ハロウィンSS(全4種)
巨深×白秋でHalloween!
「筧ー!トリックオアトリート!お菓子ちょーだいっ!」
「「筧先生!トリックオアトリート!」」
「か、筧くん!お菓子くれないとイタズラするよ!」
「いきなりなんだよ。如月まで」
「子猫ちゃんが筧にイタズラしたいらしいからね。まずは持ってるお菓子を全部奪おうかと。彼女には愛、筧には犠牲になってもらうっちゅう話だよ」
「GYYYYAAAAAH――!!!」
「峨王は反則だろ!ふざけんな!」
「マジヤバー!超可愛いんだけど~!」
「あら、魔女なのね。とっても可愛いわ。マルコに悪戯されたら私に言いなさい」
「あ、ありがとうございます」
「ちなみに、何の悪戯をしたいの?」
「駿くんのコーヒーをココアに変える悪戯…じゃなくて、魔法を掛けます。甘いもので少しでも疲れが取れるように」
「え…超優しくて可愛いイタズラじゃん」
「疲労の原因は貴女にある気もするけど、触れないでおくわね」
Happy Halloween?
「よーし!トリックオアトリート!魔法を掛けちゃうぞー!」
「っ!?か、かかか可愛っ「かっわいいいーー!魔女っ子!!」
「きゃあっ!?」
「…峨王。遠慮なく潰そうか」
「ああ。そのつもりだ」
「峨王くんは仮装しなくても十分だね!」
「………」
「なんかちょっと凹んでない!?」
西部×泥門でHalloween!
「ハロウィンといえば?」
「りっくんとカボチャのケーキを作る日です!」
「和むけど趣旨が違うね。お姫様は何に仮装しようか」
「キッドくん駄目よ!ヒル魔くんがいるから危ないわ!」
「えっと、かぼちゃの被り物とかどうかな?」
「いいね!セナくんも一緒にやろうよ!」
「僕も!?も、もちろ「アタシもカボチャやるー!」
「妹と弟分がやるなら俺もやらないとな!」
「俺もやるぜセナー!」
「なんでみんな邪魔するの!?」
Happy Halloween?
「…で、どれが糞姫だ?」
「「「「「どれでしょうか!」」」」」
「みんな同じくらいの背だから、上手くカモフラージュされてるねぇ」
「ふふ、みんな可愛い!記念に写真撮りましょう!」
「あれ?ヒル魔、珍しく悪戯しないんだね」
「あいつは今日に限らず、年がら年中脅迫や悪戯してるだろ」
「ケケケ。気の抜けた明日辺りに仕掛けるか」
盤戸×王城でHalloween
「…僕の天使が、本当に天使になった」
「悪魔より絶対天使の方が合うものねー!赤羽のためじゃなく、アタシが似合うと思ったから着せたんだけど!」
「超スマートだぜ!ほら、菓子やるぞ!」
「ありがとうございます。ちょっと恥ずかしいですけど」
「すごく可愛いよ。ほら、進も何か言ったら?」
「何が変わったんだ?」
「桜庭、無駄だよ。彼女がいくら着飾っても進にはわからない」
「フー…進くん。こんなに可愛い天使の良さが理解出来ないのか。残念だよ」
「何を着ているかより、彼女が彼女であることが大事だろう。衣服など何を着ても同じだ」
「し、進さん…!」
「「「「大穴に全部持ってかれたーー!!」」」」
「…僕としたことが、肝心なことを忘れていたよ。彼女は何を着ても可愛い」
「お前はわかってねぇだろ!」
Happy Halloween?
「トリックオアトリート!」
「え?」
「ふふ、お菓子がないなら小春ちゃんも道連れだよー!」
「わ、私は似合わないってばー!」
「はーい!もう一名追加ね!腕が鳴るわ~!」
帝黒でHalloween!
「黒猫さん!?めっちゃ可愛えやないですかー!」
「…うん。耳としっぽが可愛い」
「黒猫…大和…つまり俺を思って「ちゃいますよ大和くん」
「そんな君も愛してるぜー!このままデートに「天間さんも五月蝿い」
「お菓子はいらないので、もう帰っていいでしょうか…」
「アカンに決まってるやろ。ほら、猫ちゃん。膝来るか?」
「セクハラです!」
「冗談やって」
「な、なあ!折角やし花梨も衣装「セクハラです」
「なんでや!?」
「う~~ケーキをお裾分けに来ただけなのにー!」
Happy Halloween?
「イバラキさんはバイ菌の格好ですか?」
「棘田!!あと、これは悪魔だ!この前の罰で付けられたんだよ!」
「バイ菌…そうか。俺が棘田氏をやっつけてハッピーエンドってことだね!把握した!」
「おおー!大和パンマンいったれー!」
「待っ、こっち来んなぁああああ!!」
「花梨ちゃん、鷹くん。カボチャのケーキ食べよっか」
「ええの!?わー美味しそう!いただきます!」
「いただきます。…両手に花だな」
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