日記

【ネタバレ今回も大丈夫!執筆裏話】第2.5章nについて

2024/05/22 13:28
いろいろ
 久々の執筆裏話ではないですか? なんだかんだと私生活が忙しく、更新も滞っていましたからねぇ……。今日は仕事もお休みで、諸々の仕事も少し落ち着いているので日記更新です。

さて2.5章はですね、この先の展開を示唆させるような内容を書きたくてアレコレ詰め込みました。
夢主の過去についてもサラッと触れたり、祖父母の存在、オドゥムの動き、赤色に対する嫌悪感がどの程度か、などなど。
まあ一番はイチャイチャさせたかったんですけどね(笑)
この2.5章で、この先書かなければならないことを決めていきました。「風呂敷広げたんだから最後まで書けよ」という、自分への脅しでもありますが。

 この2.5を書くことで、0.5刻みの中編が色々便利だなって思うようになったんです。
内容的には本編と繋がっていますが、全体のまとまりとしては長編の章とするほどの長さもなく。かといって短編の番外編とするには長い……。
ならばいっその事、中編という形で緊迫した本編から少し離れたり、先々の伏線を張るという役割を果たしたらどうか、と考え0.5で刻む手法を取ったわけです。長い長いお話なので緩急つける意味でもこの方法はよかったかな、と思います。
 そんな理由から物語が終盤に入ってからは、メインのお話の流れを切らないために中編は入れませんでした。

 さて、この2.5章での役割としては、前半は1章2章のまとめ的な感じです。本編では触れなかった、「いつから相手に惹かれていたか」という部分を書きました。
1章の裏話でも書きましたが、明美さんは「好きになろうとして」好きになった。(情もある)
ラスティーは「好きになろうとしたのではなく、色々な姿を目にするうちに少しずつ惹かれていって、気付いたら好きになってた」という違いを物語の中で書いたつもりです。ただ、それが上手く読者に伝わったのかなと心配はしていたので、2.5章で改めて言葉にしました。
「いつから好きでいてくれたの?」と、互いに問いかけるシーンですね。
そして、後半は3章以降の伏線をいくつか張ってます。特に3章で書こうと思っていたお話を意識して小ネタをぶち込みました。お読みいただいている方にはなんとなく分かりましたか?
ちなみに、私がこの中編で一番気に入ってるシーンは「赤井パンイチ」です(笑)(そこは伏線じゃないけどw)

 今回裏話を書くにあたって、2.5章を読み直したのですが今読むとなんと拙いことか……。
占ツクでの原稿に加筆修正を加えてフォレストにアップしていますが、そこからも時間が経ってさらに加筆修正したくなる。
このお話は永遠に完成しないような……💦

そんなわけで、2.5章の裏話はこれくらいです。
また3章でお会いしましょう!
See you!

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