04:忘れちゃった系女子
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「え!?いいのエマ!?」
そう私は歓喜した。
なぜなら……、かわいいエマがかわいいお花をいっぱいくれたから…!
「もちろんなの。ほんのお礼なの。」
早起きしてみるもんだなぁ。
早起きしたら中庭の手入れに行くエマに会ったから、暇だし手入れを手伝った。
するとこんなことに…!
「ありがとうエマ!大切にするね!」
「どういたしましてなの【名前】。そんなに喜んでもらえたらエマまでうれしいなの。」
そう言ってキラキラした笑顔をするエマ。
なんというか………天使みたい…っ!
そんなエマのまばゆいキラキラ笑顔にほんわかしてると、エマが「あ!」とか何かを閃いたかのようなかわいい声を出した。
「【名前】!そろそろ朝食ができる時間なの!」
もうそんな時間なんだ…。
そう思いながら改めてエマを見ると「今日の朝ごはん何かなぁ~」とこれまたかわいらしくウキウキしている。
よくよく考えたらエマって年上なんだよね…。
でも……やっぱりかわいい…っ!
「お腹すいたね。」
私はデレデレしながらそう言うと、エマは「なの~!」と謎だけどかわいい返事をしてくれた。それを聞きながら中庭を後にするためドアノブに手をかけた。
そして開いたその瞬間…、
頬を赤らめながらヨダレを垂らしてハァハァと荒い呼吸をしてピアソンが目に入ってきた。
というか目に入らざるを得ない。だってドアを開けたらすぐ立ってたんだもん…。
私はその瞬間血の気が引いて冷や汗がドバーっと出てきた。
「ウウウウッズさん、今日もかわいい「キャアアアァァァァーッ!!!」
とっさに持っていたお花でピアソンさんを殴り付けてしまった。
そしてピアソンさんが怯んだその瞬間、続けざまに退魔護符を30枚ほど一気に投げてしまう。
「ドフグゥウッ!!!」
そんな聞いたことないような奇妙な悲鳴をあげ、ピアソンさんは白目をむき痙攣しながらその場に倒れてしまった…。
でも申し訳ないけれど、そんなことより…
「…エマぁ……、せっかくのお花がぁ……!」
私はピアソンさんの回りに無惨に飛び散った花びらを拾い上げ、エマにすがるような目で見た。
エマは「落ち着くなの!」「大丈夫なの!」とあわあわしていた。
そんなところへ私の叫び声を聞いたみなさんが駆けつけてピアソンさんを連行していったのは言うまでもない。
あとエミリーが「よくやったわ【名前】」って笑みを浮かべながら褒めてくれたんだけど、その目は黒々してて一切笑ってなかった…。