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『勘違いから始まる恋』第四章『それぞれの想い』

第068話

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「隼人……嘘……」

 自分の目が信じられず、優子はパフォーマンスを忘れてしまったかのように立ち止まる。

 それは“大声ダイヤモンド”が終わり、それまでメインステージ中心だったセットリストから、メンバーが花道から各ステージまで飛び出しパフォーマンスする楽曲“Everyday、カチューシャ”が始まったときのこと。
メインステージの前にはサイリウムに埋め尽くされたアリーナと、それを貫き各ステージへと繋ぐ花道があり、曲が始まると高橋 みなみを先頭に前田 敦子や峯岸 みなみ、篠田 麻里子、小嶋 陽菜、柏木 由紀、渡辺 麻友、宮澤 佐江、そして優子などAKBを代表する主要メンバーたちが、そこを通りサブステージへと駆けだして行く。

『地上に瞬く星みたい』

 優子はアリーナを埋め尽くすサイリウムの光が、まるで星のように綺麗だと感じ見ていた。
アリーナを、そしてこの会場を埋め尽くす光の数だけファンがそこに居て、自分たちのパフォーマンスを観に来てくれている。
そう思うと、アイドルに、AKB48に入って良かったと改めて感じると共に、会場にいるファンへ最高のパフォーマンスを見せたいと思う。
優子はアリーナに居るファンへ手を振り歌いながら、前を行くみなみの背中を追いかけるように円形ステージを通り越しサブステージへと駆けていく。

<太陽が、昨日より、眩しく照りつけ始めたら♪>

 サブステージへ着くと、それまで居たメインステージからは遠く見えなかった2階席の全容と、時折照らされる照明でファンの顔が見え優子は手を振った。
客席に居たファンたちも、優子らメンバーがほんの10m程の距離に近づいて来たことで、テンションは最高潮になり歓声は一際大きくサイリウムを振る手にも力が入っていた。

<真っ白な、Tシャツに♬ 今すぐ着替えて、君を誘いたい♪>

 軽やかにパフォーマンスをしながら優子は何度か2階席を見ている。
その理由はコンサート2日目の今日、映画の共演で知りあってからの友人“渡辺 杏”と、その友達が来ることになっていたのだ。
杏から聞くところによると、彼女の友達は大のAKBファンで“一度でいいから良い席でコンサートを観たい”とたっての希望があったらしく、杏にお願いされた優子は関係者席のチケットを学に頼み手配してもらったのだ。
コンサート後には杏も一緒ということで特別に楽屋を訪れ、その後は夕飯を食べに行く予定になっていたなと思い出していた。

『たかみなたちも杏に会いたいって言ってたしね』

 コンサートに隼人が来られなくなった今、優子は持ち前のポジティブさで気持ちを切替え、杏との久々の再会を楽しみにしていた。

『杏たち何処にいるんだろう?』

 場所は3日目に隼人が来るはずだった席よりもステージに近かったと記憶していた優子は、佐江に一昨日教えて貰った隼人の席から順番にステージ側へと視線を移すと彼の席にサイリウムを振る人影が見えた。

『隼人!? あっ……』

 人影が隼人に一瞬見えドキリとするが、当然の如く彼である訳はなく、知らない男性がそこに居てサイリウムを振っていた。

『隼人に……会いたい』

 毎日電話やメールで連絡を取り合っていて完全に離れ離れになっている訳ではないが、それでも仕事の都合で隼人がコンサートに来られなくなったという事実が、たった2日会っていないだけだというのに彼への想いを余計に募らせていた。
胸を締め付ける切なさも今の優子には心地よかった。

 そんなことを考えながら視線を移していくと、程なくし杏の姿を発見する。
背が高くスラッとしたスタイルとエキゾチックな顔立ちは客席に居ても一目で分かる程目立ち、久々に見る友人の姿に優子の顔は綻んだ。

『いたいた、ん?』

 楽しそうにサイリウムを振る杏の隣に何故かポッカリと光のない空間を見つける。
誰か居るのだが周囲と異なりサイリウムを振られていないその席だけが異様に目立っていた。
公演やコンサートであれば普通の光景で、普段であれば気にも留めもしないのだが、何故かそのときの優子は惹き付けられるように目がそこにいき、次の瞬間釘付けとなった。

<心の隣で、同じ景色見ながら……> 

 優子は自分の目の前の光景が信じられず歌うことは疎か、パフォーマンスさえ忘れたように、その場に立ち止まっていた。

「隼人……嘘……」

 見間違いかと思いもしたが、薄暗い会場でも朝見たばかりの写メと同じ服装を見紛うことはなかったし、俯き加減で影を落とした表情もステージの照明に照らされると、優子のそれは確信へと変わり思わず呟いていた。
立ち尽くす優子の先、杏の隣に居たのは“隼人”だった。
恋い焦がれていた恋人の姿がそこにあったが、この状況を素直に受け入れるどころか訳が分からず立ち尽くし隼人の姿を見つめる優子。

 そんな優子の視線に気付いたのは、彼の隣にいた杏で隼人に何か話しかけるのが見えた。
すると杏の言葉に反応した隼人が顔を上げると、惹かれ合うように2人の視線は吸い寄せられ見つめ合う。
その瞬間、それまで聞こえていた全ての音が静まり、見つめ合う優子と隼人を残し会場は2人だけになったかのような感覚に陥る。

『週末は仕事って……だから、明日もコンサート来れないって……どうして?』

 眉尻を下げ隼人を見つめる優子の表情は、ショックで混乱する彼女の気持ちを映し出すかのように、戸惑いとも悲しみとも怒りともとれない複雑なものであった。

『違うよね。 何か理由わけがあるんだよね?』

 “杏と一緒に居る”こと“週末は仕事だと嘘を吐いた”こと、どれも理由(わけ)があるのだと、彼を信じたいと思う気持ちだけを頼りに、必死に自分を納得させようとする優子。
だが隼人から答えが返ってくる訳もなく、次第に優子の内で猜疑心は大きく膨らんでいく。
どの恋人よりも信頼した相手だからこそショックは大きく、コンサート中であるにも関わらず冷静でいられなくなっていた優子は、いつの間にか自分が歌うはずのパートを飛ばしてしまっていた。

 しかし、優子の気持ちとは裏腹に見つめ合っていた隼人の瞳に、何か“揺らぎ”のようなものを感じると次の瞬間、見つめ合っていた視線を逸らされてしまう。

『信じてたのに……』

 隼人のその行為は、嘗て交際していたウエンツ 瑛士に裏切られ捨てられたときのことを思い出させ“また裏切られる”そんな気持ちが優子の心を掻き乱し一歩たじろがせた。

トンッ

「ちょっと優子! 本番中だよ何してるの」

 優子が後ろへたじろいだ拍子に誰かにぶつかり耳元で囁かれる。
囁かれたと言っても、大音量の音楽が流れるコンサート中の会場で出される声はそれなりに大きく、突然のこともあり優子はビクッと身体を強ばらせ後ろを振り返った。

「た、たかみな……」

 振り返ると、そこにはこちらではなく客席に笑顔を向けるみなみがいて、その奥では佐江が此方を心配そうにしているのが見えた。
みなみはマイクを持った手でファンへ手を振りながら、もう片方の手で優子の腰へ回すと身体を正面側の客席へと強引に向けさせた。
ファンから見ればその一連の動作は、歌のパートのない2人が身体を密着させながら仲良く手を振る姿に見えた。

「優子! 前向いて手振って笑う! 撮影されてるんだから」

「う、うん」

 だが、みなみは表情こそ笑顔だったが声色は明らかに怒っていて、優子はその声にハッとすると促されるまま笑顔を作り客席に手を振った。

 みなみの言う通り、このコンサートの様子は後に発売されるLive DVDやAKB48ドキュメンタリー映画の素材用映像として撮影されていて、今も自分の周囲に数台のカメラが向けられていた。
しかし、何よりみなみが怒っているのはコンサート中に、それも自分のパート部分を飛ばした優子のコンサートに対する意識の部分にあった。

 それは優子自身も芸能界に身を置く者として痛感し、瑛士のときは上手く振る舞えていたはずなのだ。
それが今の自分はどうだ、隼人のこととなると頭を切替えるどころか、今も自分がちゃんと笑えているのか自信はなく、気付くと彼の居る客席に目が行ってしまいそうになるのを優子は必死に堪えていた。

<カチューシャ 外しながら、長い髪をほどくように♪>

 そうこうしていても時間は止まることを知らずコンサートは進行し、他のメンバーは歌に合わせ目まぐるしく立ち位置を変えていく。
だが、そこは秋元 康も認める“器用さ”で心が乱れていても我に返れば、覚えたリズムやポジション取りなど自分のやるべきことは身体が全て覚えていて、周囲に合わせ優子はみなみと前後のポジションを入れ替えながら、端から見れば何事もなかったようにパフォーマンスを続けていた。

 それでも心は内は依然として隼人のことで一杯で気を緩めると、何故この場に杏と居て、自分に仕事だと嘘を吐いたのかと気になって仕方がなかった。
だが、これ以上この場で考えていたとしても解決できないばかりか、みなみに注意されたように自分のせいで、コンサートに悪い影響を与えたり、佐江に心配を掛けたくなどなく、今はコンサートに集中しなければと気を引き締め直した。

<いつのまにか大人になって、僕の手には届かないくらい、もっと 好きになるよ♬>

 極力、客席を意識しないようにしているとどうしてもステージに目が行きがちになり、みなみの後ろ姿が視界に入る。
みなみを後ろから見ていると、パフォーマンス中でも頻りに周囲のメンバーに気を配っているのが分かる。
実質AKBグループを束ねている存在と言えるみなみ。
今回の自分のこともそう、いつだってみなみはメンバーのことを考え動いていて、つくづくその小さな身体の何処にそんなパワーがあるんだと感心せざる得ない優子。

 実際のところ優子とみなみの身長など4cm程しか差がないのだが、優子はその4cm高いことをいいことに普段はみなみのことを“チビみな”などと呼びからかったりしていた。
しかし、優子も含めメンバーは誰もが、みなみがAKBのために身を粉にして努力しているのを知っている。
だからこそ、みなみの言葉を誰もが真摯に受け止め慕われていた。
それは秋元も『AKBとは高橋 みなみのことである』と言って認めていた。

 優子はふと以前聞いた話を思い出す。
それは、みなみがAKBの活動に集中するため、中途半端な気持ちではいられないと恋人や友人のアドレスを携帯電話から全て消したというのだ。
それは、みなみのAKB48に対する決意や想いの強さを表われなのだろうが、自分はそこまで出来るとは思えなかった。

『私にはそこまで出来ない……』

<君が好きだ、言葉にできないよ♪ 君が好きだ、僕のこの気持ち、君が好きだ♩ 小麦色に灼けるように……♪>

 歌が終盤に差し掛かり、それまで散らばっていたメンバーたちがメインステージへと戻り始める。
優子も敦子や麻里子などと共に周囲の流れに乗って走るが、途中やはり隼人が気になったのか振り返り2階席に目を向けた。

『隼人……』

 既に遠くになり過ぎてしまい客席にいる隼人の姿を確認することができなかった優子は、僅かに表情を曇らせメインステージに戻っていった。

 その様子を後ろから追い掛けていたみなみは、優子が振り返ったのと同じ場所までくると自分も同じように振り返った。
振り返ったことを隠すように小さく飛びはね片足を後ろへちょこんと上げ、可愛らしさをアピールするフリをしながら優子が見ていた客席を一目見る。
だが、視線の先にサイリウムの光が瞬くばかりで、みなみが気になるような所は見つからず、そのままステージへと駆け戻った。

<恋はきっと、いつか気づくものさ♫ Everyday, Everyday, Everyday♪ カチューシャガール♫>

 続々とメインステージに戻ってきたメンバー一同は歌のパートが終わると、笑顔で両手を上げ音楽が終わるのを待っていた。
タイミングを合わせるようにみなみが最後にステージに戻ると曲が終わり、会場全体包むように歓声が上がる。

「皆さん、こんばんはー!」

 歓声が止んだタイミングで佐江がそこまでいうと、ステージ上のメンバーは一斉に頭を下げながら挨拶をする。

「「「「「AKB48です!」」」」」

 彼女たちの挨拶に再び会場中から歓声が上がり、続いてオープニングトークが始まる。
佐江が進行役となりオープニングの“上からマリコ”で見せた麻里子のフライングや、新しい座席枠“死角席”“音席”の話を交えながら話は笑い混じりに進んでゆく。

 そんな中、優子は最前列の選抜組に交じって笑っていたが、いつもの明るさはそこにはなかった。
いつもはムードメーカー的存在の優子だったが、今日は相槌を打つ程度でトークへも積極的に参加するようなこともなく、時折客席を気にする素振りを見せていた。
その姿を同じく最前列で敦子を挟み逆側に居るみなみが、見ていたことなど優子は気付いていなかった。

<雨の動物園、わざと選んだのよ♫ 誰もいないデートコース♪ なんて、贅沢な、2人だけのために、オープン♬>

 オープニングトークが終わり、円形ステージがライトに照らされる。
そこには可愛らしい動物を模した衣装を身に纏ったメンバーが現われ、次の曲を歌い始めた。

 すると、それまで明るかったメインステージは暗転し、そこに居たメンバーは次の登場に備えるため、次々と舞台裏へと降りていった。
舞台裏へと続く階段を、それまでの緊張から解放されたように、はしゃぎながら降りるメンバーたち。
それでも舞台裏に戻れば次の準備が待っていることを理解しているメンバーたちの足取りは速い。

 そんな中、優子は他のメンバーたちに交ざり階段を降りていたが、その表情ははしゃぐ周囲とは違い物憂げに俯いていた。
アップにされた髪のせいで表情は隠しようがなかったが、周囲のメンバーたちは自分の参加する楽曲の準備や最終確認などに意識がいきそれどころではなかった。

「優子……」

 階段を降りていると、後ろから声をかけられ肩に誰かが触れてきた。

「佐江……」

 振り返るとそこには優子の肩に手を置き、心配そうに見つめる佐江の顔があった。

 コンサートが始まり、それまで普通にパフォーマンスしていた優子が、サブステージでの一件からどうも様子がおかしいことを気にしていた佐江。
愛憎入り交じった複雑な表情でしきりに客席を気にする優子の様子は、普段から公演やコンサートを大事にしている彼女とは思えぬ状態だった。
その状態を佐江はずっと気にしていたが、ステージ上では優子の隣にみなみが居たり、佐江自身もMCを担当していて声を掛けるチャンスがなかった。
この後も、舞台裏に戻れば自分と柏木 由紀とのシャッフルユニットによる“炎上路線”のための準備で大忙しだったが、それでも心友の普段では有り得ない状態を見て見ぬふりなど出来る訳もなく声を掛けていた。

「どうしちゃったの?」

 優子は佐江の言葉に、階段を降りそれまで舞台裏の楽屋に向かっていた足を止め俯く。
佐江も足を止め優子の様子を窺うように顔を覗き込んだ。

「優子! ちょっといい?」

 そんな2人に割って入るように顔を顰めたみなみが近づいて来て、優子の腕を掴む。

「ちょっ、たかみな!?」

「佐江も見てたでしょ? 本番中の優子の様子」

「見てたけど……」

 突然のことに驚いた佐江はみなみを止めるように口を開いたが、逆に本番中の彼女の様子を聞かれると閉口した。
それを聞くために自分も優子に声を掛けたのだから。

「ごめん、たかみな……何でもないの、それにもう平気だから」

 そう言って優子はみなみに掴まれた腕を振り払うこともなく頭を下げた。
顔を上げた優子の表情は真剣そのものだったが、何か含みがあることはみなみも隣で見ていた佐江も気付いていた。

「しっかりしてよ……佐江ちゃんも次があるんだから、遅くならないでね」

 だが、それ以上聞かないで欲しいという意志を感じたみなみは、話を切り上げ佐江にも一声掛けると楽屋に入って行った。

 “遅くならないで”その言葉に佐江はみなみの優子への気遣いを感じた。
自分には言えないことも、佐江になら吐露できることをみなみは知っているからこその言葉だった。

「何があったの?」

 佐江はみなみの気遣いに感謝しながら、優子に優しい口調で聞いた。

「……居たの」

「居た? 誰が?」

 “居た”俯いたままそう言う優子だったが、佐江には全く分からず首を捻る。

「隼人が……来られないって言ってたのに……」

「へ、へぇ……でも良かったじゃん来てくれたんだ」

 佐江は優子の口から“隼人”という名前がでたことに驚くよりも平静を保つ方に意識を集中してしまい、彼女が言っていた“重要な部分”に気付かず答えていた。
優子にとって相応しい相手と思えないでいたが幸せそうな彼女を見ていると、それを口にすることなど佐江にはできず、今も優子に良かれと思い言葉を口にしていた。
だが、その言葉が仇となる。

「……何で杏と一緒に居るの?」

 顔を上げた優子の表情は今にも瞳から涙が零れ落ちそうで、佐江はその表情にハッとした。

 『実はね、2日目に“杏”が彼女の友達と一緒に来ることになっているの』優子がリハーサルの時そう言っていたことが脳裏に甦る。
接点があるように思えない2人が一緒に居ること、優子との約束を何故反故したのかなど、優子同様に佐江も疑問に思う。
だが、それも優子が明快な答えを出せなかったように、佐江もまた答えを出すことなどできないでいた。

「な、何か事情があるんだよ……今はコンサートに集中しよ?」

 そう優しく優子に言ったものの、元気づけるどころかコンサートに集中しろなどと、優子の気持ちを無視するようなことしか言えない自分に腹が立った佐江は拳を握り締めた。

「うん、そうだね……佐江、ごめんね。 準備とかあるのに……」

 優子は佐江の言葉に、自分のせいでコンサートに影響を出していることを改めて思い知り俯く。

「優子、あの「大丈夫、もう平気! 私も準備しなきゃ」……」

 佐江は逆効果になってしまった自分の言葉の弁明をするように俯く優子に声を掛けようとしたが、優子は顔を上げ佐江の言葉を遮りニコリとすると背中を向けられてしまう。

「さ~て、私も頑張るぞ!」

 そう言って腕を上げ伸びをしながら優子は楽屋へと歩き出した。

「ほら、佐江も準備あるんだから行こ?」

 振り返り声を掛けてくる優子は表情こそ笑顔だったが、佐江には前を歩く背中が泣いているように見えた。

「うん……」

 前を行く優子に追いつきながら、佐江は気丈に振る舞う心友の力になれない無力さを痛感していた。
そして、心友をここまで苦しめる隼人に憎しみさえ感じていた。

『私は貴方を絶対認めない』


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