ここまでのあらすじ：
【名前】ちゃんに用があったから、【名前】ちゃんの部屋をノックすると、「はい、どうぞ」と言われたから入ってった。



「キャアアアァァァァーッ！！？」


そんな叫び声と共に僕の目に飛び込んできたのは、【名前】ちゃんの着替えてる姿だった。それと同時に僕目掛けて飛んでくる本。とりあえずそれはするりとかわしておいた。


「わー！【名前】ちゃんのエッチ！
着替え中なのに「はい、どうぞ」なんて僕を招き入れちゃって。そんなにイタズラされたいの？」

「ち、ちちちち違いますっ！！」


顔を真っ赤にしながら僕の言葉を否定する【名前】ちゃん。どうせ【名前】ちゃんのことだから大ドジかましてこんなことになったんだろうとはわかっているけど、イタズラな笑みを浮かべながらいつも通り意地悪を言ってやった。

まあでも、せっかくだから下着姿をしっかり見ておいた。…白だ。


「ごごごごごめんなさい…！ううううっかりしてまして…！いいい急いで服を着ますからどうかお外へ…」


暗に出ていけって言われてるんだろうけど、僕はここを動かなかった。すると、【名前】ちゃんはあわあわと焦り出し、涙目になって小動物のようにプルプル震え出した。


……あ、どうしよう。
ただでさえ【名前】ちゃんが小動物のようにプルプル震える姿には普段から困らされてるのに、下着姿でそれをされちゃ堪らないんだけど…。


そんなわけで大いに滾ってしまった僕は、【名前】ちゃんにニッコリ笑いながら近付いてった。


「【名前】ちゃん、着替え手伝ってあげよっか？」


そう言うと同時に、チャキ…と金属の音がして頭に何かが突きつけられた。


振り向くとマーサちゃんがいたから、僕は窓から逃走した。

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マーサ「く…！マイクったらすばしっこいわね…！どこに行ったんだか…。」
マイク「（今君が立ってる傍にある木の上にいるよ～）」



結論：マイク・モートンは襲いかけた。