藍染惣右介
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夏、といえば、縁側にある風鈴の音を耳にして私は夏の思い出を振り返る事にした。去年はアイスを沢山食べてお腹を壊したり、美味しいかき氷のお店に行って、1人で沢山食べたりと、食にまつわる思い出がたくっさん、ある。そんな中、突然食べ物とは全く無関係の過去の出来事が頭の中にフラッシュバックされる。ああ、やだやだ!と無理やり消そうとしたところでその想い出に対し、与えた傷はかすり傷程度で、私は度々思い出されてしまうのだ。あの時、私がした行動を。
私がした行動は絶対に褒められるものではないと承知の上で誰にも話したことなどなかった。暑い夏、今日みたいに沢山のセミ達の鳴き声を聞きつつ、私は五番隊隊舎へ赴いたのだ。その理由は隊長に渡す数枚の書類のみ、私は急いで隊舎へ向かう途中にどうしても喉が渇いたから、現世の飲み物でもあるサイダーを購入して、私しか知らない、少し人気のない場所へと向かった。でも、そこに既に客人がいらっしゃった。私以外の方でも、ここを知ってる殿方がいるなんて!あれ、でもよく見たらあれは藍染隊長ではないですか!でもって、本当に珍しい事に、寝ていらっしゃる。
ベンチに座り、静かに寝息を立てていらっしゃる彼のお傍に立つ。顔が整っていらっしゃって、思わずまじまじと魅入る。でも、私はこんな事をしている場合じゃない。起こそうかな、と思った私は小さく彼の名前を呼んでみたけど、反応はなく、どうしようと思っている間に全く今まで考えていたこととは関連性のない考えが、ぽんっ!となって出てきてしまった
「......」
ごくり、と唾を飲む。
私は、なんて事をやってしまったんだ、そう思いつつ、私は書類で自分の表情を隠し、その場を逃げてしまった。これが私の、ひと夏の誰にも言えない思い出なのだ
私がした行動は絶対に褒められるものではないと承知の上で誰にも話したことなどなかった。暑い夏、今日みたいに沢山のセミ達の鳴き声を聞きつつ、私は五番隊隊舎へ赴いたのだ。その理由は隊長に渡す数枚の書類のみ、私は急いで隊舎へ向かう途中にどうしても喉が渇いたから、現世の飲み物でもあるサイダーを購入して、私しか知らない、少し人気のない場所へと向かった。でも、そこに既に客人がいらっしゃった。私以外の方でも、ここを知ってる殿方がいるなんて!あれ、でもよく見たらあれは藍染隊長ではないですか!でもって、本当に珍しい事に、寝ていらっしゃる。
ベンチに座り、静かに寝息を立てていらっしゃる彼のお傍に立つ。顔が整っていらっしゃって、思わずまじまじと魅入る。でも、私はこんな事をしている場合じゃない。起こそうかな、と思った私は小さく彼の名前を呼んでみたけど、反応はなく、どうしようと思っている間に全く今まで考えていたこととは関連性のない考えが、ぽんっ!となって出てきてしまった
「......」
ごくり、と唾を飲む。
私は、なんて事をやってしまったんだ、そう思いつつ、私は書類で自分の表情を隠し、その場を逃げてしまった。これが私の、ひと夏の誰にも言えない思い出なのだ
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