このか弱くて隙だらけの【名前】があのでけぇハンターどもに追いかけられてんだ。捕まったら何されるか…、俺ァ心配でならねぇよ!」
「荘園送りにされるだけだろっ!!他に何されるっていうんだっ!?」
「貴様…っ、弁護士!!今何を考えてその発言をした!?言ってみろ!!【名前】はハンターに捕まったら何をされると想像したんだっ!!?」
「なんだお前はあぁぁっ!!?めんどくせえなあっ!!」
「えー?否定しねぇ辺りもしかしてライリーさん…。引くわー。」
「エリスお前えぇぇっ!!!お前の発言のせいでこうなったんだろうがっっ!!!」
う…っ、うわぁ…。どうしよう…?もうなんだか収集つかなくなってきてしまってるよ…。
目の前で繰り広げられるトリオ漫才のようなやりとりに、私は更におろおろとしてしまう。でもやっぱりその間にも、少し天然ボケっぽいガンジさんの発言とそのガンジさんの発言に乗じてわざとボケるウィリアムさんの発言のせいでこのトリオ漫才のようなやりとりはヒートアップしてしまっている…。というか、ライリーさんに至っては血管が切れてしまいそうな程、顔を真っ赤にして怒りまくってしまっているし…。
どうにか収集しなければとおろおろしつつも声をかけてみるけれど、ヒートアップした3人の耳にはどうやら届かないよう…。そもそもこうなってしまった原因は私のド戦犯チェイスが原因だというのにこのような自体になってしまって…、ただただ申し訳ない…。
私は相変わらずおろおろしつつトリオ漫才を収集させようとしながら苦手なチェイスを猛特訓しようと決めたのだった。
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【おまけ】台詞のみ
【名前】「(チェイスの練習…、ガンジさんもウィリアムさんも付き合ってくれるとは言ってくれていたけど…、ホントにお願いしてもいいのかな…──
──って、あ!ガンジさんと目が合って…)」
ガンジ「【名前】、今から時間はあるか?」
【名前】「え…?…あ……、はい…。」
ガンジ「なら…、昨日言ったがチェイスの練習に──」
ウィリアム「──待てえぇぇいっ!!
抜け駆けはさせねぇぞガンジ!【名前】は俺とチェイスの練習をするんだ!
そういうわけだ【名前】!わかったら今からミニスカに履き替えてきてくれ!」
【名前】「(ななななんでですかっ!?)」
ウィリアム「あ、別にパンチラ期待してるとかそんなんじゃねぇからな。俺はただ──」
ガンジ「バカか【名前】っ!?これからチェイスの練習をしようというのにミニスカに着替えるバカがどこにいるっ!?」
【名前】「(えええええ!?着替えるとも言ってないし、まず何で私が怒られて……?)」
この後チェイス練習はマーサに付き合ってもらった。
【そもそもは私のド戦犯チェイスが原因だというのに大変申し訳ございません fin.】
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夢主を姫プしがちなオフェンスとバッツマン(と巻き込まれた弁護士)と反省会。
(あとがき ⇒ 「【リクエスト夢のあとがき】そもそもは私のド戦犯チェイスが原因だというのに大変申し訳ございません!」)