微笑ましい
今日通りがかったのは、通学する小学生だった。
そのうち1人の男の子が、しばらく私を見つめた後、何か思い立ったように私を掴み引っ張った。
なにするの!と喚きたくとも、私にそれを伝える器官は無くて、もう無理かも、と思った矢先。
「お花さん抜いたらだめでしょ!」
後ろから女の子の声がした。
そうすると掴まれた手からフッと力が抜けて、どうやら私は助かったみたいだ。
助けてくれた女の子を見ると、
「なんで抜こうとしてたの!」
と男の子に怒っていた。
小さい女の子なのに、なんだかお姉さんだなぁと思いつつ、確かになんで抜かれそうになったのかと耳を傾けたところ、
どうにも男の子はこの女の子にお花をあげたかったらしい。
子供同士の愛らしいやりとりに微笑ましくなりつつ、微笑む顔が無いことに悔しくなったりした。
そのうち1人の男の子が、しばらく私を見つめた後、何か思い立ったように私を掴み引っ張った。
なにするの!と喚きたくとも、私にそれを伝える器官は無くて、もう無理かも、と思った矢先。
「お花さん抜いたらだめでしょ!」
後ろから女の子の声がした。
そうすると掴まれた手からフッと力が抜けて、どうやら私は助かったみたいだ。
助けてくれた女の子を見ると、
「なんで抜こうとしてたの!」
と男の子に怒っていた。
小さい女の子なのに、なんだかお姉さんだなぁと思いつつ、確かになんで抜かれそうになったのかと耳を傾けたところ、
どうにも男の子はこの女の子にお花をあげたかったらしい。
子供同士の愛らしいやりとりに微笑ましくなりつつ、微笑む顔が無いことに悔しくなったりした。
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