幼馴染に転生しました
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そんな中原を見て太宰は意気揚々として話を続ける。
「それと鎖を壊したのは君だ。私がこのまま逃げたら君が逃亡幇助の疑いをかけられるよ。
君が云うことを聞くなら探偵社の誰かが助けにきた風に偽造してもいい。」
「それを信じろってのか」
「私はこういう取引では嘘をつかない。知ってると思うけど」
「手前っ・・・」
中原は勢いよくしゃがみ込んだかと思うと外套を片手を出口へと歩き出す。勿論、約束は忘れない。
「人虎がどうとかの話なら芥川が仕切ってた。奴は二階の通信保管所に記録を残してる筈だ」
「あ そう。予想はついてたけどね」
「てッ・・・!!・・・用を済ませて消えろ」
「どうも。でもひとつ訂正
今の私は詩織との心中が夢なので君に蹴り殺されても毛ほども嬉しくない。悪いね」
「手前・・・またそんな事云ってやがったのか。
散々彼奴に拒否されてる癖によ」
「見向きもされてない君に云われたくないね。ていうか君まだ詩織のこと好きだったの?」
「はぁ!?手前には関係ねぇだろ。糞鯖」
「大いに関係あるよ。私の詩織にこんな蛞蝓がつくと思うと虫酸が走るからね」
「誰が手前のだ!手前にやる気なんざ1ミリもねぇ」
「おや奇遇だねぇ。私も同じ事を考えていたよ」
二人は正面から目を合わせて互いに睨み合う。
その目はどちらも燃え上がるような何かの情に満ちた目をしていた。
「それと鎖を壊したのは君だ。私がこのまま逃げたら君が逃亡幇助の疑いをかけられるよ。
君が云うことを聞くなら探偵社の誰かが助けにきた風に偽造してもいい。」
「それを信じろってのか」
「私はこういう取引では嘘をつかない。知ってると思うけど」
「手前っ・・・」
中原は勢いよくしゃがみ込んだかと思うと外套を片手を出口へと歩き出す。勿論、約束は忘れない。
「人虎がどうとかの話なら芥川が仕切ってた。奴は二階の通信保管所に記録を残してる筈だ」
「あ そう。予想はついてたけどね」
「てッ・・・!!・・・用を済ませて消えろ」
「どうも。でもひとつ訂正
今の私は詩織との心中が夢なので君に蹴り殺されても毛ほども嬉しくない。悪いね」
「手前・・・またそんな事云ってやがったのか。
散々彼奴に拒否されてる癖によ」
「見向きもされてない君に云われたくないね。ていうか君まだ詩織のこと好きだったの?」
「はぁ!?手前には関係ねぇだろ。糞鯖」
「大いに関係あるよ。私の詩織にこんな蛞蝓がつくと思うと虫酸が走るからね」
「誰が手前のだ!手前にやる気なんざ1ミリもねぇ」
「おや奇遇だねぇ。私も同じ事を考えていたよ」
二人は正面から目を合わせて互いに睨み合う。
その目はどちらも燃え上がるような何かの情に満ちた目をしていた。