幼馴染に転生しました
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睨み続けていた中原は軽く舌打ちし止めていた足を翻して階段を登ってもう一度足を止め、再び太宰を見下ろす形をとる。
「云っておくがな太宰。これで終わりだと思うなよ。二度目はねぇぞ」
「違う違う。何か忘れてない?」
このまま流して帰れると思っていたのはどうやら甘かったらしい。本当にやらならくてはならないのか。だがやらなければ自分が終わる。
様々な葛藤の末、中原はとうとう腹を決めた。
足を内股にし、仕草と声も女の子らしく・・・
「二度目はなくってよ!」
ピコンッ
「・・・・・・おい。今のは何の音だ」
「動画を撮ったのさ。詩織にも見せてあげようと思ってね」
「はぁ!?巫山戯んな手前!!どう云う積もりだ手前!」
「四年も会っていない君への配慮だよ。これを見れば詩織も君を認知するだろう」
「太宰・・・手前・・・」
偶には良い奴じゃないかと思った中原だったがそれは直ぐに崩れた。
「まぁ、尤も君への認知は変人に変わるだろうけど」
前言撤回。此奴はそう云う奴だった。
「手前・・・本当に今すぐ殺してやろうか・・・」
画面を見て揶揄いながら笑っていた太宰の顔付きが突如真剣な物に変わった。
「ねぇ。中也」
「何だよ。俺はもう帰るぞ」
「詩織が此処に居るみたいなんだけど何か知ってるかい?」
「はぁ?何云ってんだ手前。詩織が此処にいる訳ねぇだろ」
「いるよ。ほらこれ」
太宰が携帯の画面を見せると今いる本部の場所が赤く点滅していた。というか
「・・・何だこれ」
「詩織に付けてる位置情報さ。赤く点滅してるのが今いる場所だよ」
「・・・・・・手前そんなもんまで付けてんのか」
「愛する詩織の為なら当然さ。それに何かあった時の為に直ぐに駆け付けやすいしね」
勿論、その言葉を聞いて流石の中也も引いたのは云うまでも無い。
「云っておくがな太宰。これで終わりだと思うなよ。二度目はねぇぞ」
「違う違う。何か忘れてない?」
このまま流して帰れると思っていたのはどうやら甘かったらしい。本当にやらならくてはならないのか。だがやらなければ自分が終わる。
様々な葛藤の末、中原はとうとう腹を決めた。
足を内股にし、仕草と声も女の子らしく・・・
「二度目はなくってよ!」
ピコンッ
「・・・・・・おい。今のは何の音だ」
「動画を撮ったのさ。詩織にも見せてあげようと思ってね」
「はぁ!?巫山戯んな手前!!どう云う積もりだ手前!」
「四年も会っていない君への配慮だよ。これを見れば詩織も君を認知するだろう」
「太宰・・・手前・・・」
偶には良い奴じゃないかと思った中原だったがそれは直ぐに崩れた。
「まぁ、尤も君への認知は変人に変わるだろうけど」
前言撤回。此奴はそう云う奴だった。
「手前・・・本当に今すぐ殺してやろうか・・・」
画面を見て揶揄いながら笑っていた太宰の顔付きが突如真剣な物に変わった。
「ねぇ。中也」
「何だよ。俺はもう帰るぞ」
「詩織が此処に居るみたいなんだけど何か知ってるかい?」
「はぁ?何云ってんだ手前。詩織が此処にいる訳ねぇだろ」
「いるよ。ほらこれ」
太宰が携帯の画面を見せると今いる本部の場所が赤く点滅していた。というか
「・・・何だこれ」
「詩織に付けてる位置情報さ。赤く点滅してるのが今いる場所だよ」
「・・・・・・手前そんなもんまで付けてんのか」
「愛する詩織の為なら当然さ。それに何かあった時の為に直ぐに駆け付けやすいしね」
勿論、その言葉を聞いて流石の中也も引いたのは云うまでも無い。