京楽春水
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あれから、とうとう今日はおデートの日。
僕はもうこの歳になったというのにも関わらず、相変わらず君の隣で歩いて、そして楽しむこのデートに緊張はしないけど、ワクワクしちゃうね。
僕は洗面台で彼女とお揃いのピンク色の帽子を身に付けて、洗面所から出た。寝室で着替え終えた彼女が既にリビングにいて、やっぱり僕のセンスは合っていた。すご〜く、君に似合っているよ。
「ふふ、」
「なぁに名前ちゃん」
「お揃いですね」
「うん!お揃いだねぇ」
にこにこ、にこにこ。
僕は帽子のみがピンクだ、でも彼女はピンクのワンピースに、そして以前僕の友達が彼女の誕生日プレゼントとして渡したピンクの朝顔のイヤリング。どうせなら僕が渡したもので、統一してもらいたかったけど、まぁ、仕方ないよね。
部屋の電気を消して、僕達は京楽家から出た。
車の運転をするのは僕で、彼女は助手席に座ってもらう。ここから少し遠いけど、彼女とのドライブはすごく楽しい。同じ景色だけど、彼女と喋るこの空間では退屈さとかは全くない、ただ楽しいという事だけ。
目的地に着くまで、僕達はいつも話をする。
沢山の事を話すんだけど、全く疲れないのが不思議だ。
コンビニに少し寄って、彼女の好きなものを買おうとした時に、彼女が何を買うんですかと覗き込んできた。わぁ、と声を出した彼女のカゴの中を見ると逆で、僕の好きなものばかり。お互い、分かりあっているなぁと思った
目的地について、僕たちは車から降りた。
公園なんだけど、すごくここの花が綺麗との事で、見に来た。すごく人が多い訳ではないけど、まぁまぁの人たち。はぐれないためにね、というのは冗談で僕は彼女の手を握った
「綺麗ですねぇ」
「そうだねぇ」
僕よりも身長が低いこの子を横目で確認する。
優しい顔つきをして、前を向いて歩いている。
ふふ、ふふふ。可愛いなぁ。
「あ、」
「どうしたの?」
「....いいえ、なんでもないです」
「え〜なぁに、言ってよ名前ちゃん」
「....あそこのご夫婦の方々、」
「うん?」
そう言って、彼女はにこにこと仲良く話している前方を歩いているご夫婦の話をした。肩を寄せて、花を見て、いいですねぇて。
「ほんとだねぇ」
「....春水さん、これからもよろしくお願いしますね」
「ええ、どうしたの?....勿論、これからもよろしくね名前ちゃん」
「勿論です、....ふふっ」
どうやら、彼女の中で凄く嬉しい事があったみたい。それを直接言ってくれないけど、でも、なんとなく分かったよ。僕。ふふふ、嬉しいねぇ名前ちゃん
僕はもうこの歳になったというのにも関わらず、相変わらず君の隣で歩いて、そして楽しむこのデートに緊張はしないけど、ワクワクしちゃうね。
僕は洗面台で彼女とお揃いのピンク色の帽子を身に付けて、洗面所から出た。寝室で着替え終えた彼女が既にリビングにいて、やっぱり僕のセンスは合っていた。すご〜く、君に似合っているよ。
「ふふ、」
「なぁに名前ちゃん」
「お揃いですね」
「うん!お揃いだねぇ」
にこにこ、にこにこ。
僕は帽子のみがピンクだ、でも彼女はピンクのワンピースに、そして以前僕の友達が彼女の誕生日プレゼントとして渡したピンクの朝顔のイヤリング。どうせなら僕が渡したもので、統一してもらいたかったけど、まぁ、仕方ないよね。
部屋の電気を消して、僕達は京楽家から出た。
車の運転をするのは僕で、彼女は助手席に座ってもらう。ここから少し遠いけど、彼女とのドライブはすごく楽しい。同じ景色だけど、彼女と喋るこの空間では退屈さとかは全くない、ただ楽しいという事だけ。
目的地に着くまで、僕達はいつも話をする。
沢山の事を話すんだけど、全く疲れないのが不思議だ。
コンビニに少し寄って、彼女の好きなものを買おうとした時に、彼女が何を買うんですかと覗き込んできた。わぁ、と声を出した彼女のカゴの中を見ると逆で、僕の好きなものばかり。お互い、分かりあっているなぁと思った
目的地について、僕たちは車から降りた。
公園なんだけど、すごくここの花が綺麗との事で、見に来た。すごく人が多い訳ではないけど、まぁまぁの人たち。はぐれないためにね、というのは冗談で僕は彼女の手を握った
「綺麗ですねぇ」
「そうだねぇ」
僕よりも身長が低いこの子を横目で確認する。
優しい顔つきをして、前を向いて歩いている。
ふふ、ふふふ。可愛いなぁ。
「あ、」
「どうしたの?」
「....いいえ、なんでもないです」
「え〜なぁに、言ってよ名前ちゃん」
「....あそこのご夫婦の方々、」
「うん?」
そう言って、彼女はにこにこと仲良く話している前方を歩いているご夫婦の話をした。肩を寄せて、花を見て、いいですねぇて。
「ほんとだねぇ」
「....春水さん、これからもよろしくお願いしますね」
「ええ、どうしたの?....勿論、これからもよろしくね名前ちゃん」
「勿論です、....ふふっ」
どうやら、彼女の中で凄く嬉しい事があったみたい。それを直接言ってくれないけど、でも、なんとなく分かったよ。僕。ふふふ、嬉しいねぇ名前ちゃん