幼馴染に転生しました
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「すンませんでした!!試験とは云え随分と失礼なことを・・・」
「ああいえ、良いんですよ」
「何を謝ることがある。あれも仕事だ谷崎」
「国木田君も気障に決まってたしねぇ。
『独歩吟客』!」
「あれは事前の手筈通りにやっただけだ!」
敦くんの入社試験も無事に終わり、私達はうずまきで一息ついていた。
国木田さんに投げ技を掛けられたので谷崎くんは頬辺りに怪我を負ってしまっていたので、手当しようと私から申し出る事にした。
「谷崎くん顔の怪我は大丈夫?手当しようか?」
「いえ、ボクは・・・」
「詩織お姉様!是非お願いしますわ!」
「ちょっ!ナオミ!!」
「ええー!狡いよ!私も手当してくれ給えよ」
「手当って云っても大層な事じゃないけど、
因みに治くん何処を怪我してるの?」
「ふふ。触って確かめてみる?」
そう云うと治くんは私の手を掴んで自分の身体の方へ引き寄せる。
急にそんな事をするものだから私の身体は
治くんの方へ倒れた。
「治くん・・・?」
治くんは私の手を自分の頸まで持ってくると
そのままワイシャツの隙間に入れ込み、私の手を鎖骨をなぞる様に触れさせた。
包帯越しに感触を感じる。
「お、治さん・・・?」
「さん付けだなんて他人行儀だなぁ。」
「・・・治くん、怪我してなさそうだから手を離して下さい」
「えー!そんな事ないよ!怪我してるよ」
「だから何処を?」
「ここら辺とかーーーー」
そう云ながら治くんは私の手を更に下へ引き下げようとしたので、思わず自分の手に力を込めた。
「詩織、手が動かせないんだけど」
「これ以上動かさせないよ。治くん」
治くんはちぇっと言うと私の手を解放してくれた。
相変わらず過激すぎるよ治くん。
あのままいってたら絶対に治くんの胸に行く所だった。
私達のやり取りを見ていた敦くんが、ある問い掛けを投げてきた。多分、私達と出会ってからずっと気になっていた事だと思う。
「あの、お二人はどう云う関係なんですか?」
「見て分かるだろう敦君。私達は愛し合った恋仲さ!」
「え?えええ!?」
「違うよ。勘違いしないでね敦くん。
私達は''幼馴染''だから」
「そうなんですね!でもそれにしても色々と超えすぎでは・・・?」
「治くんが過激なだけだよ、きっと」
「詩織さん・・・・・・太宰さん今にも死にそうですよ!」
最後の谷崎くんの言葉で振り返って見てみると、何やら負の空気が治くんの周りを漂っている。
治くんが何かブツブツ云ってる気がするけど
今は無視しよううん。今はきっとそれがいいネ!
「・・・・・・ともかくだ!小僧。貴様も今日から探偵社員の一隅。ゆえに周りに迷惑を振りまき社の看板を汚す真似はするな。俺も他の皆もそのことを徹底している。
なぁ、太宰」
「あー。あの美人の給仕さんに『死にたいから私と詩織の頸絞めて』って頼んだら応えてくれるかなぁ」
「黙れ迷惑噴霧器!後、詩織を巻き込むな!」
・・・治くんは今日も通常運転の様です。
「ああいえ、良いんですよ」
「何を謝ることがある。あれも仕事だ谷崎」
「国木田君も気障に決まってたしねぇ。
『独歩吟客』!」
「あれは事前の手筈通りにやっただけだ!」
敦くんの入社試験も無事に終わり、私達はうずまきで一息ついていた。
国木田さんに投げ技を掛けられたので谷崎くんは頬辺りに怪我を負ってしまっていたので、手当しようと私から申し出る事にした。
「谷崎くん顔の怪我は大丈夫?手当しようか?」
「いえ、ボクは・・・」
「詩織お姉様!是非お願いしますわ!」
「ちょっ!ナオミ!!」
「ええー!狡いよ!私も手当してくれ給えよ」
「手当って云っても大層な事じゃないけど、
因みに治くん何処を怪我してるの?」
「ふふ。触って確かめてみる?」
そう云うと治くんは私の手を掴んで自分の身体の方へ引き寄せる。
急にそんな事をするものだから私の身体は
治くんの方へ倒れた。
「治くん・・・?」
治くんは私の手を自分の頸まで持ってくると
そのままワイシャツの隙間に入れ込み、私の手を鎖骨をなぞる様に触れさせた。
包帯越しに感触を感じる。
「お、治さん・・・?」
「さん付けだなんて他人行儀だなぁ。」
「・・・治くん、怪我してなさそうだから手を離して下さい」
「えー!そんな事ないよ!怪我してるよ」
「だから何処を?」
「ここら辺とかーーーー」
そう云ながら治くんは私の手を更に下へ引き下げようとしたので、思わず自分の手に力を込めた。
「詩織、手が動かせないんだけど」
「これ以上動かさせないよ。治くん」
治くんはちぇっと言うと私の手を解放してくれた。
相変わらず過激すぎるよ治くん。
あのままいってたら絶対に治くんの胸に行く所だった。
私達のやり取りを見ていた敦くんが、ある問い掛けを投げてきた。多分、私達と出会ってからずっと気になっていた事だと思う。
「あの、お二人はどう云う関係なんですか?」
「見て分かるだろう敦君。私達は愛し合った恋仲さ!」
「え?えええ!?」
「違うよ。勘違いしないでね敦くん。
私達は''幼馴染''だから」
「そうなんですね!でもそれにしても色々と超えすぎでは・・・?」
「治くんが過激なだけだよ、きっと」
「詩織さん・・・・・・太宰さん今にも死にそうですよ!」
最後の谷崎くんの言葉で振り返って見てみると、何やら負の空気が治くんの周りを漂っている。
治くんが何かブツブツ云ってる気がするけど
今は無視しよううん。今はきっとそれがいいネ!
「・・・・・・ともかくだ!小僧。貴様も今日から探偵社員の一隅。ゆえに周りに迷惑を振りまき社の看板を汚す真似はするな。俺も他の皆もそのことを徹底している。
なぁ、太宰」
「あー。あの美人の給仕さんに『死にたいから私と詩織の頸絞めて』って頼んだら応えてくれるかなぁ」
「黙れ迷惑噴霧器!後、詩織を巻き込むな!」
・・・治くんは今日も通常運転の様です。