東京卍リベンジャーズ 短編
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マイキー「彰は弱いなぁ〜」
彰「マイキーくん、ダメ、やめてぇ……。そこは…。」
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今日は日曜日。空が微笑んでると表現することができるようなほどの快晴であるが、今こうして部屋の中にいるのには理由がある。
マイキー「彰、なんか暇じゃね?」
彰「そうですね〜…。」
このお方が原因である。
このお方は、東京卍會の総長でめちゃくちゃ強い人である。なぜこの方といるのかと言われますと、龍宮寺堅(通称ドラケン)が僕の友達で、ひょんなことから自分がマイキーくんのお気に入りとなってしまった。
まず、ヤンキーが苦手、流血苦手であった僕はとてもでないけれど、マイキーくんはとてもとても怖くてしょうがないです。
そのマイキーくんが僕の家で、そして二人きりで暇を持て余している。
僕は本を読んでいるふりをしているが、この場から逃げ出したいほどである。
マイキー「なんかないの〜。あっ、そうだ!」
なんだろう、すごい嫌な気がする。
マイキー「ケンチンから、これいらないって言われたんだった。」
彰「何もらったんですか?」
二人でその紙袋を覗いて見ると……。
そこには、猫耳のカチューシャとメイド服が入っている。
そして、ドラケンからの手紙が入っていた。
「ーーーこれ、店で使わなくなったやつだから自由に使ってくれーーー」
これを何に使えと言うのだ?
マイキー「いいこと思いついちゃった!!
じゃんけんして負けたほうが罰ゲームとして、これを着るっていうのはどうかな?
おもしろそうじゃね?」
絶対に嫌だ。着るのも、マイキーくんが負けてこれを着ているのを見るのも。
ドラケンは何を考えているのかな?
マイキー「彰、嫌なの?」ウルウル
うぅ、そんな目で見られたら、断るにも断れない……。
やるしかない。そして、勝ってあれを着たくはない!!
彰「やります…。
絶対負けません(小声」
マイキー「よ〜〜し、じゃあ、恨みっこなしよっ、じゃんけん、ぽん!!」
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マイキー「彰は、ほんとに弱いな〜。」
じゃんけんを5回勝負して、5敗。なぜ、こんなに弱いのだろうか…。1回でも勝てていればよかったが…、あれ、待てよ。
この勝負で負けたら猫耳メイド服だったような…。
マイキー「着ろよ、彰」ボソっ
マイキーくんが僕の耳元でつぶやいた。
勝負を受けたのも自分である。
着るしかない…。
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彰「着替え終わりました…。」
マイキー「どれどれ?
えっ、やば……。」
こんな男子がこんな服を着てもキモいだけだろう。
マイキー(何あれ、可愛すぎかよ…。
オレを殺すきなの///)
彰「あの〜、もう着替えてきますね…
マイキー「ダメだ。もっと見せろ」
マイキーくんにいきなり腕を引っ張られて、バランスを崩す。
そして、自分のベットに二人で倒れ込む。
彰「いててててぇ…。マイキーくん大丈夫ですかって、何してるんですか!?」
マイキーくんは僕の着ているメイド服のスカートの部分に興味津々で、スカートをめくりあげようとしている。
マイキー「ここはどうなっているのかな?」
彰「マイキーくん、ダメ、やめてぇ……。そこは…。」
ガチャ
ドラケン「マイキー、どらやき買ってきたぞ〜、、、、って、おい、真っ昼間から何しちゃってるの?」
マイキー「ケンチン〜、せっかくいいとこだったのに邪魔しないでよ〜!」
僕はホッと胸をなでおろす。
彰(ドラケンナイスっ!!)
そして仲良く、平和にどら焼きを食べました。
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マイキー(ドラケンが来なかったら良かったのに。
まぁ、いいや。次は何しよっかなぁ〜〜。)
彰(なんか寒気がする…。)
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