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王泥喜法介

「[#dn=2#]さん!今からご飯にでも...」
「えっと...今日は心音ちゃんと...」


「[#dn=2#]さん、この後って...」
「ま、まだ仕事が残っているので終わらせてから帰ります!」


ここ数日、[#dn=2#]さんから思いっきり避けられている。みぬきちゃんから何したんですかー?って詰められたけど思い当たる節がない。

ともかく、話をしようにもこうやって逃げられているためお手上げ状態である。

一連の流れを見ていたナルホドさんもニヤニヤしていた。

「若いっていいねぇ。」

しみじみと呟く姿はさながらオジさんである。

(そんなこと言ったら雑用を押し付けられるから黙ってるけど…)

「オドロキくんさぁ…失礼なこと考えてない?」

「そんなことないです!というか、知ってるならなんとかしてくださいよ!所長として!」

ナルホドさんはやれやれとため息をついて、ビシッと親指を突きつけてきた。

(この人に指を突きつけられるとなんか汗がダラダラ出てくるんだよな…)

「明日、適当な仕事を2人に任せるからよろしく。早く仲直りしてくること!先輩として!」

「えっ、えっ…ええええーーー!!」
(どうしろってんだよー!!)

心の中でしか文句を言えないことに情けなさを感じながらYESの返事をした。



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「…てなわけで今日はよろしくね、[#dn=2#]さん。」

上司命令など[#dn=2#]さんも断れるはずもなく目的地まで会話を試みる。

「よ、よろしくお願いします…」

数秒の沈黙。心無しか、話しかけた瞬間歩く速度が早くなった。

歩調を合わせてさりげなく隣に並んで横顔を覗き込む。
俯きがちな顔は赤く、緊張している様子だ。

(気まずいなんて言ってられないか。)
「[#dn=2#]さん、……俺が何かやってしまったら謝るよ。だから、その、話してくれないかな?」

先輩として、と言われた通りここは率先して話をするしかない。

「!…すみません、先輩が悪いわけではないんです。単に私の心の問題なんです。」

ガバッと上半身を倒して
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