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パート1

「村山さんは、実家暮らしなんですね」

「はい、1人暮らしより、全然楽ですので、
あっ、今、お茶入れますね」

「あ、お願いします」
「はーい♪」
私は、お茶を取りに、部屋を出た。




私は冷たいお茶を持って、トントンとノックをした。
「入りますねー」
といい、ドアを開けると、岡田さんは私が久しぶりに見た、保育園児の時のアルバムを開いていた。

「この写真は、村山さんの保育園児の時の
写真ですか?」

岡田さんは、一つの写真を指差して、言った
その、写真は私と、違う街に引っ越した、
女の子がそれぞれピースしている、写真だった。

「はい、そうですね」
「じゃあ、こっちが、村山さんだ!」
「はい、当たりですよ」

「やったー!」
私を当てた、岡田さんはニコニコの笑顔だった。

「よく、わかりましたね、なぜわかったんですか?」

「なんか、直感ですね、これだってビビッと来まして」

「そうですか」

「あのー、こちらはどなたで?」
私の隣にいた女の子を指差して
聞いてきた。

「こっちは、いつも、よく遊んでいた、友達です。私のことをゆうちゃんと呼んでいました」

「『ゆいり』で、ゆうちゃんか。いいなぁー、私も、ゆうちゃんって呼んでみたいです」
岡田さんは唇をとんがらせて、言った。

これは、いいよと言わなければ、いけないやつ!

「もちろん、いいですよ」

「ありがとうございます♪
じゃあ、私のことはなぁちゃんって呼んでもらってもいいですか?」

「いいですけど…」

「なんか、昔、なぁちゃんと呼ばれた記憶が
微かにあって、」

「そうですか」






それ以来、ゆうちゃん、なぁちゃんの関係になった。
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