京楽春水
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早く、君に会いたいよなんて言葉を直接彼女に送る訳もなく、僕はLINEを閉じて1人寂しくベットに横になった。仕事から帰ってきて何が1番僕を元気にさせてくれるのかというと、やっぱり君なんだよねぇ、と今日改めて思った。仕事から帰ってきて、君がいて、おかえりって言ってくれる毎日に僕はこんなにも愛を貰っていたんだなぁって思ったよ。この気持ち、今度ちゃんと伝えよう。ほら、言わないと伝わらないでしょう
「...はぁぁ〜〜」
いつもなら、この時間だと彼女とお喋りしながら布団に横になって眠る頃だと言うのに、灯りをつけたままで眠れないでいる。僕ってこんなにも子供だったかなぁと思った。彼女から連絡着てないかなぁと思って、再度LINEを開くけど、全然返ってきていない。既読すらついていない、彼女も眠れないのかなぁ。眠れないなら、僕と通話してよって思うけど、明日は早いと聞いてるからそんな事も言えないし。はぁぁ
「....」
翌日、僕は1人で起きた。いつもなら、僕の隣には君がいるのに、いなくて寂しいよ。今日はおやすみなので、贅沢なことに12時起きだ。携帯を見ると、彼女からで、おはようございますの一言のみだけど、それでも嬉しい僕はすぐに返事を返しちゃう。いつもなら、このおはようを実際に声で聞けているのにも関わらず、文章だなんて本当に寂しいよ。
「.....」
ご飯が食べたくなったから、リビングに向かった。そういえば、彼女の作り置きがあったなぁと思って冷蔵庫を開けた。僕の好きなものがタッパーに入ってあるのを見て、愛を感じた瞬間だった。早く会いたいよ、と思いながら、レンジで暖める。
夜、お風呂に入ってパジャマをきて、お風呂に入ったばかりだから、髪が濡れたまま。いつもなら一緒に乾かしているのに、今日は僕だけ。テレビを付けて髪を乾かす。部屋の中にはドライヤーの音が鳴るだけ。テレビの音は大音量が苦手だからほぼ聞こえていない。
「.............はぁぁぁ〜〜」
今日はほぼなにもせずにいた。こんな事は彼女と付き合う前以前だ。いつもなら、彼女と過ごす時間がとても楽しくて、ずーっとなにかしらの事を一緒にしているから、こんなに何もしない一日も新鮮だ。新鮮で、良いけど、僕は君がいないと寂しいよ、名前
「ただいま帰りました!!!」
「おかえり名前ちゃん〜〜〜」
キャリーバックを片手に、彼女は夜20時に無事に帰宅した。おかえり、名前ちゃん!僕ははしゃいで迎えようと思ったけど、いい歳した僕がそんなんだとみっともないのかな、と思って冷静さを装い、彼女を出迎える。でも、きっと僕の表情からは嬉しいという気持ちが伝わっていると思う。
「春水さん、よく眠れましたか?」
ゆっくりとお互い何をしたのかとか、どうだったとか、様々な話をして23時になった。彼女がお風呂に入り、パジャマに着替えたのは23時半頃、一緒にお布団に入って横になるとき、彼女がそう言ってきた。ぎくぅ、なんて、古い表現だね。
でも、僕君の前ではかっこいいと思われたいから、よく寝れたよ!て言った
「私は全く眠れませんでしたよ、へへ....」
「え、、、、ほんと、名前ちゃん」
「ほんとですよ、でも春水さんはゆっくり寝れて良かったです」
「ううん、ううん名前ちゃん、僕も実は寝れなかったんだよ、君がいなくて寂しくて寝れなかったって言ったらかっこつかないだろ?だから寝れたって嘘ついちゃったよ」
「え、、、、.....あの、私も実は春水さんがいなかったので、寂しくて、寝れませんでしたよ....一緒だぁ」
眠そうな顔を見せて、そういう彼女。
ああもう、だいすきだ〜〜〜!!