幼馴染に転生しました
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
あの後、敦くんの試験の会議など色々あったが其れも何とか終わり、治くんと社員寮まで戻って来た。
部屋が違うので扉の前でお別れだけど、私には治くんに伝えなければいけない事ので、躰を扉に半分位入らせた状態で脚を止める。
「治くん今日は本当にありがとう」
「急にどうしたんだい?」
「守ってくれた事と後、敦くんの事も」
治くんは私の言葉を聞いて微笑んだ。
「詩織を守るのは当然の事だし、敦君のこと関しても私は何もしてないさ」
「それでもお礼を云いたいの」
だって私忘れてないよ。
''どんな事でも僕は詩織が一番だからね。''
昔そう云ってくれたあの言葉はきっと治くんの本心からだ。
だから今回の行動も私の気持ちを絶対に考えてやってくれた事だって分かるから。
だからこそちゃんと言葉で彼に感謝を伝えたかった。
「じゃあ、また明日ね。治くん」
閉まりかけた扉の隙間から安堵した様子で優しく笑う治くんの顔が見えた様な気がした。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
窓掛 から溢れる光に目を覚ました。
今回敦くんの入社試験での私の役目は、治くん達と一緒に敦くんを探偵社へ誘導することだ。
だから先ず治くん達と合流しなければならない。
簡単な食事を済ませ、二人分のお弁当を持って家を出る。
そして任務の前に先に探偵社へ荷物を置きに行くと、着々と準備を進めてくれている谷崎君がいた。
「あれ、詩織さん?太宰さんと一緒じゃないンですか?」
「これから向かう所だよ。谷崎くんも爆弾魔役、頑張ってね」
「はい・・・・・」
嫌そうな顔で溜息をつく谷崎くんを何とか元気づけて、打合せの指定された場所へと向かうと
国木田さんの怒号が聞こえた。
国木田さんがいると治くんが何処にいるのか分かりやすい。
声の聞こえる方へ向かうと治くんが国木田さんに格闘家 の様な技を受けていた。
凄い痛そうなのに治くんは私を目に留めた瞬間
、目にも見えない速さで何事も無かったかの様に駆け寄ってきた。
その動きの速さはきっと流石と褒めるべき点だろう。
「お早う詩織。昨日はよく眠れたかい?」
「お早う治くん。睡眠はまぁ普通かな」
「それは大変だ!熟睡出来る様に今夜は私が添い寝をしよう」
「普通は良い方だから添い寝してくれなくても大丈夫だよ。治くん」
そんな私達に苦い顔をしながら敦くんが国木田さんの或る言葉に反応する。
「あの・・・・・『緊急事態』って?」
「そうだった!探偵社へ来い!人手がいる。すまないが詩織も来てくれ」
「はい!分かりました!」
「ええー。何で?」
「爆弾魔が人質を連れて立て篭もった!」
ーーーこうして敦くんの(難題?)な入社試験が始まった。
部屋が違うので扉の前でお別れだけど、私には治くんに伝えなければいけない事ので、躰を扉に半分位入らせた状態で脚を止める。
「治くん今日は本当にありがとう」
「急にどうしたんだい?」
「守ってくれた事と後、敦くんの事も」
治くんは私の言葉を聞いて微笑んだ。
「詩織を守るのは当然の事だし、敦君のこと関しても私は何もしてないさ」
「それでもお礼を云いたいの」
だって私忘れてないよ。
''どんな事でも僕は詩織が一番だからね。''
昔そう云ってくれたあの言葉はきっと治くんの本心からだ。
だから今回の行動も私の気持ちを絶対に考えてやってくれた事だって分かるから。
だからこそちゃんと言葉で彼に感謝を伝えたかった。
「じゃあ、また明日ね。治くん」
閉まりかけた扉の隙間から安堵した様子で優しく笑う治くんの顔が見えた様な気がした。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
今回敦くんの入社試験での私の役目は、治くん達と一緒に敦くんを探偵社へ誘導することだ。
だから先ず治くん達と合流しなければならない。
簡単な食事を済ませ、二人分のお弁当を持って家を出る。
そして任務の前に先に探偵社へ荷物を置きに行くと、着々と準備を進めてくれている谷崎君がいた。
「あれ、詩織さん?太宰さんと一緒じゃないンですか?」
「これから向かう所だよ。谷崎くんも爆弾魔役、頑張ってね」
「はい・・・・・」
嫌そうな顔で溜息をつく谷崎くんを何とか元気づけて、打合せの指定された場所へと向かうと
国木田さんの怒号が聞こえた。
国木田さんがいると治くんが何処にいるのか分かりやすい。
声の聞こえる方へ向かうと治くんが国木田さんに
凄い痛そうなのに治くんは私を目に留めた瞬間
、目にも見えない速さで何事も無かったかの様に駆け寄ってきた。
その動きの速さはきっと流石と褒めるべき点だろう。
「お早う詩織。昨日はよく眠れたかい?」
「お早う治くん。睡眠はまぁ普通かな」
「それは大変だ!熟睡出来る様に今夜は私が添い寝をしよう」
「普通は良い方だから添い寝してくれなくても大丈夫だよ。治くん」
そんな私達に苦い顔をしながら敦くんが国木田さんの或る言葉に反応する。
「あの・・・・・『緊急事態』って?」
「そうだった!探偵社へ来い!人手がいる。すまないが詩織も来てくれ」
「はい!分かりました!」
「ええー。何で?」
「爆弾魔が人質を連れて立て篭もった!」
ーーーこうして敦くんの(難題?)な入社試験が始まった。