ターミネーター(ほぼニューフェイト)
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いつもより、日差しが強い昼下がり
帰ってくるなりその女性は部屋の真ん中に倒れ込んだ
息遣いはとても荒い
________数十分後
「あんた、馬鹿なの?」
『ごめんなさい……グレース』
いつも身にまとっているジャケットやジーンズは脱がされ風通しの良い服に着替えさせられ、首元と頭に氷枕をあてがわれている女の前では、長身の女が仁王立ちしている
「この炎天下の中!どうして黒のジャケットを着て、1時間も迷子の子供を空いてしていたのよ!?理由はあんたらしいけどね!!」
『なるべく日陰を選んでいたつもりなんです』
「全く……今、ダニーとサラに頼んで買い出しに行ってもらってるから……とにかく、身体を冷やさないと」
『(どんな過酷な環境でも、軍で鍛えていたから大丈夫だと油断していた……私もまだまだですね)』
文句を言いながらも看病してくれるグレースを横目にそう思った
手渡されたミネラルウォーターを口に含むとキンと冷えた水が、乾いた喉を潤す
「無茶しないでって言っているのに……あんたは本当に学ばないんだから」
『それ、グレースが言いますか?』
ふふ、と笑うと少し睨み、キッチンの方へ姿を消した
少ししてグレースが持ってきたのはグラスに入った氷だった
「いくら言っても学ばない人には少しお仕置きが必要ね」
『あの、何を?』
「外部からは冷やしてるからね、あとは内部ね……ほら、口を開けて?」
少し身体を起こせば、彼女は既に氷を1粒掴んでいる
言われるがまま口を開けば、エリンの口の中に氷を入れてくる
『んぐ……っ!?』
指が口から離れると、唇に柔らかい感触が落ちる
キスされていると気づいたのは、グレースの舌が私の舌に絡まりあってからだ
『ん、んぅ』
グレースの肩を押してみるも、強化された彼女はビクともしない
それどころか身体を寄せられ、ソファに押し倒される
『ふ、、はぁ、、ん』
氷で冷たくなったグレースの舌が気持ちいい
肩を押すのをやめ、彼女の頬に手を添える
『は、、ぁ、、、はぁ、、』
解放された時には口の中は冷たいのに、頭の中はふわふわしていてぼーっとしている
「そんな顔しないでよ」
『どんな、顔ですか』
「私が欲しくて堪らないって顔してる」
だからどんな顔、と睨んでも教えてくれないのはいつもの事
「これに懲りたらもう二度とこんな事しないでね」
『肝に銘じておきます』
グレースが離れても体温は中々下がらない
それに頭がぼーっとする
こうなったのは暑さのせいでしょうか
それとも貴方のせい?
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