本編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「零くん、それじゃあお姉さん行ってくるけどお利口さんできるかな?」
「うん。出来る!大丈夫だよ、心配しないで。」
「なにかあったらこの電話番号にかけてきてね。すぐ帰ってくるから!」
玄関までお見送りをしてくれる零くんに後ろ髪を引かれながら家を後にする。あれから朝ごはんと呼ぶには遅いご飯を食べたあと、零くんと買い物に行こうとして、ふと気が付いた。百歩譲ってお店まで私の服で行けるとしても靴がないことに。交通手段がタクシーや徒歩、公共交通機関しかない私が裸足の彼をいつまでも抱っこしておくのは無理があった。
考えて考えた挙句。やむなく彼をお留守番させることになった。服のサイズは大体寸法を測ったし不備はない。出来るだけ早く帰りたいのでタクシーでショッピングセンターへ向かった。
***
「子供服ってこんなに種類あるんだ…。」
ショッピングセンターに着きキッズ用品が売っているエリアに行くとデザイン性に富んだお洋服がたくさんおいてある。もしかしたらもう服の好みがあるかもしれないと無難なものを次々とカゴに入れていく。
短パンにパーカーやシャツ、Tシャツなんかも似合うだろう。お会計で気づいたけど案外子供服って値が張るみたいで驚いた。まあ、使いどころがなく溜まりに溜まっているから問題はないんだけど。服以外にも靴や下着、日用品などを買い集めていく。買い物が終わるころには持ち切れない程の荷物になってしまっていてカートに乗せて移動しなければいけない始末だった。
館内のコインロッカーを利用している間に今日の夕食の食材を買い集めなければいけない。カートを押しながら考えるもピンとくるメニューは浮かばない。子供が好きそうな食べ物…、ハンバーグとかかな?きっと子供の大半はハンバーグが好きなはずだ。一通り具材を買いそろえてタクシーを呼んだ。
「改めて見るとすごい量だな…これは零くんを連れて来なくて正解だったかもしれない。」
タクシーの運転手さんもあまりの量に面食らっていた。まあそりゃそうだよね…。ベルに治療の必要はないと伝えるため組織で使用している携帯を開いた。出血が酷かったから動揺していたが、傷自体は大した物ではなかったこととバーボンさんが治療は必要ないと言っている、ということにしておいた。ひどい傷だったが言い訳として これしか浮かばなかったし、現に彼の傷は綺麗さっぱり無くなったわけで治療の必要はない。それよりも幼児後退薬の存在も勘づかれてはいけない。ベルやジンさんに送るメールを作成するだけで車は家の前に到着してしまっていた。特にジンさんに送るメールは何度も見返し不備がないかを確認した。だって怖いんだもん、
「ただいま~!ごめんねえ一人にして…お留守番できた…かな?」
リビングに入るも零くんの姿は見えない。つけっぱなしのテレビに近づくとソファから小さな呼吸音が聞こえてきた。そちらを見やるとクッションに埋もれて寝てしまっている零くんを発見した。離すまいと小さなおててでクッションを握っている姿に破顔してしまう。今彼は私の知っているバーボンさんや安室さんではない。目の前にいるのは何もしない無垢で純粋な子供なのだ。気を許して夢の世界に出発している様子から、私が彼を守らなければ。という気持ちが強くなる。
幸せそうな表情で眠っているものだからご飯ができるまで寝かせてあげたいけど夜寝れなくなるかもしれないと朝のデジャヴだと思いながら零くんを揺すって起こす。
「零くーん。帰ったよ!一人でお留守番できてえらかったねえ!」
よしよしと頭を撫でると嬉しそうに笑う。
「…んぅ。なまえお姉さん。おかえりなさい。」
「うおっと!…セ、セーフ…。危なかった…。どうしたの?零くんすごく甘えんぼさんだね?」
屈んで撫でていたものだからいきなり抱き着かれて倒れそうになった。ギリギリで働いた反射神経でなんとか転ばずに済んだものの突然のことで乙女らしからぬ声をだしてしまった。……乙女っていう年齢でもないけど。
話をするなかで礼儀正しい子だったしこの短時間で環境に慣れ始めているように見えたけどやはり自分の置かれた状況に戸惑っているのだろうか。ぎゅっと抱きしめれば私の服を掴んでいる手に力が入った。
「大丈夫だよ。何があってもお姉さんが守るよ。すぐ元の生活に戻れるからね。」
記憶も後退してしまうという思わぬ副作用があったものの薬の持続期間は持って1,2か月の計算だし身体が戻れば記憶も戻る可能性は高いと踏んでいる。
「ねえ、ハンバーグは好き?」
「ハンバーグ…?…うん!だいすき!」
「そっかそっか。なんと今日の晩御飯はハンバーグなのです!あとセロリ料理も用意してみました!」
「ほんと!?ハンバーグすっごくたのしみ!せろり…?俺せろりは食べたことない。」
買い物中に鉱物のセロリを家庭菜園しているというバーボンさんとの会話を思い出しもしかしたら、と思い料理の品に加えてみたがこの頃のバーボンさんはまだセロリと出会ってなかったようだ。
「まだ出会ってなかったんだね。じゃあ今日はセロリを食べて一歩オトナに近づいてみよう!」
目を輝かせて何度も頷く零くんを見てこれは絶対失敗出来ないぞ、と自分に気合いを入れ直した。
野菜をまな板の上でトントンと一定のリズムを刻みながら切る。そのうち零くんの様子が気になりカウンターキッチン越しに視線を送ると購入した本を熱心に読んでいる。テレビをつけずに読んでいるものだから静かなリビングには料理をする音とページを捲る音しかない。相手が子供だからか不思議とこの静かな状況が嫌ではない。むしろ心地よいとすら感じる。本屋でレコメンドとして置かれた絵本を何気なしに買ってみたが大正解のようでよかった。
「………よし、あとは焼くだけ。」
下準備をすべて終わらせて一息ついた頃、小さくなった彼に声をかけようと近づくと子ども特有の寝息が聞こえてきた。途中まで開いている本は零くんの下敷きになってしまっていてベッド替わりに成り果てていた。起こさないようにゆっくりと体に腕を差し入れてそのままベッドの上に寝かす。さらりとこぼれる鈍い金色の髪は染めているのだと思っていたけど生まれつきのものだったみたいだ。近くにあったブランケットを広げかけると小さな体はすっぽりと収まってしまった。
「それにしても零くんってよく寝るんだな。」
じっと零くんの顔を見つめるも起きる気配はなかった。しばらく頭を撫でていたがいつまでもそうしているわけにもいかず、購入してきた服や日用品の荷解きを始めることにした。
手を動かすとこれからのことをどうするべきか考えることが出来た。
まずは零くんをこれからどうするべきか。頻繁に組織の仕事をしないにしろ、はやりどうしても家を空けてしまうことだってある。それにみたところ小学生くらいの年齢のようだし、学校に通わせるべきだと思う。でも学校に編入するには戸籍や身分を証明するものや保護者の有無も問われる。私一人にそれをどうこうできる力はないし、組織の手は借りられない。
「…まって、いるじゃん。もう既に。」
脳裏に哀ちゃんやコナンくんの顔が浮かんだ。そうだ、コナンくんだってもとは高校生だったし、哀ちゃんもシェリーだった頃は私の年齢に近かった。そんな彼らが今現在小学生として過ごしているのだ。きっと手続きのアドバイスをもらえるかもしれない。幼児後退化薬の存在も知っていて情報が漏れる新たなリスクも少ないし、記憶がない零くんのフォローだってしてくれるはずだ。
***
ご飯が炊けたと炊飯器が鳴った。未だ夢の中の零くんを起こして食卓にご飯を並べた。この家に住み始めてから初めてこんな豪華な食事が並んだ気がする。目の前の零くんはすっかり目を覚まして、眼前のハンバーグをおいしいと目を輝かせながら口の中に詰めている。さながらリスのような顔をしている零くんを見ていると視線に気づいたのか首をかしげながらどうしたのかと聞いてきた。
「…零くん急にお父さんやお母さんと離ればなれになったワケでしょ?寂しくないわけないよね、って。」
「そうだね。ちょっと寂しいかな。でもね…俺にはお姉さんがいるし、新しい生活にちょっとドキドキしてるんだ。」
返ってくるとは思ってなかった言葉に少し面食らってしまった。いくらしっかりしている子だとはいえ、知っている人が全くいない状況でこんな前向きなことが言葉がでてくるなんて。
「零くんは偉いね。寂しい時は寂しいって言えばいいんだからね。あ!あとね零くんがよければ会わせたい子がいるんだ。きっと友達になれると思うんだけど。」
「うん!ぜひ会ってみたいな!」
「よかった。じゃあ連絡してみるね。あ、それとね、私聞いてなかったと思うんだけど、零くんっていくつなのかな?」
「むっつだよ!」
「じゃあ小学一年生かな…?ってことはコナンくんや哀ちゃんと同い年だね。」
「コナンくん、…哀ちゃん?」
「ああ、うん。言ってなかったね、さっき会わせたいって言った子達なんだけど。きっと零くんと同い年だと思うよ」
コクコと頷きながらも零くんの食べる手は止まらない。どうやらセロリ料理がおいしいのかったのか、先ほどからそれしか手を付けてない気がする。
セロリって独特の味がしてほとんどの子供は苦手ってイメージがあったけど彼は筋金入りのセロリ好きだったらしい。
また作るよ、と言えば嬉しかったのかしばらく足をバタバタさせながら喜んでいた。…これから日本で一番セロリを消費する家庭になりそう。
「うん。出来る!大丈夫だよ、心配しないで。」
「なにかあったらこの電話番号にかけてきてね。すぐ帰ってくるから!」
玄関までお見送りをしてくれる零くんに後ろ髪を引かれながら家を後にする。あれから朝ごはんと呼ぶには遅いご飯を食べたあと、零くんと買い物に行こうとして、ふと気が付いた。百歩譲ってお店まで私の服で行けるとしても靴がないことに。交通手段がタクシーや徒歩、公共交通機関しかない私が裸足の彼をいつまでも抱っこしておくのは無理があった。
考えて考えた挙句。やむなく彼をお留守番させることになった。服のサイズは大体寸法を測ったし不備はない。出来るだけ早く帰りたいのでタクシーでショッピングセンターへ向かった。
***
「子供服ってこんなに種類あるんだ…。」
ショッピングセンターに着きキッズ用品が売っているエリアに行くとデザイン性に富んだお洋服がたくさんおいてある。もしかしたらもう服の好みがあるかもしれないと無難なものを次々とカゴに入れていく。
短パンにパーカーやシャツ、Tシャツなんかも似合うだろう。お会計で気づいたけど案外子供服って値が張るみたいで驚いた。まあ、使いどころがなく溜まりに溜まっているから問題はないんだけど。服以外にも靴や下着、日用品などを買い集めていく。買い物が終わるころには持ち切れない程の荷物になってしまっていてカートに乗せて移動しなければいけない始末だった。
館内のコインロッカーを利用している間に今日の夕食の食材を買い集めなければいけない。カートを押しながら考えるもピンとくるメニューは浮かばない。子供が好きそうな食べ物…、ハンバーグとかかな?きっと子供の大半はハンバーグが好きなはずだ。一通り具材を買いそろえてタクシーを呼んだ。
「改めて見るとすごい量だな…これは零くんを連れて来なくて正解だったかもしれない。」
タクシーの運転手さんもあまりの量に面食らっていた。まあそりゃそうだよね…。ベルに治療の必要はないと伝えるため組織で使用している携帯を開いた。出血が酷かったから動揺していたが、傷自体は大した物ではなかったこととバーボンさんが治療は必要ないと言っている、ということにしておいた。ひどい傷だったが言い訳として これしか浮かばなかったし、現に彼の傷は綺麗さっぱり無くなったわけで治療の必要はない。それよりも幼児後退薬の存在も勘づかれてはいけない。ベルやジンさんに送るメールを作成するだけで車は家の前に到着してしまっていた。特にジンさんに送るメールは何度も見返し不備がないかを確認した。だって怖いんだもん、
「ただいま~!ごめんねえ一人にして…お留守番できた…かな?」
リビングに入るも零くんの姿は見えない。つけっぱなしのテレビに近づくとソファから小さな呼吸音が聞こえてきた。そちらを見やるとクッションに埋もれて寝てしまっている零くんを発見した。離すまいと小さなおててでクッションを握っている姿に破顔してしまう。今彼は私の知っているバーボンさんや安室さんではない。目の前にいるのは何もしない無垢で純粋な子供なのだ。気を許して夢の世界に出発している様子から、私が彼を守らなければ。という気持ちが強くなる。
幸せそうな表情で眠っているものだからご飯ができるまで寝かせてあげたいけど夜寝れなくなるかもしれないと朝のデジャヴだと思いながら零くんを揺すって起こす。
「零くーん。帰ったよ!一人でお留守番できてえらかったねえ!」
よしよしと頭を撫でると嬉しそうに笑う。
「…んぅ。なまえお姉さん。おかえりなさい。」
「うおっと!…セ、セーフ…。危なかった…。どうしたの?零くんすごく甘えんぼさんだね?」
屈んで撫でていたものだからいきなり抱き着かれて倒れそうになった。ギリギリで働いた反射神経でなんとか転ばずに済んだものの突然のことで乙女らしからぬ声をだしてしまった。……乙女っていう年齢でもないけど。
話をするなかで礼儀正しい子だったしこの短時間で環境に慣れ始めているように見えたけどやはり自分の置かれた状況に戸惑っているのだろうか。ぎゅっと抱きしめれば私の服を掴んでいる手に力が入った。
「大丈夫だよ。何があってもお姉さんが守るよ。すぐ元の生活に戻れるからね。」
記憶も後退してしまうという思わぬ副作用があったものの薬の持続期間は持って1,2か月の計算だし身体が戻れば記憶も戻る可能性は高いと踏んでいる。
「ねえ、ハンバーグは好き?」
「ハンバーグ…?…うん!だいすき!」
「そっかそっか。なんと今日の晩御飯はハンバーグなのです!あとセロリ料理も用意してみました!」
「ほんと!?ハンバーグすっごくたのしみ!せろり…?俺せろりは食べたことない。」
買い物中に鉱物のセロリを家庭菜園しているというバーボンさんとの会話を思い出しもしかしたら、と思い料理の品に加えてみたがこの頃のバーボンさんはまだセロリと出会ってなかったようだ。
「まだ出会ってなかったんだね。じゃあ今日はセロリを食べて一歩オトナに近づいてみよう!」
目を輝かせて何度も頷く零くんを見てこれは絶対失敗出来ないぞ、と自分に気合いを入れ直した。
野菜をまな板の上でトントンと一定のリズムを刻みながら切る。そのうち零くんの様子が気になりカウンターキッチン越しに視線を送ると購入した本を熱心に読んでいる。テレビをつけずに読んでいるものだから静かなリビングには料理をする音とページを捲る音しかない。相手が子供だからか不思議とこの静かな状況が嫌ではない。むしろ心地よいとすら感じる。本屋でレコメンドとして置かれた絵本を何気なしに買ってみたが大正解のようでよかった。
「………よし、あとは焼くだけ。」
下準備をすべて終わらせて一息ついた頃、小さくなった彼に声をかけようと近づくと子ども特有の寝息が聞こえてきた。途中まで開いている本は零くんの下敷きになってしまっていてベッド替わりに成り果てていた。起こさないようにゆっくりと体に腕を差し入れてそのままベッドの上に寝かす。さらりとこぼれる鈍い金色の髪は染めているのだと思っていたけど生まれつきのものだったみたいだ。近くにあったブランケットを広げかけると小さな体はすっぽりと収まってしまった。
「それにしても零くんってよく寝るんだな。」
じっと零くんの顔を見つめるも起きる気配はなかった。しばらく頭を撫でていたがいつまでもそうしているわけにもいかず、購入してきた服や日用品の荷解きを始めることにした。
手を動かすとこれからのことをどうするべきか考えることが出来た。
まずは零くんをこれからどうするべきか。頻繁に組織の仕事をしないにしろ、はやりどうしても家を空けてしまうことだってある。それにみたところ小学生くらいの年齢のようだし、学校に通わせるべきだと思う。でも学校に編入するには戸籍や身分を証明するものや保護者の有無も問われる。私一人にそれをどうこうできる力はないし、組織の手は借りられない。
「…まって、いるじゃん。もう既に。」
脳裏に哀ちゃんやコナンくんの顔が浮かんだ。そうだ、コナンくんだってもとは高校生だったし、哀ちゃんもシェリーだった頃は私の年齢に近かった。そんな彼らが今現在小学生として過ごしているのだ。きっと手続きのアドバイスをもらえるかもしれない。幼児後退化薬の存在も知っていて情報が漏れる新たなリスクも少ないし、記憶がない零くんのフォローだってしてくれるはずだ。
***
ご飯が炊けたと炊飯器が鳴った。未だ夢の中の零くんを起こして食卓にご飯を並べた。この家に住み始めてから初めてこんな豪華な食事が並んだ気がする。目の前の零くんはすっかり目を覚まして、眼前のハンバーグをおいしいと目を輝かせながら口の中に詰めている。さながらリスのような顔をしている零くんを見ていると視線に気づいたのか首をかしげながらどうしたのかと聞いてきた。
「…零くん急にお父さんやお母さんと離ればなれになったワケでしょ?寂しくないわけないよね、って。」
「そうだね。ちょっと寂しいかな。でもね…俺にはお姉さんがいるし、新しい生活にちょっとドキドキしてるんだ。」
返ってくるとは思ってなかった言葉に少し面食らってしまった。いくらしっかりしている子だとはいえ、知っている人が全くいない状況でこんな前向きなことが言葉がでてくるなんて。
「零くんは偉いね。寂しい時は寂しいって言えばいいんだからね。あ!あとね零くんがよければ会わせたい子がいるんだ。きっと友達になれると思うんだけど。」
「うん!ぜひ会ってみたいな!」
「よかった。じゃあ連絡してみるね。あ、それとね、私聞いてなかったと思うんだけど、零くんっていくつなのかな?」
「むっつだよ!」
「じゃあ小学一年生かな…?ってことはコナンくんや哀ちゃんと同い年だね。」
「コナンくん、…哀ちゃん?」
「ああ、うん。言ってなかったね、さっき会わせたいって言った子達なんだけど。きっと零くんと同い年だと思うよ」
コクコと頷きながらも零くんの食べる手は止まらない。どうやらセロリ料理がおいしいのかったのか、先ほどからそれしか手を付けてない気がする。
セロリって独特の味がしてほとんどの子供は苦手ってイメージがあったけど彼は筋金入りのセロリ好きだったらしい。
また作るよ、と言えば嬉しかったのかしばらく足をバタバタさせながら喜んでいた。…これから日本で一番セロリを消費する家庭になりそう。